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10.魔女と奴隷と泥食いスライム
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悶えて転がりまわるザジをそのまま好きにさせておいて、オーウェンがまずやったことはお湯を沸かすことだった。
スライムが肛門に入った場合どうしたらいいのかは教わっていないが、『泥食い』と言われる虫の類が入った時の対処法は母から教わっていた。泥食いは動物の肛門から潜り込んで糞便を食べる虫の総称で、かつては糞食いと呼ばれていたがあんまりな呼び名すぎるので近年泥食いと呼ばれるようになったとかなんとか。混乱のあまりどうでもいい豆知識が頭をよぎっては退場していくが、それはそれとしてそういうものに入られたとき、人の体内とおなじような温度の湯に浸かってしばらく待つと、原始的で頭の良くない虫は宿主の体内が外まで拡がったと勘違いするのか、顔を覗かせるそうで、そこをすかさず掴んで引っこ抜くのである。
「これしかない、これしかない、これしかない……」
助産の現場も何度か経験したオーウェンなので、感情が混乱しても手は冷静に動かすことが出来る。行水用のたらいに張った水に湯を注いでザジにとって熱くない温度に整え、残った湯で薄いハーブ水を作る。水弾きで打ち出していたスライム用のハーブ水は要するに薄めただけのある種のハーブ茶である。別にこのまま飲んでもいいようなものだ。
うまく行く確証はないのだが、スライムにザジの体内よりも湯の中の方が安全と思わせる必要がある。
「こんなことに使うために水弾きを作ったんじゃないのに……でもまあ、作っててよかった……。なあアンタ。今から触るが、のっぴきならない状態だから許しておくれよ」
「触って♡ 触って触って♡♡ はやくっ♡ はやくっ♡ はやくっ♡♡」
「うう……おかしな声を出すんじゃないよ……こっちまでおかしくなる……尻をこっちに向けて……うわ……」
オーウェンが促すと、ザジはビクビクと痙攣しながら四つん這いになり、尻を高く上げて彼に向けた。彼女の小さな両手は下着の中に入り込み、ぐちゅぐちゅとうるさい水音を立てながら陰部をめちゃくちゃにかき回している。ピンと立った尻尾の根元で、半開きになった彼女の薄桃色の肛門がひくひくと蠢いている。今からするのは医療行為なのに、その光景のいやらしさにオーウェンは自分の陰茎がむくむくと屹立するのがわかった。
「やれやれ……まあ、これだけ開いてれば大して痛くもないだろう……」
人肌にぬるめたハーブ水を水弾きで少量吸い上げる。そしてそのまま、先端についている射出口をザジの肛門につぷりとつきさした。
ぷちゅるるるる……。
「ほぎょ!? お、お゛おおおぉんぅ~♡♡♡♡」
「うるさいねえ……っ。おっと……まだ出すんじゃないよ」
素っ頓狂な声を上げて暴れるザジの腸内にハーブ水を注入したオーウェンは、片手で彼女の腰をがっしり掴んで逃げられないようにし、もう片方の手の親指で肛門に栓をする。
「お゛にょおぉおぉ♡♡ あばれてる、お腹の中でスライムあばれてっ♡♡♡ 苦しいよぉお♡♡♡ 苦しいけど気持ちいいのおおお♡♡♡」
ほどなくごぎょぎょ……とという音と共に、彼女の腹の中でスライムが蠕動を始めたらしい。足をバタバタさせてわめくザジのなだらかな腹がぼこぼこと膨らんだりへこんだりしているのが足の間から見えた。
「そろそろいいか、よっと……」
ザジの肛門から指を離したオーウェンは彼女を抱え上げ、湯を張ったたらいの中に腰を下ろさせた。
「おっ♡ おっ……♡♡」
「ほら、出しな、ほら、ほら」
奴隷紋のあるあたりをオーウェンが大きな手で押す。やわらかく弾力のあるザジの腹は押されるままにべこんべこんと凹み、大きく広げた足の密やかな窄まりが内側からもこもこと押されて盛り上がった。
ぴょこ……。
「出て来たよっ、いきんで出しな!!」
「んあ゛あああああ……っ!!!!」
忌避している液体に満ちた体内から逃げるために、スライムはその身を細長く変形させてたらいの湯の中へ顔を出し、ザジの腹圧に押されてむりむりとその透明な体を少しずつ露わにし……途中で力尽きたのかそのまま動かなくなった。
「はあ……はあ……はあ……」
「あ~、途中で死んじまった……仕方ない、掴んで出すからもう一回いきみな」
「んに゛ょお!!!!」
ぐいっ、つんっ!!
