20 / 25
第20話:王子の末路(Side:ルドウェン➆)
しおりを挟む
その後、レオナルドが部下たちを引き連れて王宮にやってきた。
父上と母上は最高のもてなしで迎え入れる。
少しでも印象を良くして、条約を考え直してもらうためだ。
もちろん、会議の場には俺も同席している。
しかし、全身ボコボコにされたので体中が痛くて仕方がない。
「これはこれはレオナルド皇太子様。よくぞおいでくださいました」
「遠いところ来ていただき、誠にありがとうございますですわ」
俺を怒鳴り散らしたときとは打って変わって、父上と母上は猫なで声で挨拶する。
と思ったら、刺すような目で俺を睨んできた。
「ルドウェン、さっさと挨拶しろ!」
「なにボケッとしてんの!」
「レ、レオナルド皇太子様。この度は、遠路はるばるお疲れ様でございました。ま、またお会いできて光栄でございます」
結局、ゼノ帝国の晩餐会に行ったことは父上たちの知るところとなり、これもまためちゃくちゃ怒られた。
だが、ダーリーと行ったことやロミリアの婚約破棄のことだけは言わなかった。
――こうなったら、ロミリアとの婚約破棄だけは絶対に隠し通すぞ!
「初めまして、アトリス王、王妃。私はゼノ帝国の皇太子、レオナルド・ゼノです。そして、ルドウェン王子、先日はどうも。ずいぶんとお楽しみになってたようで」
レオナルドはニヤニヤしながら言ってきた。
完全に俺のことを見下している。
――ちくしょう! こいつもグルだったんだ!
「このやろ……ぐっ」
俺がレオナルドを罵ろうとしたとき、母上に思いっきりつねられた。
「では、さっそく本題に入りましょうか。貴国のダイヤの件ですが、今すぐ我が国へ全て運んでいただきたい」
レオナルドは氷のような冷たい目で言う。
こいつは最初からアトリス王国のダイヤを、根こそぎかっさらうつもりだったのだ。
「そ、その件でございますが、どうか今一度お考えいただけないでしょうか? 我が愚息ルドウェンがこうも軽はずみな行動をするような者だとは、私どもも知る由もなく……」
「どうか、私と王の顔に免じて条約を撤回していただけませんでしょうか? もちろん、それなりのお礼はさせていただきますゆえ……」
父上と母上はテーブルに頭が付きそうなくらい、首を垂れている。
ぼんやり眺めていると、俺も父上に無理やり頭を下げさせられた。
――クソっ、なんで俺をだました奴に頭下げなきゃいけねえんだよ!
「そんなに頼まれましても、これは正式な条約です。国王代理を努めてらしたルドウェン王子のサインもありますし、現にダイヤモンド鉱山の権利書もご子息に頂いたわけですからね」
レオナルドはピラピラと、権利書を見せびらかしてくる。
やっぱり、ヘンリックが盗んだに違いなかった。
「その権利書はヘンリックが盗んだんだ! 俺は渡してなんかないぞ! お前はヘンリックと組んで、俺をだましやがったんだ!」
「こらっ、ルドウェン!」
「あんたは黙ってなさい!」
俺は父上たちが止めるのも構わずに大声で叫ぶ。
しかし、レオナルドは全く表情を変えない。
相変わらず冷めた目で俺を見ていた。
俺はその目を見たとき、背筋がゾッとした。
これが奴の本性なのだ。
「ルドウェン王子、言いがかりはやめていただきたい。私とヘンリックには何の繋がりもない。なぜゼノ帝国の皇太子である私と、ガーデニー家の執事が繋がっているのだ。そんなに言うのなら、ぜひ証拠を見せてほしい。そもそも、書類を読んでサインをしたのは貴殿ではないか。私は決して脅してなどおりませんぞ」
「し、証拠なんてねえよ! それに、あの時は中身をよく読んでいなかっただけだ! だから……ぐわあああ!」
いきなり、俺は父上と母上に殴り飛ばされた。
「この愚か者! どうしてお前はそんなにバカなんだ!?」
「あんたがこんなにバカなんて……もっと早く気付くべきだったわ!?」
クックックッという噛み殺した笑い声が聞こえる。
レオナルドと部下たちが、必死に笑いを耐えていた。
俺は怒りやら恥ずかしさやらで、頭がおかしくなりそうだった。
「いや、失礼。どうか親子喧嘩は、会議が終わってからにして頂きたい。話を元に戻しますが、条約は撤回しない。もしダイヤの運搬が滞る場合は、貴国に宣戦布告するのでそのつもりで。まぁ、せいぜい私たちのためにあくせく働いてください。貴国のような小国は、侵略してもたいしてうまみが無いのでね。我々としても、ムダな労力は使いたくない」
