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沈黙
初めての入院…
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親が帰ってきて…
話さなきゃいけない…
やばい…
多分顔に出ていたんだと思います。
不意に母に真剣な顔で
「あなた何か話すことあるでしょ?」
ドキッ…なんてレベルじゃないくらい死にそうになりました。
「そこに座りなさい」
「………」
「やっぱり何かあるのね、そんなところに立ってないで座りなさい」
とりあえず座ったものの
「どこから話すか…」
本当は中学の時からのこと話したかったけどおじさん達との約束でもし本当のこと話したら全部晒すって言われてたから…結局、絞り出して言えたことが…
「生理がこない…」
「やっぱり。」
「私が気がつかないと思ってたの?」
「あなたいつも生理痛がひどくて生理の時は学校休んだりしてたのにこの2ヶ月間休んでなわよね?」
(そういえばそうだ)
と思いました。
「相手は誰なの?」
「驚かないの?」
「驚いてるけど今更驚いてもしょうがないでしょ」
親があんまり怒ってないことに驚いたけど…
そんなことはありませんでした。
結局話はとんとん拍子に進み、彼のご両親がうちに謝罪に来て、中絶同意書にサインをして、親にばれた1週間後に予約が取れた新潟の病院で手術を受けました。
そこだったら周りにも学校にもばれないからと言われて。
術後2日間、術後ケアの為に入院してから退院しました。
母親と家に帰ると鬼の形相の父に、頬を一度だけビンタされて…そのまま無言でどこかに行ってしまいました。
母「塾は帰るから」
「あと本当はもっと早くにあなたに言わなきゃいけなかったのにこんな形になって申し訳ないけど、あなたは純粋だから今回このような形で騙されてた妊娠してしまったけど、世の中の男性はいい人ばかりじゃないんだから………。」
と三時間以上、話をされて、その間、騙してることにすごく罪悪感を感じると共に、本当のことがバレなかった安堵感が顔に出ないように必死に下を向いてました。
妹の下着が無くなっていたのもいつのまにか彼のせいになっていました。
本当は違うのに。
話さなきゃいけない…
やばい…
多分顔に出ていたんだと思います。
不意に母に真剣な顔で
「あなた何か話すことあるでしょ?」
ドキッ…なんてレベルじゃないくらい死にそうになりました。
「そこに座りなさい」
「………」
「やっぱり何かあるのね、そんなところに立ってないで座りなさい」
とりあえず座ったものの
「どこから話すか…」
本当は中学の時からのこと話したかったけどおじさん達との約束でもし本当のこと話したら全部晒すって言われてたから…結局、絞り出して言えたことが…
「生理がこない…」
「やっぱり。」
「私が気がつかないと思ってたの?」
「あなたいつも生理痛がひどくて生理の時は学校休んだりしてたのにこの2ヶ月間休んでなわよね?」
(そういえばそうだ)
と思いました。
「相手は誰なの?」
「驚かないの?」
「驚いてるけど今更驚いてもしょうがないでしょ」
親があんまり怒ってないことに驚いたけど…
そんなことはありませんでした。
結局話はとんとん拍子に進み、彼のご両親がうちに謝罪に来て、中絶同意書にサインをして、親にばれた1週間後に予約が取れた新潟の病院で手術を受けました。
そこだったら周りにも学校にもばれないからと言われて。
術後2日間、術後ケアの為に入院してから退院しました。
母親と家に帰ると鬼の形相の父に、頬を一度だけビンタされて…そのまま無言でどこかに行ってしまいました。
母「塾は帰るから」
「あと本当はもっと早くにあなたに言わなきゃいけなかったのにこんな形になって申し訳ないけど、あなたは純粋だから今回このような形で騙されてた妊娠してしまったけど、世の中の男性はいい人ばかりじゃないんだから………。」
と三時間以上、話をされて、その間、騙してることにすごく罪悪感を感じると共に、本当のことがバレなかった安堵感が顔に出ないように必死に下を向いてました。
妹の下着が無くなっていたのもいつのまにか彼のせいになっていました。
本当は違うのに。
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