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箱根クリスマス旅行 編
私、こんな女じゃなかったのに ☆
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慎也に胸を揉まれながら、私は微かに溜め息をつく。
二人の事を知れば知るほど、どんどん好きになって独占欲まで強くなってくる。
私、こんな女じゃなかったのに……。
「ん? どうした?」
慎也が顔を上げ、私を見つめて目を細める。
「ううん」
微笑むと、「そう?」とキスをされた。
「ねぇ、優美ちゃん、パイズリできる?」
いきなり正樹がオーダーしてきた。
「え? あ、……いやぁ……。やった事ないから分かんない」
「じゃあ、やってみて。何事もやってみないと分かんないから」
やけに前向きに言われ、私はたじろぎながら頷く。
そのやり取りを聞いていた慎也が、不服げに口を挟んできた。
「俺もしてほしいな」
「え? ど、どうやって……。おっぱいはワンセットしかないよ?」
三人でのプレイにほぼ抵抗はなくなっているとはいえ、彼らの要求をすべて呑めない場合もある。
「こうしてみたら?」
「わっ」
正樹が仰向けに寝たかと思うと、私の腰を抱え自分の顔を跨がせた。
目の前に正樹の屹立が迫り、私は反射的に赤面する。
「あ、分かった」
戸惑い、混乱している私の前で慎也が納得し、正樹の性器に自分のそれを近付け、私に向かって妖しく微笑んでみせた。
「これでできるだろ?」
これで、って……!
なんかこれ、男性同士のカップルの場合、兜合わせって言う体位になるんだっけ?
い、いいのかな……、義理とはいえ、兄弟なのに……。
私がグルグルと考えている間、後ろから正樹が私のお尻をピシャン! と叩いてきた。
「ひゃっ!」
「優美ちゃん、できる? できない? 僕、優美ちゃんがしてくれるなら何だってするけど、さすがに優美ちゃん抜きで弟と兜合わせはキツイんだけど」
「やっ、やるっ! からっ」
慌てて下を見ると、遜色ない大きさの男根が二本、私からの刺激を待っている。
「……へ、下手だったらごめんね」
私は焦りのあまり、正樹にお尻を向けている羞恥も忘れて身を屈めた。
重力に従ってタプッと釣り鐘型になる乳房で、二本の肉棒を挟んでみた。
「やわ……っ」
「――――わ」
二人がほぼ同時に声を上げ、私はこれで合ってるのか確認するために、チラリと慎也を見上げる。
「……ん、続けて」
慎也に頭を撫でられ、私は谷間の奥に正樹、先端側に慎也を挟み、足りない部分は掌で補って、腕全体で乳房を支えて上下させる。
……変な感じ。
硬いのが擦れて……。
「……っていうか、前から思ってけど優美っておっぱいデカいよね」
私の頭を撫でながら、慎也が口を開く。
「後輩時代はセクハラになるから聞けなかったけど、……何カップ?」
「………………じー」
頬を染めつつ答えると、「えぇっ!?」と二人が声を上げた。
「Eカップあるって自慢してた五十嵐より、ずっと巨乳じゃん」
「ちょ、ちょっと見せて」
慎也に言われ、私は上体を起こす。
彼はしげしげと私の乳房を見て、下から両手で掬い上げてきた。
「会社にいた時もでかいなとは思ってたけど、そんなあったっけ?」
「……仕事で変な風に見られるの嫌だから、小さく見せるのをつけてるの。せっかく『仕事ができそう』って言ってもらえるようになって、成績も追いついてきてるのに、へたに胸が大きいって強調すると、体で何かしてるとか言われかねないじゃない」
「あー……」
私のこれまでの経験を思いだしたのか、慎也が納得した声をだす。
「優美のおっぱいが可哀想だから、俺たちといる時は、思う存分解放してあげてくれ」
「ふふっ、変なの」
「女性の下着は、サイズが大きくなると可愛いのがないってよく言うよね。優美ちゃんのサイズにぴったりなのを、今度沢山プレゼントするよ」
私のお尻を撫でながら、正樹が言う。
「んふふ、本当に変なの。ありがと」
胸に関しては色んな思いがあって、ダイエットして痩せる時に一番先にサイズダウンする場所だから、胸筋を鍛えながら……とか、色んな工夫をした。
元から胸の大きな家系だったけれど、痩せて綺麗になれるなら、胸も格好良くしたいという思いがあった。
