悪役令嬢、闇ギルドの稼ぎ頭になる

砂糖 真湖

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いつも訓練する海岸に向かう。

最初は砂浜でやるんだ、ってびっくりしたんだよね。
砂に足を取られて動くのが難しい分、筋肉が鍛えられるとキアナが言っていた。

確かに鍛えられる。砂まみれにもなるけど。

海岸につくと、バルトさんがいた。

「あれ?バルトさん?なんでいるの?」

「いや、訓練が始まってだいぶたったからな。ここらで実力を確認しようかと」

「あぁ、一応ギルドマスターだもんね。バルトさん。」

「一応じゃねえよ、ったく。…って、眼帯もってきたんだが、要らんみたいだな。そのマスクどうしたんだ?」
 
「サクがくれたの!かっこいいでしょ?」

「あー、そうだな」

返事が棒読みだ。

準備運動をしっかりとした後、訓練が始まった。
今日の訓練は実にシンプル。バルトさんに一撃でも当てることだ。

「一撃でも当てれたら、シャドウの任務に参加してもいいぞ」

「え?!ほんと??!」

俄然やる気が出てきた!!


「約束だからね!」

「おう、がんばれ」

バルトさんがにやり、と笑ったのを見て。
私は地面を蹴って大きく飛んだ。




ーーーーーーーーーーーー
きりがよいとこで切ったので短めです。
ごめんね
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