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【完】幽霊さんは恋をする -智生の話-
第8話:幽霊さん、走る
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花火を見上げながら呆然としていた。
打ちあがるたびに自覚する。
(いつの間に……こんなことになってたんだ)
思えば最初からずっと夕木が気になって仕方なかった。
普段の自分からは想像できないようなことをたくさんした。
黒猫のお面を持つ手に力が入る。
(ださいな、俺。こんな風に思うなら、さっき花火を見たいって、引き留めればよかった)
空はまだ夕日が残っている。
きっとどんどん花火は華やかになっていくだろう。
(花火、ちゃんと見たことないって言ってたな)
帰り際の夕木を思い出す。
少し名残惜しそうにしてくれた。
(もうとっくに帰ってる、それもわかってるのに)
なぜか、教室に夕木が居る気がしてならなかった。
いてもたってもいられなかった。
「金本、ごめん。俺、いきたいところがある」
「おっ、なになに! どうした?」
「今度埋め合わせするから!」
「あっ、ちょ! おい!」
金本の声を背に俺は人ごみを逆行し始める。
どんどん早足になっていく。
(ほんとに、俺、夕木といると変なことばっかりしてる)
教室に夕木がいなくても構わない。
今この衝動を優先したい。
最後はほぼ駆け足になりながら、俺は学校へと向かった。
屋台の周りを抜けていったん落ち着いた人の波は、学校に近づくにつれてまた増えていく。
花火に背を向けてダッシュしている俺を、すれ違う人がみんなびっくりした顔で見ている。
でも、背中から聞こえる花火の音が、どうしてか俺の愚行を応援してくれているような気がした。
旧校舎はやはり開いていて、いつもとは違うさざめきが聞こえていた。
俺はその中を一気に駆け上がっていく。
目指すは三階の一番端の部屋。
旧美術室に駆け込む、と同時に花火が連続で上がった。
「わあ……」
俺の目に映ったのは、カーテンを開けた窓のサッシに手をついて外を眺めている一人の男子生徒の背中。
花火に夢中で振り返りもしない。
その背中は間違いなく。
「なんだよ……帰んなかったのかよ」
笑ってしまう。
驚いて振り返った夕木は、俺を見ると目をさらに大きくした。
そして、へにょって、いつもの笑い方をした。
(ああ、好きかも)
湧き上がる気持ちが抑えられない。
はじけるみたいに、こんこんと湧き出るみたいに。
この感覚をどう説明すればいい。
今俺にわかることは、この不思議な同級生のことに恋をしてしまったということだけだった。
「幽霊さん、いなくなっちゃったんだと思ったのに」
泣きそう。でもうれしそう。
自意識過剰とかじゃなく、こいつにとって“幽霊さん”がいかに大事かがわかる。
俺なんか何にもなれないと思っていたのに。
夕木の“幽霊さん”であれることがうれしい。
譲りたくない。夕木の、拠り所でありたい。
「お前が、帰ったと思ったから……」
「やっぱり幽霊さんと一緒なら、花火、見たいなあって思っちゃって……」
「……っ」
同じことを思ってくれたことがうれしい。
その意味や内訳が違っても、俺と一緒に花火を見たいって思ってくれたことが、俺を嘘みたいに幸せにした。
言葉に詰まった俺に気付かず、夕木は窓を指さして目をきらきらさせる。
「すごいね。花火って近くだとすごい音が鳴るんだね」
はしゃいでる。かわいい。
馬鹿になった頭ではもうそんなことしか考えられない。
夕木の後ろで赤や緑、金の火花が競うように咲いている。
色とりどりの光が夕木の瞳や髪に反射して、きれい。
ああきっと。
俺の人生で忘れられない光景になる。
いつか死ぬ間際、走馬灯があるのだとしたらこの光景を見るだろう。
なんなら幽霊になってこの瞬間を何度も繰り返すのかもしれない。
