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「もしかしたら、ザントマンの仕業かもしれんのう」
「ザントマン?」
「あー、ほら。子供のおとぎ話なんかに出てくる魔人だよ。確か実在するんだっけか」
少し遅めの朝食は、ルスフスが持っていた携行食と干し肉のスープだ。鍋は、ウメノの持っていた調剤用に使うものに清潔魔法をかけて代用した。
アモンが炎から指先を抜く。くつくつとに込まれた鍋の中身は、干し肉のわずかな油分と香辛料が効いて、黄金色に輝いている。
これに、硬いパンを浸して食う。野営になれたルスフスは、携行食でもある水分量の少ないパンをちぎって鍋に入れると、木匙に塩をつけてスープをかき混ぜた。
「別名砂男だっけか。姿を消すことができるのだ、戦いとなるとどういう手を使うのかはわからんが」
「そのザントマンが、なんで僕達に関わってくるのさ。まさか縄張りに入られたとか文句をつけてたり?」
「そんなこと俺がわかるわけないじゃん。ほら、器よこして」
「アモンがザントマンだったら、なんで僕達を眠らせたと思う?」
二対の宝石の瞳で捉えられたアモンは、ルスフスから受け取った器をネメスの中にしまい込むようにして食事をしている。からになった器をそっと机に置くと、アモンは腕を組んで一つ頷いた。
「気づけ。と念を込めるかな」
「うん?」
「悪戯をする以外では存在を認識できないだろう。だから、我に気づいてくれよとあっぴーるするかな」
「アピールな」
ルスフスは感心するようにアモンを見つめていた。しかし、これはあくまでも仮定の一つである。もしアモンが口にしたことが正解なのだとすれば、その真意を知るべきだ。
ウメノが難しい顔をすると、そっと器を置いた。
「存在を確認ってさ、できなくもないけど。僕たちが半信半疑だと、姿を現してくれるかが問題なんだよね」
「何だ、会う気があるのか?」
「一応聞くけど、ザントマンじゃない確率ってどれくらい」
「ウメノが寝こけている間に魔力を拝借して探知をした。人型の存在を確認したからなあ、まあ十中八九ザントマンであろう」
あ、だから体重いのか。ウメノは己の魔力量が減っていることに納得したようだ。戦闘前に魔力が減っているのはいただけないが、こればっかりは致し方がないだろう。ウメノは魔力補充のために用意したポラリス草の花の砂糖漬けを取り出すと、パクンと食べる。
足りない分の魔力を補うことができる携行食は、主に後衛や随行するものたちが持っているものだ。
「外行こう、ここじゃ魔除けの香が効きすぎるだろうし。まあ、召喚に応じてくれるかはわからないんだけど」
「応じるじゃろう、用があるのは向こうの方だろうしの」
「なんか手伝うことあるか?」
「ないよ。まあ強いていえば呼び出し中の護衛くらいかな」
ルスフスの言葉に、ウメノは小さく頷いた。アモンのいう、存在に気づいて欲しい魔物であったら、おそらく持ちかけられるのは何かの頼み事だろう。
食事を済ませて、三人は砦の外へと足を運んだ。姿の見えぬザントマンを呼び出して契約をするわけではないから、陣は必要ない。ウメノはアモンを瞳の中に宿らせると、手にしていた小さな本を差し出すように虚空へかざす。
魔力を集中させるための、支えがわりだ。ウメノの背後に、ルスフスが立った。万が一のことが起きた時に、すぐに反応ができる立ち位置だ。
木々が、囁くようにざわめいた。土汚れのついたブーツが踏みつける、細かな砂利がカロリと擦れ合う。ウメノの足元から、ゆっくりと円を描くように魔力が可視化すると、足元の影に重なるように、アモンの影が羽を伸ばした。
「我、貴様の望みに応えるものなり」
「っ……」
反響を伴って、アモンの声が重なった。その瞬間、二人の目の前へと黒い砂が影を伸ばすように集まった。葉擦れの音は、木々が笑っているようにも聞こえる。地べたの石が互いにぶつかり合うように弾かれると、あたり一帯の魔素をゆらがせ姿を現す。黒いつま先が見え、徐々に体を作っていく。ルスフスが警戒をするように柄物に手をかけた時。月の仮面をつけた小男が、二人の目の前に姿を現した。
「ザントマン……か?」
「なるほど、そやつの力を使ってわしを可視化させるか」
まるで、遺物のように古めかしい仮面の奥から、しわがれた声が聞こえてくる。目の前のザントマンであろう魔人に、敵意は見られない。通説通り、手には古びた麻袋を持っている。静かに動揺をするルスフスを知って下知らずか。それとも単に豪胆なだけか。ウメノはいつも通りの口調で宣った。
