猫吸いしてたらいきなり虎になって逆に吸われた件について 〜豹変トラ彼氏と本能スキンシップ、喉が鳴るのは私の方だった〜

猫吸い──それは私の日課だった。
茶虎のもふもふを抱きしめて、ぷにぷにの肉球を堪能して、吸って、吸って、吸い倒す。
そんな私の前に、ある日突然“人間の姿になった”彼が現れた。

「……お前、毎日飽きずに吸って……どんだけ俺に夢中なんだよ」

琥珀色に輝くの瞳に、虎耳、ちょっと開いたシャツ。
私が溺愛してたあの猫、シエンが──
俺様な“トラ彼氏”になって、逆に私を吸ってくる!?

鼻先をくすぐるように近づいてくる距離感、
猫耳をピクリと動かしながら囁かれる甘いセリフ。

「……もう充分吸ったろ? 今度は、俺の番だ」

抱き上げられた瞬間、わたしの心臓は跳ねた。
猫だった彼が、今度は私を翻弄する。

もふもふ→むにゅっ→急接近!?

甘さとドキドキが止まらない、
じゃれ甘な“豹変トラ彼氏”との寸止めスキンシップラブ、はじまります──!
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