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本編
26 喧嘩するほど② ※
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急に体を許した俺に、クラゲさんは面白いほど動揺した。ほんとに?ほんとに?と言いたげな顔で何度も確認してきた。へんなの。いつもはそんなこと気にしないのに。流石に今回の喧嘩には懲りたらしい。
しかし、今日はもう遅い時間だ。明日は金曜で、仕事もある。だけどその次は休みだ。つまり、夜中にちょっと無理しても2日休む時間があるということ。
明日の夜にしようと約束して、その日は眠りについた。
次の日の夜。約束通りに身体を差し出すと、クラゲさんはゆっくり俺を飲み込んでいった。
最初は細い触手が入ってきて、どんどん太く、深いところまで触られるようになる。予想していた痛みとか不快感とかは全く無く、寧ろだんだん気持ちいいものが込み上げてくる。
「はぁ……っ、あ、あ゛」
押し出されるように漏れてくる自分の声が壁を反響して、耳障りだ。ぬち、と尻の中からしてはいけない音が聞こえてくる。自分の底が今どんなふうになってるかなんて、想像もできない。
丁寧に丁寧に尻を解されて、なんか気持ちいいところをいっぱい弾かれて、いつの間にか足腰が立たないくらいがくがくしていた。まだ絶頂に至っていないから、中心の昂りは保ったまま。触手が気持ちいいところを擦るたびに、ちんこが触ってほしそうに揺れた。ああ、本当に、もう。
「ふ、くッ……あん、ああ、あ…ぁ、は、あ」
まさか尻だけでここまでなると思わなかった。処女だし。初めてだし。だから今日は痛みを覚悟してきたのだ。なのにまさか、こんなにも。
予想外のことに頭が追いついていない。尻の中を撫でられて喜んでしまうなんて、変態じゃないか。熱い触手に内側から溶かされそう。
「……っ、おね、がぃ……まえ、さわって」
虚しく揺れる中心が、びくびくしている。尻は気持ちいけど、これだけじゃイけない。早くイかせてほしいのに。涙目で懇願すると、クラゲさんは触手をちんこに絡めた。
しかし、ちんこにぴとりとくっつけられた触手は動いてくれない。焦れて自分んで腰を動かすと、前も後ろも同時に刺激を受けてびくんと跳ねた。
「イきた、イきたい……。はやく、あ、あ、きもち、いいよ」
自分で前後に腰を動かして、どろどろになりそうなくらい感じ入る。気持ちいい。もっと、はやくイきたい。一人で息を荒らげてると、ようやくクラゲさんの触手がちんこを擦りだした。
にゅるにゅる捏ねられて、身体がうねる。もうイく、というところで触手がそこから離れた。
イきそびれて頭がくらくらする。再びちんこに絡みついてきた職種は、今まで見たことないくらい細いものだった。例えば、綿棒くらいの太さで。
その細い触手が向かう先を察した途端、のどがなった。
触手のさきっぽが、尿道に引っかかる。そのまま中にはいって来ようとするのを必死で止めた。
「ひ……っ、むりむりむり、こわいよ、入らないって!はぁ、あ、あ、いたっ」
「ユーヤ」
「いた、いたい、あ、あ゛あぁ」
じん、と痛みがある。涙目になる俺をさておいて、触手はずるずる中に入ってきた。
痛みをごまかすように、尻に触手の出し入れが激しくなる。気持ちいいのと痛いのとが混ざり合って、何がなんだかよくわからない。気がつけば尿道の中のイイところを細い触手が突き始めて、だけどちんこが塞がれているから射精できないという事態になった。
イきたいのに、今すぐイけそうなのに。
「ふーっふーっ、はぁーっっ、うああっ、ーーっああ」
深い快楽を、涙を流しながら必死で受け止める。涙をぺろんと拭われた。
中をずっと揺さぶられている。ぐちゅん、と奥から音がして、背中を弓なりにしならせた。体中の快楽が泡となってパチパチ弾けだし、びくんと体が痙攣する。
「───っ、うぁぁああっ、ひゃあ」
どくん、と心臓の音が近くで聞こえた。
なに、これ。今までしたことないくらい、深いイきかたをした気がする。お腹の痙攣が止まらない。股間を見ると、触手が突き刺されて散々弄られて赤くなった尿道から白い精液がたらりと漏れ出ていた。
い、いった。こんなの初めてだ。
頭がぼうっとして、体から力が抜ける。精液がまだちんこに残ってる気がするが、体の気だるさに勝てない。その日俺は初めて、風呂場で半ば気絶するように眠ってしまった。