オーウェンがはみ出たスライムの頭(?)を握って引っ張ると、びん、と中でつかえてスライムの体が伸びた。
「くそっ、中で泥食ってやがんのか……。力づくで引っ張るからね、そっちは力入れたら尻が切れるよ。口開けて指開いて脱力しな。今なら叫んでもいいから。三つ数えたら行くよ。さん、にい、いちっ……!」
ずぼるるるるるるるるるるるるるるるぅッ!!!!!!
「に゛ょほおおおおおおッ!!!!♡♡♡♡!!!!♡♡♡」
バシャバシャッ!!! ブシュッ!!!! じょばっ!!!!
合図と共にずるんと引っ張り出されたスライムはどす黒く変色し、中でとっくり状に膨らんでしまっていた。
「ううーっ、い、嫌だねぇ!! 出たよ、アンタ。しっかりしな」
「あ♡ はあぁあぁぁ……♡♡♡♡ あ、ありがとうごじゃいましたぁあ……オーウェンしゃまぁああ♡♡♡ あっ♡ あははっ♡♡♡」
嫌そうにゴミ用の袋にスライムの死骸を放り込むオーウェンと、仰け反ってヒクヒクと痙攣するザジ。地獄かここはと思いながらオーウェンは袋の口を堅く縛った。
「おーうぇんしゃま♡ おーうぇんしゃま……♡♡♡」
「なんだいもう……さっさと立って……うえ!? うええ!!!???」
いいから部屋に行け、と言おうとしてザジのほうを見たオーウェンの目の前に、ぽっかりと開いたままのザジの尻が顔のすぐそこまでにじり寄ってきていて、思わず大きな声で驚いてしまう。
「何やってんだい!! 何! 何やってんだい!! なんだい!!!」
「ザジ、おしりもおまんこも熱くてせつないんでしゅう……♡♡♡ どっちの穴でもいいからお情けくだしゃいいぃ……♡♡♡」
「馬鹿!! バカバカバカ!!! やめな!!!! あっ!? さてはスライムの媚薬成分でエロバカになってんだね!? アンタ!!!!」
「お尻でいいでしゅっ♡ お尻でいいのでっ♡♡♡ オーウェンしゃまのおちんぽでずぼずぼしてあちゅいの治してくだしゃいぃ♡♡♡♡ そうじゃないと頭狂っちゃうんでしゅうぅ♡♡♡ たしゅけてぇ♡♡♡」
調教師の躾により、ザジは一度発情したらご主人様の陰茎の恩恵に与れるまでは発情しっぱなしのいやらしい体に改造されてしまっている。びしょびしょに濡れた尻尾をふりふりと振りながら、ザジは必死におねだりを続けた。
「だとしてもこんなねえっ!! はあっ、はあっ! 弱みに付け込んで変なことするような、はあっ!! アタシはそんな男じゃないっ!! それにアタシだって初めては普通がいいっ!!! こんな変態みたいな状況でヤったら人間が駄目になっちまう気がするっ!! ヤダッ!!!」
尻もちをついて後ずさるオーウェンは、理性ではこんな状況本意ではないのだが若い性欲が正直に体に作用し、敢え無くローブの前をギンギンに膨らませてしまっている。口で嫌がりながら体が嫌がれないというアンバランスな状態に彼はすっかり翻弄されていた。
「オーウェン様ッ!!! 大丈夫です!!! 肛門は性器じゃないので!!! ノーカウントになりますって!!!!!」
「肛門は性器じゃないから!!? ノーカウントになる??!!!????」
もうだめだ。もうだめだった。オーウェンは、「アンタもそういう状況になる時がいつか来るだろうから、そういう時に困らないように新品のを一個ポケットに入れておくんだよ」、と母に言われ、お守りくらいの気持ちで入れておいた虎の子のスライムスキンを今自分の意思で、初めて使うことにしたのだった。