レオナルドは吐き捨てるように言うと、さっさと席を立つ。
「お、お待ちください。せめて他の特産品で……」
父上が追いすがるが、レオナルドは全く相手にしない。
「冗談は言わないで頂きたい。ダイヤ以外は特に何もないでしょう、こんな小さな国じゃ。大丈夫ですよ、きっとご自慢の息子さんが立て直してくれます。ああ、それと」
レオナルドが立ち止まる。
「ダーリー嬢との結婚式には、ぜひ私も参加させて頂きたいですな。では、これにて失礼」
引き留める間もなく、レオナルドたちは去って行ってしまった。
「……ルドウェン……ダーリー嬢との結婚式とは、どういうことだ……?」
「……ロミリアさんはどうしたの……?」
父上と母上は、もはや俺を見ようともしない。
しかし、烈火のごとく怒っていることだけはわかった。
「あ、いや、それは……ロミリアとは婚約破棄して……」
父上と母上にこれ以上ないくらい殴られて、俺は気を失った。
背中に冷たさを感じて目が覚めた。
――こ、ここはどこだ? 俺の部屋ではないな……。
周りを見ると、俺は薄暗い部屋の中にいた。
少しずつ暗闇に目が慣れてくる。
前の方を見ると、細長い棒が一定の隙間を空けて並んでいた。
俺が横たわっているのは、地下にある牢屋だった。
――は? なんで俺が牢屋に入れられてるんだよ!
「おーい! 誰かいないのかぁ! おーい!!」
しばらく叫んでいると、誰かが降りてくる音がする。
「おい! てめえ、自分が何をやったのか分かってるだろうな!? こんなことして……父上っ! 母上っ!」
降りてきたのは父上と母上だった。
きっと、俺を助けに来てくれたのだ!
「父上、母上! これはいったいどういうことなのでしょうか!? 私をここから出してくださいっ!」
王子の俺を牢屋に入れるなんて、何かの間違いに違いない。
しかし、父上たちは俺を見たまま動こうともしない。
――何してんだよ、早くここから出してくれよ!
やがて、父上がゆっくりと言った。
「ルドウェン……。私たちはお前を幽閉することにした。お前は一生ここで過ごすのだ」
――……幽閉? 一生をこの牢屋で過ごす?
「ち、父上、ご冗談を。なぜ私を……」
「冗談ではないわ。国民はあなたがしでかしたことを、とても怒っているの。今にも内戦が起きそう。国民の怒りを鎮めるには、こうする他ないわ」
母上も眉一つ動かさず、淡々と言ってくる。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください。いくら何でも……」
「死ぬまで、自分の行いを後悔するんだな」
「さようなら、次会うときはいつになるかしらね」
「ま、待ってください! 父上! 母上ーーーー!」
ガチャン! と扉が閉まる音がして、俺は牢屋に一人っきりになった。
――……どうしてこうなったんだ。何がいけなかったんだよぉぉぉ。
俺は最近の出来事から振り返っていく。
過去にさかのぼっていくと、うっすらと一人の女の顔が浮かんだ。
――そうだ、ロミリアとの婚約破棄だ。あれから全てがおかしくなったんだ。あのとき婚約破棄していなければ……。
全ては遅すぎる後悔だった。
父上と母上は最高のもてなしで迎え入れる。
少しでも印象を良くして、条約を考え直してもらうためだ。
もちろん、会議の場には俺も同席している。
しかし、全身ボコボコにされたので体中が痛くて仕方がない。
「これはこれはレオナルド皇太子様。よくぞおいでくださいました」
「遠いところ来ていただき、誠にありがとうございますですわ」
俺を怒鳴り散らしたときとは打って変わって、父上と母上は猫なで声で挨拶する。
と思ったら、刺すような目で俺を睨んできた。
「ルドウェン、さっさと挨拶しろ!」
「なにボケッとしてんの!」
「レ、レオナルド皇太子様。この度は、遠路はるばるお疲れ様でございました。ま、またお会いできて光栄でございます」
結局、ゼノ帝国の晩餐会に行ったことは父上たちの知るところとなり、これもまためちゃくちゃ怒られた。
だが、ダーリーと行ったことやロミリアの婚約破棄のことだけは言わなかった。
――こうなったら、ロミリアとの婚約破棄だけは絶対に隠し通すぞ!
