48 / 345
お外ご飯 2
しおりを挟む
ママ視点
「きらきらー!!」
「ふふ、良かったわね」
キッズセットに付いていたおまけのおもちゃ。
柚が選んだのは安っぽいティアラとハートの杖。
「おもちゃそんなに好きなら帰りにおもちゃ屋でも寄ろうか」
「あたらしいおもちゃ!?」
「うん。柚ぬいぐるみと人形セットしか持ってないでしょ?」
「いくー!!」
オムライスもカレーライスもハンバーグも食べてお腹も膨れて元気いっぱいになったみたい。
「ままいこー!!」
「まだママ食べてないわよ」
「むぅ…」
隣からじーっと見られた。
早く食べろ、ってことかしら。
「柚、まだポテトあるよ?」
「ぽてとー?」
「柚の好きなおいもだよ」
ちゃんとソファー(の上に置いた子供用の補助椅子)に座り、手づかみでフライドポテトを食べ始めた。
おいもは好きなのよね…。
「ファミレスって初めて来たけど…思ってたよりメニューも豊富なんだね。よくこの値段でこの味が出せるよ…尊敬する」
「食事は家でするものだったものね」
「柚の好きそうなデザートもたくさんあ「おいしいの!?」…反応素早いね」
柚の前にデザートのメニューを広げてあげた。
「わぁ…きらきらいっぱい…」
「全部柚の好きな甘いのよ。こっちは冷たいけれど…どうする?」
「うー…たべる!!」
いつもより沢山食べるのね。
「パフェにする?それともアイス?パンケーキかな?」
「うにゅぅ…たべたいのいっぱいある…」
「またママとパパのから貰う?それなら3つ食べられるわよ」
「みっちゅ…」
うんうん唸りながらメニューとにらめっこしていた。
「…いちごの…とちょこの…と…えっとね…これたべたい」
「抹茶?」
「柚…食べたことないよね?大丈夫?」
「たべてみたいの…」
ちなみに全部パフェだったわ。
見た目も綺麗だし写真に惹かれたのね。
「じゃあ…それで注文するね」
「たのしみ!!」
「ふぁぁ…」
柚の前に並ぶ3つのパフェ。
「早くしないと上のアイスクリーム溶けちゃうよ」
「ふぇ!?」
「あーん、して?」
アイスとイチゴを一緒のスプーンに乗せ、柚の口へ。
「んんんんんっ!!」
「冷たかった?」
「これはそういうお菓子なんだよ。暑い日に食べるのにはいいね」
「…つめたい…けどおいしい」
「次はどれにする?今度はパパが食べさせてあげるよ」
「これ!!」
チョコ、抹茶の順に食べて、抹茶でちょっと固まった。
「…にがい…?…あまい…?」
「ね?やっぱり抹茶は柚にはまだ早いよ」
「イチゴとチョコにしましょうね。ほら、ここに小さなケーキもあるわよ?」
「けーき!!けーきほしい!!」
小さなお口で頑張ってもぐもぐしてふにゃぁと笑ってまたもぐもぐして…。
いつの間にか周りの席や店員の視線も集まっていた。
ま、柚が可愛いから仕方ないわね。
ティアラも乗っているからお姫様のように見えるもの。
「きらきらー!!」
「ふふ、良かったわね」
キッズセットに付いていたおまけのおもちゃ。
柚が選んだのは安っぽいティアラとハートの杖。
「おもちゃそんなに好きなら帰りにおもちゃ屋でも寄ろうか」
「あたらしいおもちゃ!?」
「うん。柚ぬいぐるみと人形セットしか持ってないでしょ?」
「いくー!!」
オムライスもカレーライスもハンバーグも食べてお腹も膨れて元気いっぱいになったみたい。
「ままいこー!!」
「まだママ食べてないわよ」
「むぅ…」
隣からじーっと見られた。
早く食べろ、ってことかしら。
「柚、まだポテトあるよ?」
「ぽてとー?」
「柚の好きなおいもだよ」
ちゃんとソファー(の上に置いた子供用の補助椅子)に座り、手づかみでフライドポテトを食べ始めた。
おいもは好きなのよね…。
「ファミレスって初めて来たけど…思ってたよりメニューも豊富なんだね。よくこの値段でこの味が出せるよ…尊敬する」
「食事は家でするものだったものね」
「柚の好きそうなデザートもたくさんあ「おいしいの!?」…反応素早いね」
柚の前にデザートのメニューを広げてあげた。
「わぁ…きらきらいっぱい…」
「全部柚の好きな甘いのよ。こっちは冷たいけれど…どうする?」
「うー…たべる!!」
いつもより沢山食べるのね。
「パフェにする?それともアイス?パンケーキかな?」
「うにゅぅ…たべたいのいっぱいある…」
「またママとパパのから貰う?それなら3つ食べられるわよ」
「みっちゅ…」
うんうん唸りながらメニューとにらめっこしていた。
「…いちごの…とちょこの…と…えっとね…これたべたい」
「抹茶?」
「柚…食べたことないよね?大丈夫?」
「たべてみたいの…」
ちなみに全部パフェだったわ。
見た目も綺麗だし写真に惹かれたのね。
「じゃあ…それで注文するね」
「たのしみ!!」
「ふぁぁ…」
柚の前に並ぶ3つのパフェ。
「早くしないと上のアイスクリーム溶けちゃうよ」
「ふぇ!?」
「あーん、して?」
アイスとイチゴを一緒のスプーンに乗せ、柚の口へ。
「んんんんんっ!!」
「冷たかった?」
「これはそういうお菓子なんだよ。暑い日に食べるのにはいいね」
「…つめたい…けどおいしい」
「次はどれにする?今度はパパが食べさせてあげるよ」
「これ!!」
チョコ、抹茶の順に食べて、抹茶でちょっと固まった。
「…にがい…?…あまい…?」
「ね?やっぱり抹茶は柚にはまだ早いよ」
「イチゴとチョコにしましょうね。ほら、ここに小さなケーキもあるわよ?」
「けーき!!けーきほしい!!」
小さなお口で頑張ってもぐもぐしてふにゃぁと笑ってまたもぐもぐして…。
いつの間にか周りの席や店員の視線も集まっていた。
ま、柚が可愛いから仕方ないわね。
ティアラも乗っているからお姫様のように見えるもの。
7
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
一日だけの魔法
うりぼう
BL
一日だけの魔法をかけた。
彼が自分を好きになってくれる魔法。
禁忌とされている、たった一日しか持たない魔法。
彼は魔法にかかり、自分に夢中になってくれた。
俺の名を呼び、俺に微笑みかけ、俺だけを好きだと言ってくれる。
嬉しいはずなのに、これを望んでいたはずなのに……
※いきなり始まりいきなり終わる
※エセファンタジー
※エセ魔法
※二重人格もどき
※細かいツッコミはなしで
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる