異世界のんびり自由な流浪旅?

霜月雪

文字の大きさ
40 / 178

040

しおりを挟む
 拠点の宿に戻ってきた。
 宿の1階では食事もできるようでにぎわっていた。
 俺達は食事なしで泊まっているためそのまま部屋へ。
 すぐに食事をするかリュイル達に尋ねたら食事にしたいとのことだったのでリュイル達の部屋へ。
 リュイル達が身に着けている防具をはずして楽な格好になる間に食事の準備。
 この部屋で料理するには少し狭いが仕方が無い。
 リュイル達はご飯を食べるか分からないからご飯少なめのステーキ丼にしておく。
 食パンがよければそっち出せばいいし。
 土鍋を出しふたを開けてみるとどうやらうまく炊けてたみたいで良かった。
 器にご飯を盛っているとレスティナがが気になるのかご飯を見ている。


「食べた事ある?」

「麦ですか?」

「米なんだけど」

「たぶん食べたことはないとおもいますよ」


 こっちでは名前が違うかもしれない。
 探してみるもの良いかも。
 ガウルのステーキをアイテムボックスから取り出すと入れた時と同じ状態で焼き立てだった。
 適当にカットして熱したフライパンにのせ少し多めのステーキソース醤油味をかけてからめたら、それをステーキソースと一緒に飯の上に盛れば出来上がりだ。
 それを全員分つくりポトフに似たスープをだせばリュイル達がそれぞれ器に盛るのでそれから一緒に食事にする。
 まずは一口、昼間の時の味見で分かっていたけどステーキ丼これはうまい。
 久しぶりに食べるご飯というのもあるけど、ガウルのステーキもうまいがステーキソースが染みたご飯は最高だ。
 やっぱりご飯はいい。
 みんなを見るとあまり食事が進んでいないようだった。


「どうした、あまり食べてないようだけど口にあわないようなら食パン出すから遠慮なく言ってくれ」

「そんなことはないわ、大丈夫よ。食パンも今まで食べてきたパンよりやわらかくて美味しいけど、このご飯はたまらないわね」

「ええ、ガウルの肉の味もそうですけど一緒に食べるとまた」

「これは、とまらない味」

「はじめて食べるけど美味しいわ」

「もう、ヒロさんの食事は最高ですよ」

「これは本当に美味しいわね」


 食事が進んでいないんじゃなくて美味しい食事に関して話し合っていただけだったか。
 そうなると、俺は早めに食べたほうが良いな。
 このあとガウルのステーキを沢山焼くことになるだろうから。
 俺の思っていた通りこのあとは女性6人満たすまで焼きましたよ。
 ステーキも出すごとに違う味にしたらそのことにも驚いてた。
 食事の後は少しゆっくり会話したあとは昨日と同じように部屋へ。
 ベットで横になりながら食事のことを考える。
 今日のたいたご飯の量では足りなかったみたいだし、土鍋あと3つくらいは必要か。
 このまま数日過ごせば米の必要量もわかってくるだろうしそれにあわせてこの街に滞在する日にちを考え直さないといけないな。
 チャージの量と消費を考え余裕をみておかないと。
 少しずつそろえてできるだけ快適にしていきたい。


「フィア、おやすみ」

「おやすみなさい」


 フィアに寝る前の挨拶をして全部チャージして意識を落とそうとスキルを起動すると隣にフィアが。
 どうせ意識が飛んでしまうのだし良いかと思いながらチャージ。
 フィアの柔らかさを感じながら意識は沈んだ。




 

 目が覚めれば昨日と同じようにフィアが寝ていたので起きるまで柔らかな巨乳を堪能する。
 柔らかくて弾力があって最高だ。
 起きれば身支度を整えてリュイル達の部屋へ。
 昨日の事で身支度を整えていると思ったが、昨日と同じで下着姿で出迎えられた。
 2回目となればちょこっとは慣れるのでリュイル達との会話をしつつ揺れる巨乳をみながら朝食。
 向こうの世界の下着ブラジャーのようなものはないのだろうか。
 スキルで買ったとしてもリュイル達のサイズがわからんし機会があればだな。
 宿の前で待ち合わせをして今日は寄る場所もないので朝から移動、昨日より進んだ場所に。
 湧き水がでている場所を見つけたのでこの場所を拠点に。
 昨日同様にフィアには結界を張った後には狩りへ。
 リュイル達は交代で水浴びするようなので最後に俺も入れてもらうことに。
 昼食の準備をしつつ夜と朝の食事の仕込みもしていく。
 昼頃にはフィアが戻ってきて食事に。
 一息入れたらフィアの獲った獲物の回収へ向かう。
 鑑定しながらアイテムボックスへ。
 今日のフィアの収穫はこれ。
 ソードガウルx3、オーガ、トロル、コカトリスx4、キラーグリズリー。
 どれもこれもでっかいし出会いたくない。
 昨日同様に獲物はみんな首がおかしな方向に曲がってる。
 リュイル達の所に戻って一息入れてる間にフィアが水浴びを済ませその後冒険者ギルドへ。
 少し早い時間もあって冒険者は少なかった。
 買取は昨日と同じ獣人女性がいたのでそこの受付へ。
 作業をしている間は獣人のゆれるおっぱいを眺めていた。
 見られても気にならないのか気にしないのかそういった女性が多い気がする。
 異世界だからか場所か国かは分からないが個人的には嬉しい。 
 作業が終わりカードを渡された時に名前を聞くとルーミアというらしい。
 ルーミアにお礼をいってみんなの所へ戻るとリュイルに「胸の大きさで受付を選んでない」といわれたが昨日の担当してくれた受付に行っただけと答えたら「そういう事にしておいてあげるわ」と言われた。
 ゆれるおっぱい目当てってばれてる、けど好みで選んでも良いじゃん。
 みんなと騒ぎながら解体倉庫へ。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?

釈 余白(しやく)
ファンタジー
 毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。  その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。  最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。 連載時、HOT 1位ありがとうございました! その他、多数投稿しています。 こちらもよろしくお願いします! https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。

処理中です...