「初めまして、アトリス王、王妃。私はゼノ帝国の皇太子、レオナルド・ゼノです。そして、ルドウェン王子、先日はどうも。ずいぶんとお楽しみになってたようで」
レオナルドはニヤニヤしながら言ってきた。
完全に俺のことを見下している。
――ちくしょう! こいつもグルだったんだ!
「このやろ……ぐっ」
俺がレオナルドを罵ろうとしたとき、母上に思いっきりつねられた。
「では、さっそく本題に入りましょうか。貴国のダイヤの件ですが、今すぐ我が国へ全て運んでいただきたい」
レオナルドは氷のような冷たい目で言う。
こいつは最初からアトリス王国のダイヤを、根こそぎかっさらうつもりだったのだ。
「そ、その件でございますが、どうか今一度お考えいただけないでしょうか? 我が愚息ルドウェンがこうも軽はずみな行動をするような者だとは、私どもも知る由もなく……」
「どうか、私と王の顔に免じて条約を撤回していただけませんでしょうか? もちろん、それなりのお礼はさせていただきますゆえ……」
父上と母上はテーブルに頭が付きそうなくらい、首を垂れている。
ぼんやり眺めていると、俺も父上に無理やり頭を下げさせられた。
――クソっ、なんで俺をだました奴に頭下げなきゃいけねえんだよ!
「そんなに頼まれましても、これは正式な条約です。国王代理を努めてらしたルドウェン王子のサインもありますし、現にダイヤモンド鉱山の権利書もご子息に頂いたわけですからね」
レオナルドはピラピラと、権利書を見せびらかしてくる。
やっぱり、ヘンリックが盗んだに違いなかった。
「その権利書はヘンリックが盗んだんだ! 俺は渡してなんかないぞ! お前はヘンリックと組んで、俺をだましやがったんだ!」
「こらっ、ルドウェン!」
「あんたは黙ってなさい!」
俺は父上たちが止めるのも構わずに大声で叫ぶ。
しかし、レオナルドは全く表情を変えない。
相変わらず冷めた目で俺を見ていた。
俺はその目を見たとき、背筋がゾッとした。
これが奴の本性なのだ。
「ルドウェン王子、言いがかりはやめていただきたい。私とヘンリックには何の繋がりもない。なぜゼノ帝国の皇太子である私と、ガーデニー家の執事が繋がっているのだ。そんなに言うのなら、ぜひ証拠を見せてほしい。そもそも、書類を読んでサインをしたのは貴殿ではないか。私は決して脅してなどおりませんぞ」
「し、証拠なんてねえよ! それに、あの時は中身をよく読んでいなかっただけだ! だから……ぐわあああ!」
いきなり、俺は父上と母上に殴り飛ばされた。
「この愚か者! どうしてお前はそんなにバカなんだ!?」
「あんたがこんなにバカなんて……もっと早く気付くべきだったわ!?」
クックックッという噛み殺した笑い声が聞こえる。
レオナルドと部下たちが、必死に笑いを耐えていた。
俺は怒りやら恥ずかしさやらで、頭がおかしくなりそうだった。
「いや、失礼。どうか親子喧嘩は、会議が終わってからにして頂きたい。話を元に戻しますが、条約は撤回しない。もしダイヤの運搬が滞る場合は、貴国に宣戦布告するのでそのつもりで。まぁ、せいぜい私たちのためにあくせく働いてください。貴国のような小国は、侵略してもたいしてうまみが無いのでね。我々としても、ムダな労力は使いたくない」
レオナルドは吐き捨てるように言うと、さっさと席を立つ。
「お、お待ちください。せめて他の特産品で……」
父上が追いすがるが、レオナルドは全く相手にしない。
「冗談は言わないで頂きたい。ダイヤ以外は特に何もないでしょう、こんな小さな国じゃ。大丈夫ですよ、きっとご自慢の息子さんが立て直してくれます。ああ、それと」
レオナルドが立ち止まる。
「ダーリー嬢との結婚式には、ぜひ私も参加させて頂きたいですな。では、これにて失礼」
引き留める間もなく、レオナルドたちは去って行ってしまった。
「……ルドウェン……ダーリー嬢との結婚式とは、どういうことだ……?」
「……ロミリアさんはどうしたの……?」
父上と母上は、もはや俺を見ようともしない。
しかし、烈火のごとく怒っていることだけはわかった。
「あ、いや、それは……ロミリアとは婚約破棄して……」
父上と母上にこれ以上ないくらい殴られて、俺は気を失った。
背中に冷たさを感じて目が覚めた。
――こ、ここはどこだ? 俺の部屋ではないな……。
周りを見ると、俺は薄暗い部屋の中にいた。
少しずつ暗闇に目が慣れてくる。
前の方を見ると、細長い棒が一定の隙間を空けて並んでいた。
俺が横たわっているのは、地下にある牢屋だった。
――は? なんで俺が牢屋に入れられてるんだよ!
