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【完】幽霊さんは恋をする -智生の話-
第9話:まるでふわふわ漂うように
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今年の夏休みは夢の中にいるみたいだった。
俺らしくもなくふわふわと地に足つかない。
あの花火の日以来、夕木が教室に来てくれるのが前にもましてうれしくて。
俺を拠り所にしてくれている。
俺と楽しそうに過ごしてくれる。
他でもない夕木が、俺の好きな子が。
それに、なんと――
あの日以来、夕木は俺と一緒に絵を描いてくれるようになった。
勉強がひと段落つくと、俺からちょっと離れたところに放置してある椅子に座る。
そして俺の真似をするように、目の前にある静物の絵を描いてみたりするのだ。
「難しいな……」なんて唸りながら、でも楽しそうに集中しているのを見ると、どうしてもにやけてしまう。
好きな子が俺のしていることに興味を持ってくれている。
かわいい、うれしい。浮かれて仕方ない。
そんなわけで、俺の筆も乗りに乗っていた。
だから――忘れていたのだ。
この絵は、休み明けに田口に提出するものだったということを。
「お前、これ……」
夏休み明け。昼休み、旧美術室に急に訪れた田口に絵を目撃されて。
俺は羞恥に死にそうになりながら床の一点を凝視する。
田口が絶句しているのもいたたまれない。
(俺を殺せ……)
もういっそ気絶したい心持ちにとどめを刺したのはやはり田口の言葉だった。
「力作だなあ……」
「うわ……」
殺してくれ。
顔を覆うと、田口が笑い出した。
爆笑だ。ちくしょう。
俺が「あ゛~~~~~~~~」と呻くとさらに楽しそうに笑われた。
「よかったなあ、香住、ほんとに、ほんとによかったよ」
これは満点だ、補修として認めるしかない。合格。
そう言いながら肩まで叩いてくる。
「ほんと勘弁して。忘れてた、提出用って」
「うんうん、描きたいから描いたんだな。いいぞ」
「くそっ!」
「ははははっ」
「……え、たぐっちゃん泣いてる? おい笑いすぎ、からかうなよ」
俺は羞恥のあまり田口が教師だということも忘れて肩パンした。
しかし田口は「ひー」と笑いながら、目の端に浮かんだ涙をぬぐう。
そして今度は俺をぽんぽんと叩く。
「いやほんとに、めちゃくちゃいい絵だよ。すごい。俺は感動している」
「いいってそういうの」
「本当に、心の底から思うよ。よかったなあ、香住、俺は本当にうれしいんだ」
「……」
先生が鼻をすする。
いつもそこまでテンションの高くない田口が泣いてる。
俺もつられて目の奥が熱くなる。
「な、泣くほどかよ。こんなの、そこまで言うほどじゃ……」
「こんなのって言うな。この絵はお前にとって大事なものだろ」
真剣なトーンで諭されて黙る。
田口は遠くを見つめたまま続けた。
「心配していたんだ、ずっと。去年のコンテストから、お前の気力がみるみるなくなって」
「……」
“去年のコンテスト”。
俺も遠い目で窓の外を見る。
――俺は去年、美術部に混ざって絵を描いていた。
なんにでもなれると思っていた小学校時代を抜け、中学校で俺は世間の厳しさに気付き始めた。
そして高校に入るころには、完全に心が折れていた。
(“なんでもそこそこ”では何にもなれない)
その頃、兄貴がヴァイオリンで食っていくことを諦めて、普通に就職したということもデカかった。
俺と違って、兄貴は一途で“音楽が一番大好き”だった。
好きで、努力していて、実際ちゃんとすごかった。
でも、それでも。
こんなに好きで、頑張っていても、それで報われることってこんなに難しいのかと知った。
震えるほど怖かった。
兄貴ほど一途になれない、全然努力もしていない自分はどうしようもなく凡人なんだって。
俺なんかじゃ、何にもなれないんだ、って突きつけられた気がして。
「こんなことは軽々しく言いたくないが……俺もある種、お前の兄貴と同じだった」
「え……」
「前に話してくれただろ。本当に好きなことで食っていくって難しい。
俺も悩んで、でもどうしても認められたくて。で、あがいて。
絵にかかわる仕事に就くことで証明してやろうって、最初はそんな気持ちで教師になったよ」
「……うん」
「その点、お前の兄貴はかっこいいな。好きが誰かに認められなくてもいいって、そう切り替えた。そんで今も仕事じゃないところで音楽続けてるんだろ」
でも。
「でもそれって難しいよな」
やっぱり俺は認められたいし、絵で何者かになりたかった、と田口は続ける。
だから。
「お前が入ってきたとき、俺に似てるなって思った」
高校に入って、俺は何かに縋りつく思いで美術部に入った。
俺の“できること”の中で、少し他より“好き”が強かったのが、絵を描くことだった。
それでも兄貴ほどじゃない。今まで何の努力もしたことがなかった。
だから、高校で頑張ってみようと決めた。
だけど。
「認められたくて焦って。絵で何かになろうとしてた」
でもダメだった。
同い年に、芸術系の大学を目指す部員が何人かいたのも、苦しかった。
あいつらは昔から努力していた。兄貴みたいに。
それでも今からなら追いつけるかもって、めちゃくちゃ描いた。
でも、コンクール。
俺は全国にもっとたくさん、芸術家の卵がいることを知った。
そりゃそうだ。俺は世間を知らな過ぎた。
そして。
「お前の心が折れた瞬間を見てしまって。俺は後悔した」
「なんで……描くなって、止めときゃよかった?」
「違うよ。……本当にさ、別に慰める意図なんかなくて、お前の絵はよかったよ。コンクールっていう場に合わないってそういうだけだった。本当に、よかったんだよ」
「……」
「コンクールに出したら、どっちに転ぶかわからなった。つらい思いをするかもしれないのと同じくらい、お前の自信につながるかもしれない可能性もあった。だから俺は何も言わずにお前に真正面から挑ませてしまった。そのことを今も後悔している」
「そんなこと……たぐっちゃんが後悔することじゃない。いずれわかることだったし」
俺がそう言うと、田口は俺の肩をまたぽんぽんと撫でた。
「結果お前は絵を描くことをやめただろ。好きって思ってるのに、やめた」
「……」
「認められるとか、そういうの関係ない。その“好き”がお前を作ってる。お前は何にもなれないんじゃなくて、もう何かになってるんだよって。そう何度も言いたかった」
田口はそう言ってまた鼻をすすると、笑った。
「なのに。俺が何もしなくても、お前はこんないい絵を描いちゃうんだもんな」
すごいな、恋は偉大だ。
そう言った田口に俺は真っ赤になる。
(やっぱバレバレじゃん)
それに田口にこんなに真剣に語らせたことも、こんなに気にかけられていたことも恥ずかしくて仕方なかった。
所詮俺はまだガキで、拗ねていただけなのかもしれないって、そう思ってしまうから。
「……ありがと、教室貸してくれて」
「これからはサボりはほどほどにしろ」
「いいんだ適度ならサボって」
「内緒な」
田口は笑った。
そしてもうすぐチャイムが鳴るからと、俺の背中を押して新校舎まで連れて行こうとする。
もうこの先生には抗わない。
ただ、俺は体をひねりながらこれだけはと声を張る。
「あの絵、たぐっちゃんはもういいけど、ほかの人には見せないで」
「文化祭の展示にどうかと思ってたけど……」
「んっとに、やめろよ!?」
「はは、わかったわかった」
明らかにからかわれているが、とりあえず約束してくれたので安心する。
比喩じゃなく、あの絵を見られたら死ぬ。し、見たやつを殴りに行ってしまうかもしれない。
ある種、美術室の幽霊の七不思議を完遂してしまうかもしれない。
(でも……)
夢見心地は終わらない。
夕木のことを考えてふわふわしていたのと同じくらい、今地に足ついていない。
誰かが俺の絵をほめてくれた。
しかも、ダサいくらいに気持ちが乗りまくったあの絵を。
うれしくて、そしてやっぱり、夕木のおかげだと思う。
夕木に会いたい。もういつだって、夕木に会いたかった。
俺らしくもなくふわふわと地に足つかない。
あの花火の日以来、夕木が教室に来てくれるのが前にもましてうれしくて。
俺を拠り所にしてくれている。
俺と楽しそうに過ごしてくれる。
他でもない夕木が、俺の好きな子が。
それに、なんと――
あの日以来、夕木は俺と一緒に絵を描いてくれるようになった。
勉強がひと段落つくと、俺からちょっと離れたところに放置してある椅子に座る。
そして俺の真似をするように、目の前にある静物の絵を描いてみたりするのだ。
「難しいな……」なんて唸りながら、でも楽しそうに集中しているのを見ると、どうしてもにやけてしまう。
