いびり倒していた元部下が大出世して元帥閣下になったんだが、早々に指令部に呼び出された俺を誰かタスケテ。

弥生

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第2話

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※どスケベです。
※回想モブレから入ります。
 可愛そうなおっさんは見ていられない、若い男たちからの溺愛いちゃラブを見たい方は次話からお読みください。

※可愛そうなおっさんいいぞもっとやれ! の何でもwelcomeなかたはここからお読みください。
 性癖の煮こごりみたいな導入になりました。
 無理やり、腹と腸ボタ、太ももにカウント、イラマチオなどの要素が含まれており、大変可愛そうな事になっています。
 それではどうぞ!




 帳の中、淫らな音が響き渡る。

「は……がっ……く……んぷっ」

 下から突き上げられる衝撃に身体が前のめりになったが、衝撃を逃がすことは許さないとばかりに、あいた口に太いものを捩じ込まれる。
「んぐっ」

──耐えろ。

「旨そうにしゃぶってくれる」
 男たちの下卑た嘲笑の中、なんとか男根に舌を絡ませる。
 吐き気がするほどの雄の臭いに、すでにたらふく飲まされた白濁が喉奥から込みあげてくる。

──耐えるんだ。

 せり上がってくるものをこらえ、必死に喉奥まで迎え入れる。
 歯を立てるな、喉を広げろ、口でイカせれば下から突き上げてくる本数が減る。

 戦場にあって、安全な幕の中から命令だけして若い兵の命を散らす醜く肥太った豚が俺の身体を犯す。

 頬に擦り付けられる別の豚の男根を握りしめ、強弱を付けて亀頭から棹にかけて擦っていく。

──頼むから、早く終わってくれ。

 何時間も揺さぶられた身体はすでに限界で、何度も何度も奥まで注ぎ込まれた下半身はすでに感覚がない。
 けれども、適度に締め付けなければ弛いと詰《なじ》られ、矛先が幼い少年たちに向けられるだろう。

 ……それを避けるならば、今ここで俺が気張るしかない。

 がばがばになった括約筋に力を入れて、ぐちゅりと腸壁を蠢かす。
 搾り取るようなその動きに耐えかねたのか、弛んだ腹肉が強く臀部に当たるほど穿たれる。
 その勢いのままぐっぐと奥まで肉棒を押し込み白濁を注がれる。
 やっと、俺を下から突き上げていた男が果てた様だ。

 鼻下に男の陰毛が当たるのが不快だが、上も長くしゃぶるのは体力が削がれる。
 喉を使って捩じ込まれたモノをしごけば、こちらの方の白濁は胃に注がれる。
「うぐっ」
 ずるりと引き抜かれる時に下手したのか、えずいてしまう。
 なんとか吐き出すのは防いだが、少しだけ鼻腔に流れてしまったようだ。
 空いていた方の手で口元を抑えた。
 なんとか小さく息を整えて鼻をすすり、舌に絡んだ白濁を全部飲み干したと口内を見せる。

 俺の口に物を突っ込んでいた男は満足そうに太い指でその舌をなぞった。

「まさか最前線にこんな良い性具があるとは」
「だいたいのモノは使い捨てですが、コレは長く使える道具のようで……視察に来られた方には大方満足して頂けます」
 前線の指揮官とやらが満足そうに男たちに説明する。
 ……あんたの嗜虐趣味にも耐えられる道具だからな。
 普段の様に髪を掴まれて気絶するまで手酷く犯されるのと、どちらがマシだろうか。