「少し違う。アモンの力を使って、お前の周りの魔素を固定させてもらった。お前は、お前自身の魔力を魔素に反射するようにして姿を現しているってこと」
「つまり、これは契約ではないと」
「さっきも話聞いてたでしょ。契約じゃないよ、なんか理由があって、俺たちを呼び止めた。違う?」
ウメノの言葉に、ザントマンは仮面の下で笑みを浮かべたらしい。腹の読み合いのような無言の時間が、しばらく続いた。しかし、持ち合わせる答えは一つしかなかったようだ。枯れ木のような手で仮面に触れると、ゆっくりと外した。
「話を聞いてくれる相手に、素顔を見せぬのは失礼じゃろう」
「常識がある魔人で良かったよ。で、僕らはあんたのことなんて呼べばいい?」
「ユドだ。一応こう見えて、わしは名前を持っておる」
「ああ、だから理性があるのか。いいよユド、僕はウメノ、で上のがルスフス」
「よろしくね」
簡易的なルスフスの挨拶に、ユドはわずかに眉を寄せた。しわがれた手が、空間を歪めるようにして開いた場所に麻袋をしまう。代わりに取り出した杖をつくと、長い白髪を揺らしながら二人の前に歩み寄る。
「わしの大切なものを、取り返す手伝いをしてもらいたい」
「知らねえけど、そういうのって可愛いお姫様が言うのがセオリーなんじゃないの」
「ユド、こいつの言うことは気にしなくていい。で、僕たちに何ができるって?」
「ミカヅキ平野に、モラリアという名前持ちの死鬼が出た。近づくと凍らされるのじゃ。あいつが従えるグランドマタンゴの根城に、わしの荷物がある。それを取り返してほしい」
死鬼は、本来ならば廃れた墓場などを根城にしている魔物のはずだ。力の強いゴーストが、肉体を奪い具現化した面倒な魔物である。
「近づくと凍らせる、ってことは体を奪われたのは氷結属性の人間か魔物ってことかね。どっちにしろアモンがいるから容易いだろうけど」
(我は今回お役御免なのだろう)
「まあそうなんだけど……でも待って、なんでグランドマタンゴを従えてるのさ。もしかして平原に出たユニーク種って死鬼の方?」
「そんなことは知らん」
体の内側から問いかけるアモンへと、ウメノが答える。そんな姿を前にも驚くことはないユドは、あっけらかんと言ってのけた。
どいつもこいつも、実に他人事である。きのこ狩りのみで終わるはずが、面倒なことになったとウメノは深いため息を吐いた。
「ザントマン?」
「あー、ほら。子供のおとぎ話なんかに出てくる魔人だよ。確か実在するんだっけか」
少し遅めの朝食は、ルスフスが持っていた携行食と干し肉のスープだ。鍋は、ウメノの持っていた調剤用に使うものに清潔魔法をかけて代用した。
アモンが炎から指先を抜く。くつくつとに込まれた鍋の中身は、干し肉のわずかな油分と香辛料が効いて、黄金色に輝いている。
これに、硬いパンを浸して食う。野営になれたルスフスは、携行食でもある水分量の少ないパンをちぎって鍋に入れると、木匙に塩をつけてスープをかき混ぜた。
「別名砂男だっけか。姿を消すことができるのだ、戦いとなるとどういう手を使うのかはわからんが」
「そのザントマンが、なんで僕達に関わってくるのさ。まさか縄張りに入られたとか文句をつけてたり?」
「そんなこと俺がわかるわけないじゃん。ほら、器よこして」
「アモンがザントマンだったら、なんで僕達を眠らせたと思う?」
二対の宝石の瞳で捉えられたアモンは、ルスフスから受け取った器をネメスの中にしまい込むようにして食事をしている。からになった器をそっと机に置くと、アモンは腕を組んで一つ頷いた。
「気づけ。と念を込めるかな」
「うん?」
「悪戯をする以外では存在を認識できないだろう。だから、我に気づいてくれよとあっぴーるするかな」
「アピールな」
ルスフスは感心するようにアモンを見つめていた。しかし、これはあくまでも仮定の一つである。もしアモンが口にしたことが正解なのだとすれば、その真意を知るべきだ。
ウメノが難しい顔をすると、そっと器を置いた。
「存在を確認ってさ、できなくもないけど。僕たちが半信半疑だと、姿を現してくれるかが問題なんだよね」
「何だ、会う気があるのか?」
「一応聞くけど、ザントマンじゃない確率ってどれくらい」
「ウメノが寝こけている間に魔力を拝借して探知をした。人型の存在を確認したからなあ、まあ十中八九ザントマンであろう」
あ、だから体重いのか。ウメノは己の魔力量が減っていることに納得したようだ。戦闘前に魔力が減っているのはいただけないが、こればっかりは致し方がないだろう。ウメノは魔力補充のために用意したポラリス草の花の砂糖漬けを取り出すと、パクンと食べる。
