義眼の杖

魔法を使うには杖は必要不可欠である。

それは指揮棒のように短く手に馴染むような杖であったり、
それは自身の身長かそれ以上の大きさの杖であったり、
中には宝石やクリスタルが散りばめられているモノもある。

魔法使いそれぞれにあった杖を見極め、
制作、メンテナンスを職業とする彼らは”マイスター”と呼ばれ、
魔法使いの能力を最大限に引き出し、
王やその側近の杖を作ることができるマイスターのことを”マスター”と呼ばれる。

これはマスターを目指す一人のマイスターと、
そんな彼女に惹かれていく王家直属護衛軍に所属する一人の男性の物語である。




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