婚約破棄された悪役令嬢ですが、ノーダメージです!

「マーヤ・ベルンシュタイン! 貴様との婚約を破棄する!」
夜会の中心で、ナルシストな王太子から身に覚えのない罪を突きつけられた侯爵令嬢マーヤ。
だが、彼女は悲しむどころか、扇の影でほくそ笑んでいた。
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