「おーい! 誰かいないのかぁ! おーい!!」
しばらく叫んでいると、誰かが降りてくる音がする。
「おい! てめえ、自分が何をやったのか分かってるだろうな!? こんなことして……父上っ! 母上っ!」
降りてきたのは父上と母上だった。
きっと、俺を助けに来てくれたのだ!
「父上、母上! これはいったいどういうことなのでしょうか!? 私をここから出してくださいっ!」
王子の俺を牢屋に入れるなんて、何かの間違いに違いない。
しかし、父上たちは俺を見たまま動こうともしない。
――何してんだよ、早くここから出してくれよ!
やがて、父上がゆっくりと言った。
「ルドウェン……。私たちはお前を幽閉することにした。お前は一生ここで過ごすのだ」
――……幽閉? 一生をこの牢屋で過ごす?
「ち、父上、ご冗談を。なぜ私を……」
「冗談ではないわ。国民はあなたがしでかしたことを、とても怒っているの。今にも内戦が起きそう。国民の怒りを鎮めるには、こうする他ないわ」
母上も眉一つ動かさず、淡々と言ってくる。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください。いくら何でも……」
「死ぬまで、自分の行いを後悔するんだな」
「さようなら、次会うときはいつになるかしらね」
「ま、待ってください! 父上! 母上ーーーー!」
ガチャン! と扉が閉まる音がして、俺は牢屋に一人っきりになった。
――……どうしてこうなったんだ。何がいけなかったんだよぉぉぉ。
俺は最近の出来事から振り返っていく。
過去にさかのぼっていくと、うっすらと一人の女の顔が浮かんだ。
――そうだ、ロミリアとの婚約破棄だ。あれから全てがおかしくなったんだ。あのとき婚約破棄していなければ……。
全ては遅すぎる後悔だった。
80
あなたにおすすめの小説
病弱を演じていた性悪な姉は、仮病が原因で大変なことになってしまうようです
柚木ゆず
ファンタジー
優秀で性格の良い妹と比較されるのが嫌で、比較をされなくなる上に心配をしてもらえるようになるから。大嫌いな妹を、召し使いのように扱き使えるから。一日中ゴロゴロできて、なんでも好きな物を買ってもらえるから。
ファデアリア男爵家の長女ジュリアはそんな理由で仮病を使い、可哀想な令嬢を演じて理想的な毎日を過ごしていました。
ですが、そんな幸せな日常は――。これまで彼女が吐いてきた嘘によって、一変してしまうことになるのでした。
妹はわたくしの物を何でも欲しがる。何でも、わたくしの全てを……そうして妹の元に残るモノはさて、なんでしょう?
ラララキヲ
ファンタジー
姉と下に2歳離れた妹が居る侯爵家。
両親は可愛く生まれた妹だけを愛し、可愛い妹の為に何でもした。
妹が嫌がることを排除し、妹の好きなものだけを周りに置いた。
その為に『お城のような別邸』を作り、妹はその中でお姫様となった。
姉はそのお城には入れない。
本邸で使用人たちに育てられた姉は『次期侯爵家当主』として恥ずかしくないように育った。
しかしそれをお城の窓から妹は見ていて不満を抱く。
妹は騒いだ。
「お姉さまズルい!!」
そう言って姉の着ていたドレスや宝石を奪う。
しかし…………
末娘のお願いがこのままでは叶えられないと気付いた母親はやっと重い腰を上げた。愛する末娘の為に母親は無い頭を振り絞って素晴らしい方法を見つけた。
それは『悪魔召喚』
悪魔に願い、
妹は『姉の全てを手に入れる』……──
※作中は[姉視点]です。
※一話が短くブツブツ進みます
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げました。
妹のことが好き過ぎて婚約破棄をしたいそうですが、後悔しても知りませんよ?
