とある使用人の日記
「普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて」の番外編です。
タイトルの通りとある使用人Aの日記帳です。
本編(上のやつ↑)を読むことをオススメします。
不定期更新です。←ここ重要。
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これが、都会と田舎の格差です……アケビ・桑の実・ツツジの蜜・ひまわりの種……畑で規格外の野菜の物々交換……
「そうそう!!たまにおじさんが売れ残りっつってアイスクリームとかくれるんだよな〜牧場のアイスマジうめぇ!!」
「…アイスって買うものだろ」
「いや、作る。買うと高いし。氷たくさん必要だからあんまやらねぇけど夏場は週1で作ったこともあったな」
「…俺も協力してやるから故郷にたくさん美味しいもの持っていってやれ。車貸すから」
「レンタカーだろ?」
「いや貯金溜まったから買った。中古の軽自動車だけど」
「金持ちめっ!!」
野いちごとアケビはある、ツツジじゃなくてホトケノザの蜜もある。
・・・若いよね?Aさん
「へ?…もしかして若いのにこの辺知ってるのおかしいのか?え?前世から結構食ってたんだけど…さすがにアケビはなかったけど」
「よし。高いの食っていいから。他に美味いものを知ろう?なんなら弟くん達にもお土産買っていってやれ」
「うち電子レンジないから。あるのは冷蔵庫とトースターぐらい?」
「はぁ!?」
「鍋で米炊けるしあっためるのは炒め直せばいいし。というかおかずとか余らねぇし」
「……家電買って行ってやれ。少しは母親も楽できるだろ。炊飯器でなら弟くん達でも出来るし」
「そんな必要なんかな…」
『NINJA!?』と、柚君言いそう……
柚くんは体調不良のせいで周りの音はあまり聞こえていませーん。
「せーんっ」
…なんか柚みたいなノリになっちゃったな。
「っす。…つかこんな会話聞かれたら樹さんに殺されるから。樹さんの知らないところで樹さんの過去が暴露されるか…」
「何か言いましたか?」
Aの背後に立つ笑顔の樹。
「こっちに来てください。ちょうどいいですね。ちょっと土にもぐってモグラ退治とシロ様の捕獲をしてくださいよ」
「は!?ちょちょちょ!!土は死ぬ!!マジで1回埋まりかけたことあるから!!死ぬ!!」
「いいじゃないですか。窒息寸前で助け出してあげますよ」
「ぎゃぁぁぁ!!」
ワチャo(^-^o)(o^-^)oワチャ
樹君も人間だった!
この頃、人間そっくりな何かかと思い始めてた(ゴメンナサイ……)
「本編の方で言ったけど樹は匂いがダメなんだ」
「薬品のっすか?」
「あぁ。…まぁ症状は花粉症みたいなものだけどな」
「薬品の匂いで花粉症…ぶふっ」
「笑うな。その訓練であいつ水の匂いまで分かるようになったんだから」
「…え?犬?」
「警察犬並だな」
「うそぉ…」
病院の付き添い(及び結果報告)は専属になりそう?
(;・・)樹君にも苦手なものが?(気力で克服しそうだが……柚君の為に)
「あー…これだけは気力でもどうにもなんねぇんだよ。病院つぅか薬だな」
「へ?樹さん薬苦手なんすか?」
「…まぁな。(飲んだり注射は平気なんだけどな)あいつの訓練の副作用だな。可哀想に」
「くんれ…は?」
振り払えなかったか……
柚君最凶魔法『イカナイデ』これを唱えられると柚君から、離れられなくなる(夏にいたっては、抱き締めて一緒に寝るまでがワンセット!)
「あたりまえだよっ!!」
「柚琉様のその最凶魔法?はそこで離れるとその人が帰ってくるまで泣き叫んで泣き止まないんっす。別の人だとダメで…赤ちゃんの時はこうだったらしいっすよ?奥様が離れると泣くか大人しくなってると思ったら寝てたりとか」
「あかちゃんのゆずみたかった。なおとにいさんにえいぞうかりよ〜♪」
ワガママ柚君、今日も今日とて泣き暮らし……
( ̄▽ ̄;)ウワォ!
A ってば、ミリ単位の信頼は得てる?良かったね。
あれ?柚君、泣き止んだら眠っちゃった?