 再び突きつけられた男のモノを咥える。果ててだらりとした男根を掃除しろという意味だろう。
 酷い精液の味が残るその肉塊を音を立てて舐めとり、お望み通り綺麗にした。

 俺を下から犯していた男は果てて満足したのか、ずるりと男根を引き抜いた。
 ぼたぼたと何回も注がれたそこは締まりきらず、白濁を垂れ流す。

 太ももの縦線4本に横線が一本引かれる。
 ……数えで15本。そろそろ限界も近い。

 けれども、次の男が俺の太ももを抱えて挿入してきた。
「あ……ぐ……っ」

──あと、どのくらいで日が昇るだろう。

 先ほどの男よりも太い男根が、くぱくぱとしている肛門に捩じ込まれる。
 腸がパンパンになるまで注がれた白濁をぶちゅりと押し出しながらペニスが奥まで挿入される。

「……くっ」

──わらえ。
 
 相手の嗜虐心を煽るな。

──嗤え。 

 隙を見せるな。

 新しく口に捩じ込まれるものを喉を開いて受け入れる。

──嗤え。

 心を潰す術はとっくの昔に覚えた。
 助けが来るなんて希望も、ずいぶんと昔に捨て去った。
 何も考えるな。
 ただ耐えろ。終わるまで……。

「少々弛いですな。二本でもいけますかな?」
「問題ないかと。良く下の口で咥えておりますゆえ」
「ほほぅ」
 位置を調整され、別の男にのし掛かられる。

 ぐちりとすでに一本咥え込んだそこに捩じ込まれ──





「かはっ」

 意識が浮上した時に動悸が止まらなくなる。
 浅い呼気の中、自分がどこにいるのかさえわからない。
 息を吸い込めば、そこに不快な匂いはなく、嗅ぎ慣れた男の匂いがするのみ。
 ゆっくりと、その香りに意識を集中させる。

 大丈夫だ。あの光景はすべて過去の事だ。
 落ち着け。落ち着け……問題ない。

 あれは、もう終わったことで──

「ん……」
 後ろから包み込むように抱き締めていた男が身動ぐ。
 背中をぴとりと男の逞しい上半身に寄せていたが、身動いだ時にむぎゅりと抱き寄せられたみたいだ。

「んぐっ」
 眠る間ですら別れ難いと、寝る前に一度清められた上で後ろから嵌められていたので、身動ぎした時に中を抉られる。

 閣下と呼ばれる若い雄の一物はとても太く長い。萎えた状態でこの大きさだ。
 結腸口にカリをぐぽりと嵌め、まるで一つであることが自然であるかのようにぴったりと重なる。

 後ろから抱き寄せている逞しい腕は腹に添えられている。
 ぽこりと亀頭の形に膨らむそこは中年らしく少々弛んでいるが、この男は気にならないらしい。

 自分よりも逞しくなった手に自身の掌を重ねる。
 
 寄せられた身体の温かさに、自然と動悸は収まっていく。

 この美貌の男に抱かれている状況が当たり前になるほどに、この身体は慣らされた。
 夢で見た事と根本は同じ行為なのに、なぜここまで違うのだろうか。
 うなされた悪夢とは違い、この青年の腕の中はとても心地がよい。

 それはきっと、後ろから抱き締める彼の深い執着と情、と言うものだろうか。
 心の中からじわりと暖かなものに満たされて行く。

 その時、くちゅりと腹の中が蠢いた。
 どうやら……咥え込んだモノの質量が変わったようだ。

「朝立ち……か?」

 ずくりと芯を持ち始めた“それ”に、若さを感じながら……ぺろりと小さく唇を舐める。

 括約筋をむちゅりと収縮させ、大きくなり始めたそこを締め上げる。

 「しょうがない。一度搾り取ってやるか」



【寝る直前】

 意識を飛ばすほどに抱き潰してしまった身体を魔法で清める。
 いくら抱いても治まらないほどに愛しい人。
 丁寧に身体をぬぐってから……ぐぽりと後ろから挿入し、一つになる。

「あがっ……はっ……んくっ……も、もう無理……」
「大丈夫だ、ただ中にこれを納めるだけだ」
「お、納めるっていったってそんな……んあっ」
「ほら、この結腸口に亀頭を嵌めれば、こんなにぴたりと一つになる」
 まるで私の為にこさえたかのように、私のモノを納めたここはこんなにも自然だ。

「おま、お前……萎えててもデカイ……んく」
 腹の上からでもわかるぽこりとした部分を撫でれば、愛しい人はとろんとした表情になった。

 何日もかけて、やっとこの行為が気持ちがよいものだとわからせることが出来たようだ。

 愛しい人を抱き寄せて微睡む。

 この人の過去の悪夢を上書きしたい。

 どうか幸せな夢を。







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