カミツドリ
ファンタジー
侯爵令嬢のフリージアは婚約者である第四王子殿下のボルドーに、彼女の妹のことが好きになったという理由で婚約破棄をされてしまう。
フリージアは逆らうことが出来ずに受け入れる以外に、選択肢はなかった。ただし最後に、「後悔しないでくださいね?」という言葉だけを残して去って行く……。
【完結】義妹とやらが現れましたが認めません。〜断罪劇の次世代たち〜
福田 杜季
ファンタジー
侯爵令嬢のセシリアのもとに、ある日突然、義妹だという少女が現れた。
彼女はメリル。父親の友人であった彼女の父が不幸に見舞われ、親族に虐げられていたところを父が引き取ったらしい。
だがこの女、セシリアの父に欲しいものを買わせまくったり、人の婚約者に媚を打ったり、夜会で非常識な言動をくり返して顰蹙を買ったりと、どうしようもない。
「お義姉さま!」 . .
「姉などと呼ばないでください、メリルさん」
しかし、今はまだ辛抱のとき。
セシリアは来たるべき時へ向け、画策する。
──これは、20年前の断罪劇の続き。
喜劇がくり返されたとき、いま一度鉄槌は振り下ろされるのだ。
※ご指摘を受けて題名を変更しました。作者の見通しが甘くてご迷惑をおかけいたします。
旧題『義妹ができましたが大嫌いです。〜断罪劇の次世代たち〜』
※初投稿です。話に粗やご都合主義的な部分があるかもしれません。生あたたかい目で見守ってください。
※本編完結済みで、毎日1話ずつ投稿していきます。
姉から奪うことしかできない妹は、ザマァされました
饕餮
ファンタジー
わたくしは、オフィリア。ジョンパルト伯爵家の長女です。
わたくしには双子の妹がいるのですが、使用人を含めた全員が妹を溺愛するあまり、我儘に育ちました。
しかもわたくしと色違いのものを両親から与えられているにもかかわらず、なぜかわたくしのものを欲しがるのです。
末っ子故に甘やかされ、泣いて喚いて駄々をこね、暴れるという貴族女性としてはあるまじき行為をずっとしてきたからなのか、手に入らないものはないと考えているようです。
そんなあざといどころかあさましい性根を持つ妹ですから、いつの間にか両親も兄も、使用人たちですらも絆されてしまい、たとえ嘘であったとしても妹の言葉を鵜呑みにするようになってしまいました。
それから数年が経ち、学園に入学できる年齢になりました。が、そこで兄と妹は――
n番煎じのよくある妹が姉からものを奪うことしかしない系の話です。
全15話。
※カクヨムでも公開しています
善人ぶった姉に奪われ続けてきましたが、逃げた先で溺愛されて私のスキルで領地は豊作です
しろこねこ
ファンタジー
「あなたのためを思って」という一見優しい伯爵家の姉ジュリナに虐げられている妹セリナ。醜いセリナの言うことを家族は誰も聞いてくれない。そんな中、唯一差別しない家庭教師に貴族子女にははしたないとされる魔法を教わるが、親切ぶってセリナを孤立させる姉。植物魔法に目覚めたセリナはペット?のヴィリオをともに家を出て南の辺境を目指す。
婚約破棄されたので四大精霊と国を出ます
今川幸乃
ファンタジー
公爵令嬢である私シルア・アリュシオンはアドラント王国第一王子クリストフと政略婚約していたが、私だけが精霊と会話をすることが出来るのを、あろうことか悪魔と話しているという言いがかりをつけられて婚約破棄される。
しかもクリストフはアイリスという女にデレデレしている。
王宮を追い出された私だったが、地水火風を司る四大精霊も私についてきてくれたので、精霊の力を借りた私は強力な魔法を使えるようになった。
そして隣国マナライト王国の王子アルツリヒトの招待を受けた。
一方、精霊の加護を失った王国には次々と災厄が訪れるのだった。
※「小説家になろう」「カクヨム」から転載
※3/8~ 改稿中
永遠の誓いをあなたに ~何でも欲しがる妹がすべてを失ってからわたしが溺愛されるまで~
畔本グラヤノン
恋愛
両親に愛される妹エイミィと愛されない姉ジェシカ。ジェシカはひょんなことで公爵令息のオーウェンと知り合い、周囲から婚約を噂されるようになる。ある日ジェシカはオーウェンに王族の出席する式典に招待されるが、ジェシカの代わりに式典に出ることを目論んだエイミィは邪魔なジェシカを消そうと考えるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる