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幼児編
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「柚、お菓子美味しかった?」
「うん!!」
チョコしか食べてないけどね。
「クッキーには手をつけてないよね?卵入りのやつ」
「うん。たまごアレルギーだっていったらチョコレートくれた」
「それ以外にもダニアレルギーもあるけどね。創一兄さんは綺麗好きだから問題ないか」
え?
あ…そんなのもあったんだ。
僕、自分のアレルギー把握出来てないよ。
「ん…」
僕は重くなってきた瞼を必死に上げ、目を擦った。
「眠い?」
「そういや柚、まだ昼寝してなかったな」
「車の中でも寝なかったしね。おじい様、寝室借りますね」
「あぁ。柚琉の部屋へ案内してやってくれ」
「はい」
直人兄さんは僕を抱き上げ、案内役の使用人の後についていった。
ん~僕まだ寝たくないのに…。
「柚、目擦っちゃダメ。傷ついちゃうよ」
「ねむくない…」
「嘘。目がトロンとしてるよ」
「…ちがうもん」
「1回寝て起きたら色々やろうね」
直人兄さんは案内された部屋のベッドに僕を下ろすといつものように額にキスをした。
「おやすみ」
「おやすみ…なさい」
僕は出ていこうとする直人兄さんの服を掴んだ。
「やだ…」
「寝るまでそばにいる?それとも添い寝する?」
「…どっちも」
「はいはい。可愛いね」
直人兄さんはベッドの中に入り、僕を抱きしめた。
「柚はちっちゃくてあったかいね」
「ちっちゃく…やいもん」
僕は目をゆっくりと閉じた。
「うん!!」
チョコしか食べてないけどね。
「クッキーには手をつけてないよね?卵入りのやつ」
「うん。たまごアレルギーだっていったらチョコレートくれた」
「それ以外にもダニアレルギーもあるけどね。創一兄さんは綺麗好きだから問題ないか」
え?
あ…そんなのもあったんだ。
僕、自分のアレルギー把握出来てないよ。
「ん…」
僕は重くなってきた瞼を必死に上げ、目を擦った。
「眠い?」
「そういや柚、まだ昼寝してなかったな」
「車の中でも寝なかったしね。おじい様、寝室借りますね」
「あぁ。柚琉の部屋へ案内してやってくれ」
「はい」
直人兄さんは僕を抱き上げ、案内役の使用人の後についていった。
ん~僕まだ寝たくないのに…。
「柚、目擦っちゃダメ。傷ついちゃうよ」
「ねむくない…」
「嘘。目がトロンとしてるよ」
「…ちがうもん」
「1回寝て起きたら色々やろうね」
直人兄さんは案内された部屋のベッドに僕を下ろすといつものように額にキスをした。
「おやすみ」
「おやすみ…なさい」
僕は出ていこうとする直人兄さんの服を掴んだ。
「やだ…」
「寝るまでそばにいる?それとも添い寝する?」
「…どっちも」
「はいはい。可愛いね」
直人兄さんはベッドの中に入り、僕を抱きしめた。
「柚はちっちゃくてあったかいね」
「ちっちゃく…やいもん」
僕は目をゆっくりと閉じた。
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