何か言いたいのに言葉にならなくて、俺は黙っていつものキャンバスの前に座る。
「幽霊さん、絵描くの?」
「うん」
もう心が決まっていた。
描きたいもの、見つけた。
絵を描きたいから描くんじゃない。何かになりたいから描くんじゃない。
忘れたくない感情を残すために絵を描くんだ。
「花火描くの?」
「……うん」
「いいな、俺も描いてみたい」
「描いてみたら?」
「でも幽霊さんみたいにうまくないからなあ」
「だから俺の見てないだろ。……わかんないよ、俺よりずっと上手かも」
猫の絵笑ったじゃん、と少し拗ねてみせる夕木。かわいい。
俺が俺のちょっと前方にある机と椅子を手で指し示すと、そわそわと座った。
そして、そこに出したままの色鉛筆をちょんとつついてる。
「怖いもんじゃないだろ」
「うん」
今度は夕木が頷く。
そしてそっと色鉛筆を手に取ると、カバンからノートを出して絵を描き始めた。
花火が上がるたびにうれしそうに顔を上げては、すぐに色鉛筆でノートに花火の絵を咲かす。
俺はずっとその横顔を盗み見ていた。
◆
金の花火がこれでもかと打ちあがり、教室の窓いっぱいに埋め尽くす。
華やかなフィナーレに二人で目を奪われているうちに、花火が終わった。
旧校舎のあちこちから充足感に満ちた声が漏れ聞こえる。
いつもの旧校舎の雰囲気とは違う。
でもあの肝試しグループが来た時と違って、夕木は随分リラックスして見えた。
「すごかった。最後ってあんなめちゃくちゃに上がるんだ」
「はは、めちゃくちゃだった?」
「うん、もう空が見えないくらい、まぶしかった」
夕木は普段より興奮気味で、頬が少し上気している。
花火が瞳に残ってるのかってくらい、きらきらした目。
そんなのかわいいしかなくて。
さっきから夕木が何をしてもかわいいって思ってしまうから。
視線で好きなのがバレるんじゃないかと不安になる。
でも夕木はそんな俺に構うことなく、ノートをこちらにそっと向けてきた。
「これも描けた。……楽しかった」
「そっか。うん、きれいだな」
「え、ほんと?」
「うん、すごい興奮して書いてんのわかる」
「なんだよ」
夕木が照れる。
「久しぶりに色鉛筆使った」
「まあなかなか使わないよな」
「でも、すぐに絵をかけるっていいね。贅沢だった。……幽霊さんも、こういうときに絵が描きたくなるのかなって思った」
「……うん、そうだよ」
俺は目の前の下書きを眺める。
冷静になると、夕木に見せられない絵だ。
夕木が俺の絵が見れない設定にしておいてよかったと思ってしまった。
「また一緒に絵描いてもいい?」
「いいもなにも。描きたいときに描けよ」
「……やった」
夕木がうれしそうで俺もさっきからにやけが止まらない。
(そういえば……)
机の上に置いていた猫のお面を指さす。
「それ、あげる」
「え……なに? これって?」
「黒猫のお面。こんど猫かくとき参考にしたら」
照れてそんなことを言ってしまう。ダサい。
でも夕木は目を丸くしてお面を見ている。
「これ、俺に?」
「……黒猫なんて珍しいだろ。だから」
「いいの?」
「うん……あげる。持ってていいよ」
幸福の象徴なんだろ、と言えば。
夕木は初めて破顔した。
「ありがとう、大事にする、お守りにする」
このお面の出所がどこだとか。どうしてくれるのか、とか。
そういうことに気付かない夕木はやっぱり抜けていると思う。
でも俺も。
夕木の初めての、下手くそじゃない笑顔に見とれてしまってダメだった。
(好き、かわいい。ずっと見守りたい)
ややキモいくらいのことを思ってしまう。
俺が本当に幽霊だったら、きっと夕木に憑いてしまっていたかもしれない。
怖い。わかってる。
自分でも俺にこんな感情があったことに驚く。
でも。
「今日はいいことしかない。うれしい。幽霊さんありがとう」
そう言って大事そうにお面を持ち上げるのを見たら。
気持ちなんて言えない。
夕木にとって俺は“幽霊さん”だ。
それでいい。それでいいからそばに居たい。
この嘘がずっと続けばいい、そう願ってしまったのだった。
打ちあがるたびに自覚する。
(いつの間に……こんなことになってたんだ)
思えば最初からずっと夕木が気になって仕方なかった。
普段の自分からは想像できないようなことをたくさんした。
黒猫のお面を持つ手に力が入る。
(ださいな、俺。こんな風に思うなら、さっき花火を見たいって、引き留めればよかった)
空はまだ夕日が残っている。
きっとどんどん花火は華やかになっていくだろう。
(花火、ちゃんと見たことないって言ってたな)
帰り際の夕木を思い出す。
少し名残惜しそうにしてくれた。
(もうとっくに帰ってる、それもわかってるのに)
なぜか、教室に夕木が居る気がしてならなかった。
いてもたってもいられなかった。
「金本、ごめん。俺、いきたいところがある」
「おっ、なになに! どうした?」
「今度埋め合わせするから!」
「あっ、ちょ! おい!」
金本の声を背に俺は人ごみを逆行し始める。
どんどん早足になっていく。
(ほんとに、俺、夕木といると変なことばっかりしてる)
教室に夕木がいなくても構わない。
今この衝動を優先したい。
最後はほぼ駆け足になりながら、俺は学校へと向かった。
屋台の周りを抜けていったん落ち着いた人の波は、学校に近づくにつれてまた増えていく。
花火に背を向けてダッシュしている俺を、すれ違う人がみんなびっくりした顔で見ている。
でも、背中から聞こえる花火の音が、どうしてか俺の愚行を応援してくれているような気がした。
旧校舎はやはり開いていて、いつもとは違うさざめきが聞こえていた。
俺はその中を一気に駆け上がっていく。
目指すは三階の一番端の部屋。
旧美術室に駆け込む、と同時に花火が連続で上がった。
「わあ……」
俺の目に映ったのは、カーテンを開けた窓のサッシに手をついて外を眺めている一人の男子生徒の背中。
花火に夢中で振り返りもしない。
その背中は間違いなく。
「なんだよ……帰んなかったのかよ」
笑ってしまう。
驚いて振り返った夕木は、俺を見ると目をさらに大きくした。
そして、へにょって、いつもの笑い方をした。
(ああ、好きかも)
湧き上がる気持ちが抑えられない。
はじけるみたいに、こんこんと湧き出るみたいに。
この感覚をどう説明すればいい。
今俺にわかることは、この不思議な同級生のことに恋をしてしまったということだけだった。
「幽霊さん、いなくなっちゃったんだと思ったのに」
泣きそう。でもうれしそう。
自意識過剰とかじゃなく、こいつにとって“幽霊さん”がいかに大事かがわかる。
俺なんか何にもなれないと思っていたのに。
夕木の“幽霊さん”であれることがうれしい。
譲りたくない。夕木の、拠り所でありたい。
「お前が、帰ったと思ったから……」
「やっぱり幽霊さんと一緒なら、花火、見たいなあって思っちゃって……」
「……っ」
同じことを思ってくれたことがうれしい。
その意味や内訳が違っても、俺と一緒に花火を見たいって思ってくれたことが、俺を嘘みたいに幸せにした。
言葉に詰まった俺に気付かず、夕木は窓を指さして目をきらきらさせる。
「すごいね。花火って近くだとすごい音が鳴るんだね」
はしゃいでる。かわいい。
馬鹿になった頭ではもうそんなことしか考えられない。
夕木の後ろで赤や緑、金の火花が競うように咲いている。
色とりどりの光が夕木の瞳や髪に反射して、きれい。
ああきっと。
俺の人生で忘れられない光景になる。
いつか死ぬ間際、走馬灯があるのだとしたらこの光景を見るだろう。
なんなら幽霊になってこの瞬間を何度も繰り返すのかもしれない。
何か言いたいのに言葉にならなくて、俺は黙っていつものキャンバスの前に座る。
「幽霊さん、絵描くの?」
「うん」
もう心が決まっていた。
描きたいもの、見つけた。
絵を描きたいから描くんじゃない。何かになりたいから描くんじゃない。
