狼の尻尾が俺の心を揺らす

7年前、突然異世界に落ちて来た俺、葛葉凍夜(くずのはとうや)は小さな町の治癒師をし、5年前に保護した獣人の少年リオの子育てに追われながらも幸せな日々を過ごしていた…はずだった。

人間より成長が早いリオは今や立派な青年獣人。

「……ねぇ、今日も、いい?」と、発情期になるとなぜか俺に乗っかって来る。

育ての親として最後の砦のズボンを脱ぐところまでは拒否しているものの、発情するたびに全力で欲望を向けて来るリオにそろそろ白旗を上げそうなところまで来ている。

欲望と自制の狭間で揺れ動く俺の心が選ぶのは親としての自分か、それとも…?


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