眠り姫は村男に凌辱される【完結】

「……息がある。まだ生きてるぞ」
「魔女の仕業だぁ……!」

それは、まるで悪夢のようだった。村人たちは、ピクリとも動かない人間の姿に恐怖した。男たちはみな、ある伝承を思い出していた。

城の中にいた人間は、すべて悪い魔女によって眠りについていた。魔法の茨で覆われた城は、誰も入ることが出来なくなって、100年ほどが経過していた。

その城の存在は、魔法をかけた魔女からも忘れ去られようとしていたが、魔法の綻びによって偶然、近くの村の男達が城の内部に侵入したのだった。
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