忘れたくない感情を残すために絵を描くんだ。
「花火描くの?」
「……うん」
「いいな、俺も描いてみたい」
「描いてみたら?」
「でも幽霊さんみたいにうまくないからなあ」
「だから俺の見てないだろ。……わかんないよ、俺よりずっと上手かも」
猫の絵笑ったじゃん、と少し拗ねてみせる夕木。かわいい。
俺が俺のちょっと前方にある机と椅子を手で指し示すと、そわそわと座った。
そして、そこに出したままの色鉛筆をちょんとつついてる。
「怖いもんじゃないだろ」
「うん」
今度は夕木が頷く。
そしてそっと色鉛筆を手に取ると、カバンからノートを出して絵を描き始めた。
花火が上がるたびにうれしそうに顔を上げては、すぐに色鉛筆でノートに花火の絵を咲かす。
俺はずっとその横顔を盗み見ていた。
◆
金の花火がこれでもかと打ちあがり、教室の窓いっぱいに埋め尽くす。
華やかなフィナーレに二人で目を奪われているうちに、花火が終わった。
旧校舎のあちこちから充足感に満ちた声が漏れ聞こえる。
いつもの旧校舎の雰囲気とは違う。
でもあの肝試しグループが来た時と違って、夕木は随分リラックスして見えた。
「すごかった。最後ってあんなめちゃくちゃに上がるんだ」
「はは、めちゃくちゃだった?」
「うん、もう空が見えないくらい、まぶしかった」
夕木は普段より興奮気味で、頬が少し上気している。
花火が瞳に残ってるのかってくらい、きらきらした目。
そんなのかわいいしかなくて。
さっきから夕木が何をしてもかわいいって思ってしまうから。
視線で好きなのがバレるんじゃないかと不安になる。
でも夕木はそんな俺に構うことなく、ノートをこちらにそっと向けてきた。
「これも描けた。……楽しかった」
「そっか。うん、きれいだな」
「え、ほんと?」
「うん、すごい興奮して書いてんのわかる」
「なんだよ」
夕木が照れる。
「久しぶりに色鉛筆使った」
「まあなかなか使わないよな」
「でも、すぐに絵をかけるっていいね。贅沢だった。……幽霊さんも、こういうときに絵が描きたくなるのかなって思った」
「……うん、そうだよ」
俺は目の前の下書きを眺める。
冷静になると、夕木に見せられない絵だ。
夕木が俺の絵が見れない設定にしておいてよかったと思ってしまった。
「また一緒に絵描いてもいい?」
「いいもなにも。描きたいときに描けよ」
「……やった」
夕木がうれしそうで俺もさっきからにやけが止まらない。
(そういえば……)
机の上に置いていた猫のお面を指さす。
「それ、あげる」
「え……なに? これって?」
「黒猫のお面。こんど猫かくとき参考にしたら」
照れてそんなことを言ってしまう。ダサい。
でも夕木は目を丸くしてお面を見ている。
「これ、俺に?」
「……黒猫なんて珍しいだろ。だから」
「いいの?」
「うん……あげる。持ってていいよ」
幸福の象徴なんだろ、と言えば。
夕木は初めて破顔した。
「ありがとう、大事にする、お守りにする」
このお面の出所がどこだとか。どうしてくれるのか、とか。
そういうことに気付かない夕木はやっぱり抜けていると思う。
でも俺も。
夕木の初めての、下手くそじゃない笑顔に見とれてしまってダメだった。
(好き、かわいい。ずっと見守りたい)
ややキモいくらいのことを思ってしまう。
俺が本当に幽霊だったら、きっと夕木に憑いてしまっていたかもしれない。
怖い。わかってる。
自分でも俺にこんな感情があったことに驚く。
でも。
「今日はいいことしかない。うれしい。幽霊さんありがとう」
そう言って大事そうにお面を持ち上げるのを見たら。
気持ちなんて言えない。
夕木にとって俺は“幽霊さん”だ。
それでいい。それでいいからそばに居たい。
この嘘がずっと続けばいい、そう願ってしまったのだった。
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