夫婦二人、もうダメかと覚悟してましたが知らない世界に来てました。

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もの凄い勢いでタークが回収してます。私？私は見てるだけ～。きっと色々考えてるんだろうなぁ……
で、無事回収もすんでハゲ野原に来ました！

「これで色々作れそうだな！」

嬉しそう……嬉しそうです。

「マーユ、指輪が作れるかも知れない。お揃いの指輪作ってみせるから！」

指輪……嬉しいけど……

「出来るの？」

「やってみないと分からないけど、作ってみせる！」

やる気になってるから止めないでおこう。本当に出来たら嬉しいしね！でも、それよりも……

「お腹空いた……」

「ゴメン！すぐに作ろう！こっちが楽しくて忘れてた！」

「ん……凄い集中してたもんね。私も楽しかったし。」

うん、そこは本当。凄い勢いで今度はテーブルやら椅子やら出してから竃を作り出す。うーん……私も手伝えれば良いんだけど、手伝える事が無い。ご飯作らなくなって久しい……ガスコンロが懐かしい。不便利な生活した事無いって、こんな時何にも出来ない。もしかしたらタークが何にも出来なかったら二人でワァワァ言いながらやったのかな？でもターク、滅茶苦茶手慣れてるんだもん。田舎育ちってワイルドだよね。頼り甲斐あるって言うか……頼りっぱなしです！おかげでご飯はタークの担当です！なので……

「薪作りに行って来るね！」

「お！ありがとう！気を付けてな！」

薪はまだ沢山あるのだけど、予備の薪を作りに行きます！

「良し！妲己ちゃんも一緒に行こう！」

「おお！共に行くのじゃな。」

「そうだよ～。」

水姫ちゃんとみほしちゃんは前から一緒に行ってるので、今日からは妲己ちゃんも一緒です！