途中、「彼氏に揉んでもらうと大きくなる」という記事を読んで、キレ気味に「そんな人おらんわ!」と突っ込みを入れたけれど、今ではいい思い出だ。
二人の事を知れば知るほど、どんどん好きになって独占欲まで強くなってくる。
私、こんな女じゃなかったのに……。
「ん? どうした?」
慎也が顔を上げ、私を見つめて目を細める。
「ううん」
微笑むと、「そう?」とキスをされた。
「ねぇ、優美ちゃん、パイズリできる?」
いきなり正樹がオーダーしてきた。
「え? あ、……いやぁ……。やった事ないから分かんない」
「じゃあ、やってみて。何事もやってみないと分かんないから」
やけに前向きに言われ、私はたじろぎながら頷く。
そのやり取りを聞いていた慎也が、不服げに口を挟んできた。
「俺もしてほしいな」
「え? ど、どうやって……。おっぱいはワンセットしかないよ?」
三人でのプレイにほぼ抵抗はなくなっているとはいえ、彼らの要求をすべて呑めない場合もある。
「こうしてみたら?」
「わっ」
正樹が仰向けに寝たかと思うと、私の腰を抱え自分の顔を跨がせた。
目の前に正樹の屹立が迫り、私は反射的に赤面する。
「あ、分かった」
戸惑い、混乱している私の前で慎也が納得し、正樹の性器に自分のそれを近付け、私に向かって妖しく微笑んでみせた。
「これでできるだろ?」
これで、って……!
なんかこれ、男性同士のカップルの場合、兜合わせって言う体位になるんだっけ?
い、いいのかな……、義理とはいえ、兄弟なのに……。
私がグルグルと考えている間、後ろから正樹が私のお尻をピシャン! と叩いてきた。
「ひゃっ!」
「優美ちゃん、できる? できない? 僕、優美ちゃんがしてくれるなら何だってするけど、さすがに優美ちゃん抜きで弟と兜合わせはキツイんだけど」
「やっ、やるっ! からっ」
慌てて下を見ると、遜色ない大きさの男根が二本、私からの刺激を待っている。
「……へ、下手だったらごめんね」
私は焦りのあまり、正樹にお尻を向けている羞恥も忘れて身を屈めた。
重力に従ってタプッと釣り鐘型になる乳房で、二本の肉棒を挟んでみた。
「やわ……っ」
「――――わ」
二人がほぼ同時に声を上げ、私はこれで合ってるのか確認するために、チラリと慎也を見上げる。
「……ん、続けて」
慎也に頭を撫でられ、私は谷間の奥に正樹、先端側に慎也を挟み、足りない部分は掌で補って、腕全体で乳房を支えて上下させる。
……変な感じ。
硬いのが擦れて……。
「……っていうか、前から思ってけど優美っておっぱいデカいよね」
私の頭を撫でながら、慎也が口を開く。
「後輩時代はセクハラになるから聞けなかったけど、……何カップ?」
「………………じー」
頬を染めつつ答えると、「えぇっ!?」と二人が声を上げた。
「Eカップあるって自慢してた五十嵐より、ずっと巨乳じゃん」
「ちょ、ちょっと見せて」
慎也に言われ、私は上体を起こす。
彼はしげしげと私の乳房を見て、下から両手で掬い上げてきた。
「会社にいた時もでかいなとは思ってたけど、そんなあったっけ?」
「……仕事で変な風に見られるの嫌だから、小さく見せるのをつけてるの。せっかく『仕事ができそう』って言ってもらえるようになって、成績も追いついてきてるのに、へたに胸が大きいって強調すると、体で何かしてるとか言われかねないじゃない」
「あー……」
私のこれまでの経験を思いだしたのか、慎也が納得した声をだす。
「優美のおっぱいが可哀想だから、俺たちといる時は、思う存分解放してあげてくれ」
「ふふっ、変なの」
「女性の下着は、サイズが大きくなると可愛いのがないってよく言うよね。優美ちゃんのサイズにぴったりなのを、今度沢山プレゼントするよ」
私のお尻を撫でながら、正樹が言う。
「んふふ、本当に変なの。ありがと」
胸に関しては色んな思いがあって、ダイエットして痩せる時に一番先にサイズダウンする場所だから、胸筋を鍛えながら……とか、色んな工夫をした。
元から胸の大きな家系だったけれど、痩せて綺麗になれるなら、胸も格好良くしたいという思いがあった。
途中、「彼氏に揉んでもらうと大きくなる」という記事を読んで、キレ気味に「そんな人おらんわ!」と突っ込みを入れたけれど、今ではいい思い出だ。
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