スライムが肛門に入った場合どうしたらいいのかは教わっていないが、『泥食い』と言われる虫の類が入った時の対処法は母から教わっていた。泥食いは動物の肛門から潜り込んで糞便を食べる虫の総称で、かつては糞食いと呼ばれていたがあんまりな呼び名すぎるので近年泥食いと呼ばれるようになったとかなんとか。混乱のあまりどうでもいい豆知識が頭をよぎっては退場していくが、それはそれとしてそういうものに入られたとき、人の体内とおなじような温度の湯に浸かってしばらく待つと、原始的で頭の良くない虫は宿主の体内が外まで拡がったと勘違いするのか、顔を覗かせるそうで、そこをすかさず掴んで引っこ抜くのである。
「これしかない、これしかない、これしかない……」
助産の現場も何度か経験したオーウェンなので、感情が混乱しても手は冷静に動かすことが出来る。行水用のたらいに張った水に湯を注いでザジにとって熱くない温度に整え、残った湯で薄いハーブ水を作る。水弾きで打ち出していたスライム用のハーブ水は要するに薄めただけのある種のハーブ茶である。別にこのまま飲んでもいいようなものだ。
うまく行く確証はないのだが、スライムにザジの体内よりも湯の中の方が安全と思わせる必要がある。
「こんなことに使うために水弾きを作ったんじゃないのに……でもまあ、作っててよかった……。なあアンタ。今から触るが、のっぴきならない状態だから許しておくれよ」
「触って♡ 触って触って♡♡ はやくっ♡ はやくっ♡ はやくっ♡♡」
「うう……おかしな声を出すんじゃないよ……こっちまでおかしくなる……尻をこっちに向けて……うわ……」
オーウェンが促すと、ザジはビクビクと痙攣しながら四つん這いになり、尻を高く上げて彼に向けた。彼女の小さな両手は下着の中に入り込み、ぐちゅぐちゅとうるさい水音を立てながら陰部をめちゃくちゃにかき回している。ピンと立った尻尾の根元で、半開きになった彼女の薄桃色の肛門がひくひくと蠢いている。今からするのは医療行為なのに、その光景のいやらしさにオーウェンは自分の陰茎がむくむくと屹立するのがわかった。
「やれやれ……まあ、これだけ開いてれば大して痛くもないだろう……」
人肌にぬるめたハーブ水を水弾きで少量吸い上げる。そしてそのまま、先端についている射出口をザジの肛門につぷりとつきさした。
ぷちゅるるるる……。
「ほぎょ!? お、お゛おおおぉんぅ~♡♡♡♡」
「うるさいねえ……っ。おっと……まだ出すんじゃないよ」
素っ頓狂な声を上げて暴れるザジの腸内にハーブ水を注入したオーウェンは、片手で彼女の腰をがっしり掴んで逃げられないようにし、もう片方の手の親指で肛門に栓をする。
「お゛にょおぉおぉ♡♡ あばれてる、お腹の中でスライムあばれてっ♡♡♡ 苦しいよぉお♡♡♡ 苦しいけど気持ちいいのおおお♡♡♡」
ほどなくごぎょぎょ……とという音と共に、彼女の腹の中でスライムが蠕動を始めたらしい。足をバタバタさせてわめくザジのなだらかな腹がぼこぼこと膨らんだりへこんだりしているのが足の間から見えた。
「そろそろいいか、よっと……」
ザジの肛門から指を離したオーウェンは彼女を抱え上げ、湯を張ったたらいの中に腰を下ろさせた。
「おっ♡ おっ……♡♡」
「ほら、出しな、ほら、ほら」
奴隷紋のあるあたりをオーウェンが大きな手で押す。やわらかく弾力のあるザジの腹は押されるままにべこんべこんと凹み、大きく広げた足の密やかな窄まりが内側からもこもこと押されて盛り上がった。
ぴょこ……。
「出て来たよっ、いきんで出しな!!」
「んあ゛あああああ……っ!!!!」
忌避している液体に満ちた体内から逃げるために、スライムはその身を細長く変形させてたらいの湯の中へ顔を出し、ザジの腹圧に押されてむりむりとその透明な体を少しずつ露わにし……途中で力尽きたのかそのまま動かなくなった。
「はあ……はあ……はあ……」
「あ~、途中で死んじまった……仕方ない、掴んで出すからもう一回いきみな」
「んに゛ょお!!!!」
ぐいっ、つんっ!!