「すぅ…ふぇ…すぅ…」
「柚琉様…泣きながら眠ってる」
「蛍様に連絡しておきます。…手を出さないでくださいね」
「出しませんよ!?何その怖い目っ!!」
「大きな声を出さないでください。起きてしまいます」
「…あ、すみません」
旭山動物園のペンギン行進は可愛い……けど寒い!
まぁ、映像と実物では……だからなぁ…
「ほら、寒いんだって。寒いの嫌いだよね?」
「…でもみるの!!」
「…はぁ」
アレルギーはねぇ……柚君!食べれない物食べると、今まで食べた美味しいもの食べれなくなるよ。
点滴になっちゃうよ!
プリンの偽者……寒天と豆乳で作れなかったかな?(ちょっと色使うけど)
「なるほど。レシピを調べておきますね」
「プーリーン!!」
「…後からですよ?」
「柚琉様、いちごならありますよ?」
「いちごたべるっ!!…そだてたやつ?」
「そうです。庭に植えたのが実っているので。今なら採れたてですよ」
「いちごがりだぁ!!」
神様……ほんとに『ただ』見守ってたのね……何もせず……
『うん。あんまり干渉し過ぎると今度は僕とあの子が消されちゃうからね〜』
「…そうなんですか」
『うん…って普通に神と会話しないでよ!!』
「いやだってそんな距離遠いように感じないし」
『あぁもう!!僕のこのキャラのせいか!!』
使用人の精神は持つか?背後から忍び寄る樹さんに駆逐されるか?(笑)椿姐さんに横取りされるか?(笑)真相は如何に(笑)!
真相は如何に!!
「如何にじゃねぇよ!!俺がやる!!俺がやるぞー!!」
「え?私も負けてませんよ〜」
「…里帰りしてる間に何してるんですか」
┐('~`;)┌お菓子で正気に戻る?ちがうな、お腹いっぱいになると目を覚ます?かな?
かくれんぼは、柚君を最後に見付ける(見付けてもスルーする)のが鉄則です!泣かせたくないもんねぇ
「そうですよ〜柚琉様いつも頭隠して尻隠さず状態なんですよね〜」
「え!?…ぼくかくれるのへたなんだ…みんなみつけられないからうまいのかと…」
「わぁぁ!!上手っ!!上手ですよ!!俺なんかいつもみつけられないし!!」
「…きつかわないでよ…くすん」
┐('~`;)┌神様……Aのことは、ほっとくに限るよ……自覚ある病人(変態)なんだから……
『え…そうなの?…彼病気だったの?』
「神様。それ気にしないで」
『あ…うん』
えーー!Bのいけず!こんな風に無害化すれば、樹さんが許してくれそうだもの!手出ししません!見てるだけだもの!
「えぇ。それだけなら何もしませんよ。あと数センチ動いたらどうなるか分かりませんが」
「なにこれ?…いと?」
「触らないでくださいっ!!それはピアノ線ですから!!簡単に切れてしまいますから!!」
「ふぇ!?そんなあぶないのここにはっちゃだめっ!!めっだよ!!」
「…はい」
池(海?)の絵のシートの中に、たくさんのお魚の絵と戯れる幼子達……フォッフォッフォッ、のどかじゃのぉ(微笑)
あ~お茶が美味しい(ズズズズッ!)
「じゃのう…」
「なんでお前らは衰えていってんだよ」
「いやほっこりするだろ!!あんなほわほわした光景っ!!」
「いやするけど…そんなじいちゃんにはならねぇよ」
「なんだと!?」
工作かぁ……こっちは無かった……学校で数種類のキットの中から選んだよ(大体三種類くらいから)
瓶に紙粘土張り付けて形作り、色塗るの
「へぇ…そんなんもあるんっすね。俺は完全にオリジナルで作れって言われてた」
「俺もだな」
「…あ、糸これ足りねぇ。また買ってこないと…」
「…おい。待てなんで切れ端の糸を使おうとする?」
「だって勿体ないじゃん。短い釣竿も作ろうと思ってたし。でもさすがに短すぎた」
「だろうな。5センチもないだろ」
「おーりーるー!降りて歩くー!」「いけません。先程も転びそうになりましたよね。」「むーー!」
こんな会話が在ったかな?
