リオとシグ—距離感バグってんぞお前ら—

森の奥、
魔獣の徘徊する木立の中、彼らは出会った。

料理人として旅をしていた青年、リオ・ヴァレン(25)は、
倒れていた剣士を迷いなく助け、
応急手当をし、火を起こし、温かい食事を振る舞った。

それが“彼”を動かした。

無口な剣士、シグ・エルラント(34)。
かつて多くを守り、しかし孤独を好み、誰ともつるまずに独りで生きていた男が、
初めて「この背を、預けられるかもしれない」と思った相手——

それが、太陽のような笑顔を見せる料理人だった。

この出会いは運命か、偶然か。

いずれにせよ、
ふたりはここから、共に旅をすることになる。

互いの歩幅を測りながら、
少しずつ心を重ねていく──


──が。

【数日後】
・毒キノコをこっそり採ろうとする料理人
・爆弾発言をする料理人
・風呂に一緒に入ろうと誘う料理人
・あれ、意外とかっこいい料理人
・抱卵状態で街を歩く料理人
・シグを「抱っこ係」と呼ぶ料理人

……なお全て同一人物である(料理人)。

一方その頃、剣士シグさん:

😇「……(好きだ)」
😇「……(可愛い)」
😇「……(でもバレたら終わる)」
😇「……(理性が死ぬ)」
🧠「脳内会議始めます!!!」

さあ、これは。

相棒の距離を超えて抱き合い(無自覚)、添い寝し(無自覚)、育児(魔獣)しながらも、
「相棒だぜ!」と言い張るふたりの、
もはや世界が突っ込んでくれるのを待っている冒険譚である。


📣「その距離感で“まだ気づいてません”は無理だろ!!!!!」


※本編は、真面目・甘さ・ギャグ・いずれらぶの全てを詰めた絶品フルコースでお送りします🍽
24h.ポイント 85pt
0
小説 12,433 位 / 214,210件 BL 3,073 位 / 29,666件

あなたにおすすめの小説

円満と口悪

Fuzy3chi
BL
口が悪いシーフ・ラドルと八方美人のテイマー・ダント。 片や男にモテまくり……片や女に追われる日々……嫌気がさして辟易として、気づいたら口走ってしまったのは \\\「俺たち付き合ってるから!」/// というだいぶ選択肢を間違えた宣言。——いや、”パーティー組んだ”でよかったんじゃね……?? いつか続きを書きたいな、とログに眠っていたものを、新年の勢いに乗せて投稿です。 1/2 ♡とお気に入りありがとうございます(這いつくばり) 続きを書きたい欲はとてもあるので、初日の出を待つみたいにして気長にお待ちください。 そんで1月がいつの間にか終わるんだろ。知ってる。

悪役Ωは高嶺に咲く

菫城 珪
BL
溺愛α×悪役Ωの創作BL短編です。1話読切。 ※8/10 本編の後に弟ルネとアルフォンソの攻防の話を追加しました。

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

そんなの聞いていませんが

みけねこ
BL
お二人の門出を祝う気満々だったのに、婚約破棄とはどういうことですか?

【bl】砕かれた誇り

perari
BL
アルファの幼馴染と淫らに絡んだあと、彼は医者を呼んで、私の印を消させた。 「来月結婚するんだ。君に誤解はさせたくない。」 「あいつは嫉妬深い。泣かせるわけにはいかない。」 「君ももう年頃の残り物のオメガだろ? 俺の印をつけたまま、他のアルファとお見合いするなんてありえない。」 彼は冷たく、けれどどこか薄情な笑みを浮かべながら、一枚の小切手を私に投げ渡す。 「長い間、俺に従ってきたんだから、君を傷つけたりはしない。」 「結婚の日には招待状を送る。必ず来て、席につけよ。」 --- いくつかのコメントを拝見し、大変申し訳なく思っております。 私は現在日本語を勉強しており、この文章はAI作品ではありませんが、 一部に翻訳ソフトを使用しています。 もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、 本当にありがたく思います。

殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?

krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」 突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。 なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!? 全力すれ違いラブコメファンタジーBL! 支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。

もう一度君に会えたなら、愛してると言わせてくれるだろうか

まんまる
BL
王太子であるテオバルトは、婚約者の公爵家三男のリアンを蔑ろにして、男爵令嬢のミランジュと常に行動を共にしている。 そんな時、ミランジュがリアンの差し金で酷い目にあったと泣きついて来た。 テオバルトはリアンの弁解も聞かず、一方的に責めてしまう。 そしてその日の夜、テオバルトの元に訃報が届く。 大人になりきれない王太子テオバルト×無口で一途な公爵家三男リアン ハッピーエンドかどうかは読んでからのお楽しみという事で。 テオバルドとリアンの息子の第一王子のお話を《もう一度君に会えたなら~2》として上げました。

成長を見守っていた王子様が結婚するので大人になったなとしみじみしていたら結婚相手が自分だった

みたこ
BL
年の離れた友人として接していた王子様となぜか結婚することになったおじさんの話です。