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監禁三日目

監禁三日目① 騎乗

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 頬を叩かれ目を覚まし気づいたのは、ベッドに寝たまま拘束されていることであった。大の字にベッドのパイプにそれぞれ手足が繋がれている。そして、服はすべて脱がされ全裸になっていた。

 そして横たえた身体の上には、下着姿の紅子が跨がっていた。


「おはようございます。といってももう昼ですけどね」
 悪戯な笑みを浮かべて紅子は言った。何も返すことはできない。紅子は体勢を変え、優夜の右の腿に座りうつ伏せに寝そべるように身体を倒した。
「や、やめろ」
「ふふ。そう言っても興奮してるんでじゃないですか? 身体は喜んでますよ」

 押し付けられた滑らかで柔らかい身体、そして胸、その感触で優夜はまた勃起していた。その先を紅子はツンツンと指先で玩ぶ。そして耳元に顔をつけ、小声で言う。

「それに、ちゃんと見てましたよ。昨日の朝、“して”るのを」
 やはり、見られていた……しかし拘束された身体では、どうすることもできず、紅子から顔を背ける。それを手で無理矢理向かされた。
「顔が、赤いですよ。恥ずかしいですよね。こんな監禁されて酷い目にあってるのに、性欲だけは抑えられないなんて」
 優夜をわざと動揺させるように、言葉で責め立ててくる。その間、紅子の指は露になった優夜の身体を優しく撫でていた。

 その指が、息が、身体を包んでいく。愛のないはずの愛撫が、疲弊しきった優夜の心を波立たせる。いきり勃つぺニスが、紅子の太腿にずっと触れている。紅子はなぜ監禁した見知らぬ男にこんなことをするのだろうか。
「なぜ、こんなことをするんだろう? と考えてますか」
 見透かすように紅子が言葉にする。

「そうだよ。知らない男を連れ去ってきて、なんでこんなことしてるんだ」 
「確かに貴方のことは存じません。しかし、私たちは貴方が必要だからここにお連れしたのです」
「どういう意味……」

 またしても言葉は紅子に遮られた。紅子が優夜の首筋にキスをした。自然に喘ぐ声が出てしまう。これを興奮と呼んでいいのか、わからない。いや間違いなく呼んではいけない。しかし、興奮は硬くなったそれが体言してしまっていた。

 しかし。それは優夜だけではなかった。紅子は優夜の太腿に座って、擦り付けるように腰を動かしている。もしかして、紅子は……
 拘束された右の脚を動かす。笑顔を浮かべていた、紅子はビクッと反応し、その顔を一瞬歪めた。
「もう、優夜様。貴方は私たち思うままにされるためにここにいるのです」

 紅子は優夜からおりると、突然下着を脱いだ。あまりに唐突な出来事に言葉が出ない。下半身を露にしたまま、紅子はベッドに戻り、優夜の頭の横に膝をついた。

 目の前にあるのは恥ずかしげもなく晒された、紅子の女性器があった。それは少し湿っているようにさえ見える。

 樹脂のようなものでできた開口具が嵌められ、また口が閉じられない。それを確認すると。

「お仕置きです」

 という言葉と共に紅子の下半身から、口に目掛けてそれが注がれた。

 それは、紅子の尿であった。
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