「ありましたね」
「むぅー!!おーろーしーてー!!」
「ダメです」
みたいなのですね。
オールマイティー使用人♪と、呼びますか?柚君の為にガンバ!!
「いや、オールマイティは樹さんだろ」
「だよな。俺もそう思う」←久しぶりに登場使用人B
「おい。矢印。俺を指すな」
「まぁまぁ…」
「オールマイティとは嬉しいですがまだ完璧ではありませんよ」
「へ?どこが?」
「柚琉様の寝言が理解できません…なんですか。誰か『ぷすぅ』の意味理解できる人いませんか」
「それ意味の無い言葉だと思います」
「夏羽様とはそれだけで会話が成立しています」
「マジかよ…」
椿姐さん!ストーカー使用人が、何か企んでますよ!回避不能のトラップですよ!気お付け……無理か?
「えっへへ〜お許し出た〜♪」
「椿…そんなキャラだったんだな」
「殴るよ?」
「急な暴力女やめてっ!!」
(ー_ー;) 椿姐さんの意外な……
いえ、何でもありません!たまに気晴らしに、使用人Sと『遊んで』下さい!
「使用人S?」
「あれ?俺がAで…あいつがBだよな?Sって誰だ?」
「まぁなんでもいいです。玩具にさせてくださいね」
「…へ?」
「だーかーらー!!奥様付きの私達のおもちゃです♪」
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
柚君は、たまに見て癒されるくらいがいいよぉう……つ……椿姐さん!助けて!
「はいは〜い。椿ですよ〜」
「げっ…」
「あぁ、あなたですか。柚琉様依存性とかいう変な病気を広げて回っているのは」
「いや…その…」
「何度言ったらわかんだよごらぁぁ!!」
ドゴッ。
「げふっ…ま…ちょ…血っ!!吐血したっ!!やばいって!!」
「柚琉様は奥様のものぉぉ!!」
「話を聞けぇぇぇ!!」
ドゴッ。
「ふい…スッキリしました。今のことは秘密ですよ?ふふふ、こんな野蛮なことしてたら奥様付きを外されちゃう。人間はストレスを時々発散しないとダメですね〜」
柚君禁断症状?σ(^_^;)?
重症だな……
「なんだよわりぃかお前もそうなれっ!!」
「そんな事言うなよ」
「柚琉様なしでは生きられない柚琉様依存性になればいいのだっ!!もう俺はなってるがな!!」
「…実家帰ってただろ」
「弟達の面倒みないといけなかったし」
「使命感にかられてただけかよ」
お使い、誘拐犯が来ても夏が撃退しそう。
使用人だから許されてるけど通行人が撮っていたら「ちょっとこっち来ようねー」って言われるよね。
お巡りさんに声をかけられた時の対処法
ぽんっ。
「ちょっとお話よろしいですか?」
「え…あ…」
ゴソゴソ。
「俺はこういうものです」
ポケットから名刺を取り出す。
「『柚琉様専属カメラマン』…?」
「今だけの短期契約ですけど一応これ仕事です」
「失礼しました。てっきり不審者かと…」
「大丈夫です。…あっ!!やべ!!行っちゃう!!」
慌てて柚達のあとを追いかける。
みたいな感じで対処法はありますっ!!
夏の誘拐犯撃退?できますよ〜。
腹パン腹キックからのかかと落としで!!
あとは地味に痛い高速キック?
あぁっ!天使だ!眼福だ!こちらの汚れた心が浄められていく!
「ふおぉぉぉ!!同士だっ!!会に入会しませんか!!」
「…強引すぎるだろ」
「今なら柚琉様の生写真2枚付けますっ!!」
「物で釣るな物で」
(´・ω・||コソコソ
私にそのような会に入れるような恐れ多いことは……
影からこっそりでもいいですか?心のフィルムに刻むだけで充分です……
ヒーン!睨まないで!ノミの心臓なんですから!
「…そうですか。では厳重注意人物から注意人物までは下げておきましょう」
「それ下がったんですか?」
「排除はしません」
「…つまり…殺さないけど時々睨むと」
「そうです」
「頑張れ。もらわれっこの心臓」
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