しばらく尿道が痛かった。クラゲさんが痛くないようにある程度治癒してくれたが、奥のほうが完全に治りきらなかったみたいだ。尻穴より警戒すべきは尿道だということを、この日ようやく学んだのであった。
しかし、今日はもう遅い時間だ。明日は金曜で、仕事もある。だけどその次は休みだ。つまり、夜中にちょっと無理しても2日休む時間があるということ。
明日の夜にしようと約束して、その日は眠りについた。
次の日の夜。約束通りに身体を差し出すと、クラゲさんはゆっくり俺を飲み込んでいった。
最初は細い触手が入ってきて、どんどん太く、深いところまで触られるようになる。予想していた痛みとか不快感とかは全く無く、寧ろだんだん気持ちいいものが込み上げてくる。
「はぁ……っ、あ、あ゛」
押し出されるように漏れてくる自分の声が壁を反響して、耳障りだ。ぬち、と尻の中からしてはいけない音が聞こえてくる。自分の底が今どんなふうになってるかなんて、想像もできない。
丁寧に丁寧に尻を解されて、なんか気持ちいいところをいっぱい弾かれて、いつの間にか足腰が立たないくらいがくがくしていた。まだ絶頂に至っていないから、中心の昂りは保ったまま。触手が気持ちいいところを擦るたびに、ちんこが触ってほしそうに揺れた。ああ、本当に、もう。
「ふ、くッ……あん、ああ、あ…ぁ、は、あ」
まさか尻だけでここまでなると思わなかった。処女だし。初めてだし。だから今日は痛みを覚悟してきたのだ。なのにまさか、こんなにも。
予想外のことに頭が追いついていない。尻の中を撫でられて喜んでしまうなんて、変態じゃないか。熱い触手に内側から溶かされそう。
「……っ、おね、がぃ……まえ、さわって」
虚しく揺れる中心が、びくびくしている。尻は気持ちいけど、これだけじゃイけない。早くイかせてほしいのに。涙目で懇願すると、クラゲさんは触手をちんこに絡めた。
しかし、ちんこにぴとりとくっつけられた触手は動いてくれない。焦れて自分んで腰を動かすと、前も後ろも同時に刺激を受けてびくんと跳ねた。
「イきた、イきたい……。はやく、あ、あ、きもち、いいよ」
自分で前後に腰を動かして、どろどろになりそうなくらい感じ入る。気持ちいい。もっと、はやくイきたい。一人で息を荒らげてると、ようやくクラゲさんの触手がちんこを擦りだした。
にゅるにゅる捏ねられて、身体がうねる。もうイく、というところで触手がそこから離れた。
イきそびれて頭がくらくらする。再びちんこに絡みついてきた職種は、今まで見たことないくらい細いものだった。例えば、綿棒くらいの太さで。
その細い触手が向かう先を察した途端、のどがなった。
触手のさきっぽが、尿道に引っかかる。そのまま中にはいって来ようとするのを必死で止めた。
「ひ……っ、むりむりむり、こわいよ、入らないって!はぁ、あ、あ、いたっ」
「ユーヤ」
「いた、いたい、あ、あ゛あぁ」
じん、と痛みがある。涙目になる俺をさておいて、触手はずるずる中に入ってきた。
痛みをごまかすように、尻に触手の出し入れが激しくなる。気持ちいいのと痛いのとが混ざり合って、何がなんだかよくわからない。気がつけば尿道の中のイイところを細い触手が突き始めて、だけどちんこが塞がれているから射精できないという事態になった。
イきたいのに、今すぐイけそうなのに。
「ふーっふーっ、はぁーっっ、うああっ、ーーっああ」
深い快楽を、涙を流しながら必死で受け止める。涙をぺろんと拭われた。
中をずっと揺さぶられている。ぐちゅん、と奥から音がして、背中を弓なりにしならせた。体中の快楽が泡となってパチパチ弾けだし、びくんと体が痙攣する。
「───っ、うぁぁああっ、ひゃあ」
どくん、と心臓の音が近くで聞こえた。
なに、これ。今までしたことないくらい、深いイきかたをした気がする。お腹の痙攣が止まらない。股間を見ると、触手が突き刺されて散々弄られて赤くなった尿道から白い精液がたらりと漏れ出ていた。
い、いった。こんなの初めてだ。
頭がぼうっとして、体から力が抜ける。精液がまだちんこに残ってる気がするが、体の気だるさに勝てない。その日俺は初めて、風呂場で半ば気絶するように眠ってしまった。
しばらく尿道が痛かった。クラゲさんが痛くないようにある程度治癒してくれたが、奥のほうが完全に治りきらなかったみたいだ。尻穴より警戒すべきは尿道だということを、この日ようやく学んだのであった。
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