足りない分の魔力を補うことができる携行食は、主に後衛や随行するものたちが持っているものだ。
「外行こう、ここじゃ魔除けの香が効きすぎるだろうし。まあ、召喚に応じてくれるかはわからないんだけど」
「応じるじゃろう、用があるのは向こうの方だろうしの」
「なんか手伝うことあるか?」
「ないよ。まあ強いていえば呼び出し中の護衛くらいかな」
ルスフスの言葉に、ウメノは小さく頷いた。アモンのいう、存在に気づいて欲しい魔物であったら、おそらく持ちかけられるのは何かの頼み事だろう。
食事を済ませて、三人は砦の外へと足を運んだ。姿の見えぬザントマンを呼び出して契約をするわけではないから、陣は必要ない。ウメノはアモンを瞳の中に宿らせると、手にしていた小さな本を差し出すように虚空へかざす。
魔力を集中させるための、支えがわりだ。ウメノの背後に、ルスフスが立った。万が一のことが起きた時に、すぐに反応ができる立ち位置だ。
木々が、囁くようにざわめいた。土汚れのついたブーツが踏みつける、細かな砂利がカロリと擦れ合う。ウメノの足元から、ゆっくりと円を描くように魔力が可視化すると、足元の影に重なるように、アモンの影が羽を伸ばした。
「我、貴様の望みに応えるものなり」
「っ……」
反響を伴って、アモンの声が重なった。その瞬間、二人の目の前へと黒い砂が影を伸ばすように集まった。葉擦れの音は、木々が笑っているようにも聞こえる。地べたの石が互いにぶつかり合うように弾かれると、あたり一帯の魔素をゆらがせ姿を現す。黒いつま先が見え、徐々に体を作っていく。ルスフスが警戒をするように柄物に手をかけた時。月の仮面をつけた小男が、二人の目の前に姿を現した。
「ザントマン……か?」
「なるほど、そやつの力を使ってわしを可視化させるか」
まるで、遺物のように古めかしい仮面の奥から、しわがれた声が聞こえてくる。目の前のザントマンであろう魔人に、敵意は見られない。通説通り、手には古びた麻袋を持っている。静かに動揺をするルスフスを知って下知らずか。それとも単に豪胆なだけか。ウメノはいつも通りの口調で宣った。
「少し違う。アモンの力を使って、お前の周りの魔素を固定させてもらった。お前は、お前自身の魔力を魔素に反射するようにして姿を現しているってこと」
「つまり、これは契約ではないと」
「さっきも話聞いてたでしょ。契約じゃないよ、なんか理由があって、俺たちを呼び止めた。違う?」
ウメノの言葉に、ザントマンは仮面の下で笑みを浮かべたらしい。腹の読み合いのような無言の時間が、しばらく続いた。しかし、持ち合わせる答えは一つしかなかったようだ。枯れ木のような手で仮面に触れると、ゆっくりと外した。
「話を聞いてくれる相手に、素顔を見せぬのは失礼じゃろう」
「常識がある魔人で良かったよ。で、僕らはあんたのことなんて呼べばいい?」
「ユドだ。一応こう見えて、わしは名前を持っておる」
「ああ、だから理性があるのか。いいよユド、僕はウメノ、で上のがルスフス」
「よろしくね」
簡易的なルスフスの挨拶に、ユドはわずかに眉を寄せた。しわがれた手が、空間を歪めるようにして開いた場所に麻袋をしまう。代わりに取り出した杖をつくと、長い白髪を揺らしながら二人の前に歩み寄る。
「わしの大切なものを、取り返す手伝いをしてもらいたい」
「知らねえけど、そういうのって可愛いお姫様が言うのがセオリーなんじゃないの」
「ユド、こいつの言うことは気にしなくていい。で、僕たちに何ができるって?」
「ミカヅキ平野に、モラリアという名前持ちの死鬼が出た。近づくと凍らされるのじゃ。あいつが従えるグランドマタンゴの根城に、わしの荷物がある。それを取り返してほしい」
死鬼は、本来ならば廃れた墓場などを根城にしている魔物のはずだ。力の強いゴーストが、肉体を奪い具現化した面倒な魔物である。
「近づくと凍らせる、ってことは体を奪われたのは氷結属性の人間か魔物ってことかね。どっちにしろアモンがいるから容易いだろうけど」
(我は今回お役御免なのだろう)
「まあそうなんだけど……でも待って、なんでグランドマタンゴを従えてるのさ。もしかして平原に出たユニーク種って死鬼の方?」
「そんなことは知らん」
体の内側から問いかけるアモンへと、ウメノが答える。そんな姿を前にも驚くことはないユドは、あっけらかんと言ってのけた。
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