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二章

83、2本 ★

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視点はデオに戻ります。
エロ注意!

ー  ー  ー  ー  ー





















ウルが助けに来てくれた……!
しかも魔法の逆探知までして、この悪夢から俺を救う事まで考えてくれていた事が凄く嬉しかった。

でも何故……?
この夢の世界を支配したはずのウルは、ガリアのを抜いてくれないのだろうか?

俺の後ろには、口をベルトで塞がれたガリアのモノがまだ俺の中に入っていて、俺の前にいるウルのモノも、俺の中に入っていた。
それだけで苦しくて俺は涙が止まらなくなって、ウルに叫んでしまう。

「ウル、なんでガリアのも入れたままなんだよぉっ!!」
「それは、デオが2本入れてるところを俺が見たかったからだよ?」
「な、何言って……」
「いっぱい気持ちよさそうなデオを俺だけが見たいから……もう既にガリアに見せてるなら俺にも沢山堪能させてよね?」
「ひゃっ、う、うごかないでぇっ!!」

ウルは嫌がる俺なんて気にせず、腰を激しく揺さぶりはじめたのだ。

「なっ、なに? さっきと全然ちがぁっ!!」
「それはそうだよ。二つのおちんちんが出たり入ったりしてるんだからね?すっごくデオの中広がってるね、やらしいよ……」
「そ、そんなこと言うなぁっ!!」
「ほら、ガリアもデオのこんな淫らな姿を見て興奮しているよ?」
「み、見るなぁっ!!」

実際、後ろにいるガリアが何処を見ているのかなんて俺には見えないのに、意識してしまったせいでその視線をねっとり感じてしまい、俺は中を締め付けてしまった。

「ふふ、中が締まったね。デオは見られてやるのも好きだよね~?」
「やぁ、そんなぁっ、ち、違うぅぁあっ!ぁん!!」
「こんな可愛い声だして、違うなんて言うんだ?しかも今は、二人のおちんちんを咥え込んでこんなに顔はトロトロなのにね~。こんな顔、俺以外に見せたら妬いちゃうよ……?」

その赤い瞳が嫉妬のせいなのか、ギラリと光って見えた。
そしてウルはさらに腰を激しく動かしたのだ。

「ぁぁっ、あっ!?そ、そんなぁ、んっ!が、ガリアの入れてたままはぁ、いやぁっ!!」
「違うよデオ、コレはガリアじゃなくてただの肉棒だよ?だからその男の名を呼んだらダメだからね」

ウルの言いようにガリアはさらに怒りを露わにして、むぐむぐと何かを言っているようだけど全くわからない。

「こうして2本入ってるところ見たら、もっとデオの中広げてあげたいなぁ~」
「っな、なにいってぇ!これ以上は、おしり壊れるからぁっ!!」
「大丈夫、もし壊れてもすぐに治してあげるからね?」
「そ、そういう、問題じゃないっ……んっ!」

この感じだと、ウルはいつか本当に俺の尻を壊しかねないなんて一瞬思ったのに、恐怖よりドキドキしてる俺がいて……俺はもう変態なんだと思考を手放し、快楽に流される事にした。
そして俺が何度かイった後ウルは、楽しそうに言った。

「そろそろラストスパートかけようかな……2本入ってるデオの顔もたっぷり堪能できたし、俺だってその肉棒がデオの中にずっと入ってるのは嫌なんだよ?」
「ひやぁっ!?」
「ほら、また2本入れたままイッちゃいなよデオ?」

そしてウルは俺の腰を掴むと、俺の奥深くまで2本ともを突き刺した。
奥の奥まで広げられる感覚に、俺は目を見開き体を痙攣させた。

「ひっぁっ……?あっ、ぁん!な、なに、へ、へんになるぅっ!あっあぁあぁーーーーー!!!!」
「あーあ、夢の中でドライでイッちゃったのか~」
「あっ、あぁっ……」
「まだ、イクの止まってないんだね。でもコレで感覚を掴んでくれれば、現実でも簡単にイケるようになるかもしれないね」

余りの快感に今もガクガクと痙攣が止まらない俺は、自分がどうなってしまったのかわからない。
それなのに、ウルは少し考えるとまたすぐに俺の腰を動かし始めたのだ。

「やぁっまって、まだっ、イッてるからぁっ!!やぁ、なんでぇ……またイく、おかしくなるからぁ!?」
「ドライは何度でもイケるし、凄く気持ち良いはずだからね?だからしっかりと感覚を覚えてこの夢から出よう」
「も、無理だぁ……おかしくなるからぁっ!!」
「ダメだよ、しっかり覚えて帰ろうね……少し煩いその口は塞いじゃうよ」
「まっ….んんっ!!」

ウルは噛み付くように俺の唇を奪うと、すぐに舌を絡ませてくる。
でもウルが腰を激しく打ち付ける速度は上がって、俺は何度も何度もイッてしまい体に力が入らなくなっていた。

「….も、もう….あっ、ひ….」
「俺はデオのビグビグしてるところ大好きだよ……だからいっぱいしてあげたい。でも、アイツの入れたままなのはそろそろいいかな」

 ウルは満足したのか、ズルりとそれを抜き取った。
 突然のことに理解できない俺は喘いでしまう。

「ぁあっ、やっ……な、なに?」
「大丈夫、俺のは入ったままだよ?」
「へっ、ん……ウルだけ?」
「そうだよ。今はあの男のが抜けてスカスカするかもしれないけど、ここは夢だからすぐに俺のにピッタリになるよ?」

少し意識が回復してきた俺は、ウルのを感じたくてキュッとお尻を締めてしまい恥ずかしくなる。

「ふふ、俺のだけでそんなに欲しかったんだ。さっきまであんなにガバガバだったのに、今のでもう俺のがキュッと締まってるよ」
「う、ウルのだけが欲しかったから……仕方ないだろ」
「そんな事言われたら、ガリアにしっかり俺たちのエッチを見せつけて帰らないとって思っちゃうよね?」
「……え?」

ウルの言葉を理解するまで、俺は少し時間がかかったのだった。
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