オーウェンがはみ出たスライムの頭(?)を握って引っ張ると、びん、と中でつかえてスライムの体が伸びた。
「くそっ、中で泥食ってやがんのか……。力づくで引っ張るからね、そっちは力入れたら尻が切れるよ。口開けて指開いて脱力しな。今なら叫んでもいいから。三つ数えたら行くよ。さん、にい、いちっ……!」
ずぼるるるるるるるるるるるるるるるぅッ!!!!!!
「に゛ょほおおおおおおッ!!!!♡♡♡♡!!!!♡♡♡」
バシャバシャッ!!! ブシュッ!!!! じょばっ!!!!
合図と共にずるんと引っ張り出されたスライムはどす黒く変色し、中でとっくり状に膨らんでしまっていた。
「ううーっ、い、嫌だねぇ!! 出たよ、アンタ。しっかりしな」
「あ♡ はあぁあぁぁ……♡♡♡♡ あ、ありがとうごじゃいましたぁあ……オーウェンしゃまぁああ♡♡♡ あっ♡ あははっ♡♡♡」
嫌そうにゴミ用の袋にスライムの死骸を放り込むオーウェンと、仰け反ってヒクヒクと痙攣するザジ。地獄かここはと思いながらオーウェンは袋の口を堅く縛った。
「おーうぇんしゃま♡ おーうぇんしゃま……♡♡♡」
「なんだいもう……さっさと立って……うえ!? うええ!!!???」
いいから部屋に行け、と言おうとしてザジのほうを見たオーウェンの目の前に、ぽっかりと開いたままのザジの尻が顔のすぐそこまでにじり寄ってきていて、思わず大きな声で驚いてしまう。
「何やってんだい!! 何! 何やってんだい!! なんだい!!!」
「ザジ、おしりもおまんこも熱くてせつないんでしゅう……♡♡♡ どっちの穴でもいいからお情けくだしゃいいぃ……♡♡♡」
「馬鹿!! バカバカバカ!!! やめな!!!! あっ!? さてはスライムの媚薬成分でエロバカになってんだね!? アンタ!!!!」
「お尻でいいでしゅっ♡ お尻でいいのでっ♡♡♡ オーウェンしゃまのおちんぽでずぼずぼしてあちゅいの治してくだしゃいぃ♡♡♡♡ そうじゃないと頭狂っちゃうんでしゅうぅ♡♡♡ たしゅけてぇ♡♡♡」
調教師の躾により、ザジは一度発情したらご主人様の陰茎の恩恵に与れるまでは発情しっぱなしのいやらしい体に改造されてしまっている。びしょびしょに濡れた尻尾をふりふりと振りながら、ザジは必死におねだりを続けた。
「だとしてもこんなねえっ!! はあっ、はあっ! 弱みに付け込んで変なことするような、はあっ!! アタシはそんな男じゃないっ!! それにアタシだって初めては普通がいいっ!!! こんな変態みたいな状況でヤったら人間が駄目になっちまう気がするっ!! ヤダッ!!!」
尻もちをついて後ずさるオーウェンは、理性ではこんな状況本意ではないのだが若い性欲が正直に体に作用し、敢え無くローブの前をギンギンに膨らませてしまっている。口で嫌がりながら体が嫌がれないというアンバランスな状態に彼はすっかり翻弄されていた。
「オーウェン様ッ!!! 大丈夫です!!! 肛門は性器じゃないので!!! ノーカウントになりますって!!!!!」
「肛門は性器じゃないから!!? ノーカウントになる??!!!????」
もうだめだ。もうだめだった。オーウェンは、「アンタもそういう状況になる時がいつか来るだろうから、そういう時に困らないように新品のを一個ポケットに入れておくんだよ」、と母に言われ、お守りくらいの気持ちで入れておいた虎の子のスライムスキンを今自分の意思で、初めて使うことにしたのだった。
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