解放の灯火
人間、エルフ、獣人、天翼人の四種族が共に生きている”ハルメニア大陸”では種族間の完全な和解への道は未だ発展途上であり各国や領内で問題とされていた。特に力なき”エルフ”に対する奴隷商売は人間が治める国「エラシア王国」と「ゾラネク帝国」の二国では深刻化と衝突の原因になっていた。エルフ搾取を積極的に行っているゾラネク帝国は”人間”という種の発展と自国の勢力拡大を図っておりエルフの国「エルフェイド」への侵略行為も目立ちつつあった。対するエラシア王国は治めるハロル王の信念に基づきエルフ解放運動が盛んに行われていた。各領土へ解放軍を設立し奴隷として捕らえられたエルフの救出や心身のケアから保護まで異種族である彼らと共に手を取り合い”調和”の世を目指すという国のあり方を掲げていた。人間が治める国は大陸内にもう一つあり二国の国の在り方やしがらみから脱したい人々が新しく建国した「エルピスタ共和国」も存在する。エルピスタは発展途上で領土こそ狭いものの、ゾラネク帝国の人間とエラシア王国の人それぞれが手を取り合い”自由”を目指して新たな国の在り方を目指して芽生え、育ちつつあった。
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