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7.愛欲のままに我が儘に!

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「……フフフッ、愛欲の女神を本気にさせた責任を取ってもらいます! 飛鳥くんのザーメンを根こそぎ搾り取るまで、徹底的に犯しちゃうんだから♡」
 
 ピロテース様はゆっくりと立ち上がると、肉食獣のような視線で私を見下ろす。濃厚のフェロモンが辺りに漂い始め、妖艶な笑みで背中がゾクリと震える。余りの迫力に、ローパーのシンディとスライムのスラングは尻尾を巻いて逃げ出してしている。そして私も、金縛りにあったように身体が動かなくなってしまったのだ。

「若返った飛鳥くんの初めて――おねえちゃんが貰っちゃうね♡」

 ピロテース様はドレスを脱ぎ捨てると、下着の結び目に指を掛けてゆっくりと解いていく。――シュルリと、衣擦れの音と共に下着が床に落ち、神々しくも艶めかしい女体が露になっていく。

「あれっ? 飛鳥くんのここ――さっきよりカチカチで大きくなってるよ♪ フフッ、こんなにヒクヒクとわななかせちゃって可愛いんだから♡ クスクス、挿れちゃうね♡ おねえちゃんに犯されて、情けなく喘いでイッちゃえ♡」

 ピロテース様はいきり立った男根を引き起こし、ヒクつく膣口に宛がうと一気に腰を下ろす。熱く潤んだ蜜壷は深々と剛直を咥え込み、絡みつく膣襞がざわめきながらキュンキュンと締め付けてくる。敏感な切っ先はコリコリとした子宮口のリングに吸い付かれ、肉茎の中を熱い塊が勢いよく込み上げてくる。人外の美貌とスタイルを誇る女神との結合は、性欲溢れる若い身体では抗えず、おびただしい量の精をあっけなく放ってしまった。

「はっ、はあんっ……きてるぅ、きてるよぉ……熱いのが私の奥をビュルビュルと叩いてるぅ♡ あんっ♡ 無理やり搾り取られたのに、飛鳥くんたら蕩けた顔しちゃって……クスクス、きっと君は、女に犯されて感じちゃう真性のマゾなんだよ♪」
「そ、そんな事は……ん、あっ、あああっ!」
「アハッ、また大きくなった! 飛鳥くんは言葉責めでも感じちゃうんだ♡ ほらほらっ、頑張れ飛鳥くん♪ さっきみたいに責められて、即ドッピュンしたら今度こそマゾ確定だよ。フフッ、次は頑張っておねえちゃんを楽しませてね♪」

 ピロテース様は私のお腹に手を置くと、ゆっくりと腰を揺り動かし始める。射精直後の敏感な男根をあまねく擦られ、萎えかけのペニスはたちまち隆起していく。ピロテース様は甘い吐息を漏らすと、灼熱の肉杭の感触を楽しむように腰の動きを速くしていく。パンパンと美尻を打ち付けながら、腰に捻りを加えてくる。ピストンだけでなく円を描くような腰のスライドが、膣内の男根を掻き回し転がし絶頂に導いてくる。歯を食いしばって悦楽に耐えていたが、海千山千の淫技に敵うはずもなく――悲鳴のような喘ぎと同時に、再び敗北の証を迸らせてしまうのであった。

「あんっ、飛鳥くんの熱いのが、私の膣内で大量に弾けてるぅ♡ フフッ、何度も勃起できるのは評価するけど、二回も瞬殺されちゃった飛鳥くんはマゾ決定だね♪ クスクス、弱々で不甲斐ない飛鳥くんは補習授業決定で~す♡」

 ピロテース様は抱きつくように上半身を密着させると、完全女性上位のスパイダー騎乗位へと移行していく。口中に甘い唾液を注ぎ込むながら、柔らかくずっしりとした膨らみを擦り付けてくる。それだけで男根はムクムクと節操なく漲り、ピロテース様の膣内をグイグイと押し広げていく。

「はあんっ、もうバッキバキになってる♡ フフッ、飛鳥くんのあさましいマゾチンポ――おねえちゃんがタップリと鍛え直してあげるね♡」

 ピロテース様は、獲物を捕らえた雌蜘蛛のように私の身体を貪り始める。淫猥なM字開脚で激しく腰を振りながら、指でクリクリと乳首も弄ってくる。腰を浮かしたスパイダー騎乗位の動きは滑らかで、ピロテース様は剛直を味わい尽くすように激しいピストンを繰り返す。膣内に抜き差しされているペニスはヌラヌラと輝き、青筋を浮かばせながら限界まで膨張していく。

「うっ、あっ、ああっ! ちょっと待ってよおねえちゃん! 補習授業――とか言ってるけど、ただ単におねえちゃんがエッチしたいだけだよね? あーーっ、そんなに激しく動かれたら、また出るっっ、出ちゃうよーー!」
「クスクス、何の事だか分かりません♪ フフッ、飛鳥くんをイジメていると、おねえちゃんメチャクチャ感じちゃうんだよ♡  ああっ、いい、いいよ! もうちょっとでイケそうだから、頑張ってよ飛鳥くぅんんっ♡」

  うっとりと瞳を細めると、ピロテース様はたわわな双丘を躍らせながら、止めとばかりに美尻を打ち振ってくる。艶めかしい白いヒップが勢いよく上下に弾み、パンパンと肉を叩く音が辺りに響き渡る。そして尻房が、一際深く強く打ち下ろされ――これでもかと言うほどに結合部が密着する。

「あああぁっ、おねえちゃん――イクっ、イッちゃうよ!!!」
「ああっ、お、おねえちゃんもだよ……飛鳥くんの熱いザーメン、私の中にいっぱい出してぇぇぇーーー」 

 膣内の潤みきった媚粘膜がうねり、全ての精を搾り取るように躊躇なく男根を締め上げる。何度出しても射精衝動を抑える事はできず、深く咥え込まれたペニスは、またもや白濁液を撒き散らすのであった。

「はあ、はあっ、おねえちゃんもイっちゃったけど……まだまだ物足りないよぉ~! ねえねえ飛鳥くん――もう一回エッチしようよぉ♡」
「お、おねえちゃん――もう許して……これ以上されたら本当に……うっ、あああぁっっっ」

 ビュルビュルと精を放っている間も、ピロテース様の腰の動きは止まらない。グリグリと結合部を押し付けながら、ムッチリとしたヒップを捏ね繰り回す。萎える事も許されず、転がし回されるペニスは、おもらしするように立て続けに精を吐き出し続ける。目の前は白い点滅を繰り返し、奔流のような快美が股間を何度も突き上げる。一方的に精を搾り取られ、被虐的な絶頂を味わいながら、私は気を失うのであった。

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