好きな子が俺のしていることに興味を持ってくれている。
かわいい、うれしい。浮かれて仕方ない。
そんなわけで、俺の筆も乗りに乗っていた。
だから――忘れていたのだ。
この絵は、休み明けに田口に提出するものだったということを。
「お前、これ……」
夏休み明け。昼休み、旧美術室に急に訪れた田口に絵を目撃されて。
俺は羞恥に死にそうになりながら床の一点を凝視する。
田口が絶句しているのもいたたまれない。
(俺を殺せ……)
もういっそ気絶したい心持ちにとどめを刺したのはやはり田口の言葉だった。
「力作だなあ……」
「うわ……」
殺してくれ。
顔を覆うと、田口が笑い出した。
爆笑だ。ちくしょう。
俺が「あ゛~~~~~~~~」と呻くとさらに楽しそうに笑われた。
「よかったなあ、香住、ほんとに、ほんとによかったよ」
これは満点だ、補修として認めるしかない。合格。
そう言いながら肩まで叩いてくる。
「ほんと勘弁して。忘れてた、提出用って」
「うんうん、描きたいから描いたんだな。いいぞ」
「くそっ!」
「ははははっ」
「……え、たぐっちゃん泣いてる? おい笑いすぎ、からかうなよ」
俺は羞恥のあまり田口が教師だということも忘れて肩パンした。
しかし田口は「ひー」と笑いながら、目の端に浮かんだ涙をぬぐう。
そして今度は俺をぽんぽんと叩く。
「いやほんとに、めちゃくちゃいい絵だよ。すごい。俺は感動している」
「いいってそういうの」
「本当に、心の底から思うよ。よかったなあ、香住、俺は本当にうれしいんだ」
「……」
先生が鼻をすする。
いつもそこまでテンションの高くない田口が泣いてる。
俺もつられて目の奥が熱くなる。
「な、泣くほどかよ。こんなの、そこまで言うほどじゃ……」
「こんなのって言うな。この絵はお前にとって大事なものだろ」
真剣なトーンで諭されて黙る。
田口は遠くを見つめたまま続けた。
「心配していたんだ、ずっと。去年のコンテストから、お前の気力がみるみるなくなって」
「……」
“去年のコンテスト”。
俺も遠い目で窓の外を見る。
――俺は去年、美術部に混ざって絵を描いていた。
なんにでもなれると思っていた小学校時代を抜け、中学校で俺は世間の厳しさに気付き始めた。
そして高校に入るころには、完全に心が折れていた。
(“なんでもそこそこ”では何にもなれない)
その頃、兄貴がヴァイオリンで食っていくことを諦めて、普通に就職したということもデカかった。
俺と違って、兄貴は一途で“音楽が一番大好き”だった。
好きで、努力していて、実際ちゃんとすごかった。
でも、それでも。
こんなに好きで、頑張っていても、それで報われることってこんなに難しいのかと知った。
震えるほど怖かった。
兄貴ほど一途になれない、全然努力もしていない自分はどうしようもなく凡人なんだって。
俺なんかじゃ、何にもなれないんだ、って突きつけられた気がして。
「こんなことは軽々しく言いたくないが……俺もある種、お前の兄貴と同じだった」
「え……」
「前に話してくれただろ。本当に好きなことで食っていくって難しい。
俺も悩んで、でもどうしても認められたくて。で、あがいて。
絵にかかわる仕事に就くことで証明してやろうって、最初はそんな気持ちで教師になったよ」
「……うん」
「その点、お前の兄貴はかっこいいな。好きが誰かに認められなくてもいいって、そう切り替えた。そんで今も仕事じゃないところで音楽続けてるんだろ」
でも。
「でもそれって難しいよな」
やっぱり俺は認められたいし、絵で何者かになりたかった、と田口は続ける。
だから。
「お前が入ってきたとき、俺に似てるなって思った」
高校に入って、俺は何かに縋りつく思いで美術部に入った。
俺の“できること”の中で、少し他より“好き”が強かったのが、絵を描くことだった。
それでも兄貴ほどじゃない。今まで何の努力もしたことがなかった。
だから、高校で頑張ってみようと決めた。
だけど。
「認められたくて焦って。絵で何かになろうとしてた」
でもダメだった。
同い年に、芸術系の大学を目指す部員が何人かいたのも、苦しかった。
あいつらは昔から努力していた。兄貴みたいに。
それでも今からなら追いつけるかもって、めちゃくちゃ描いた。
でも、コンクール。
俺は全国にもっとたくさん、芸術家の卵がいることを知った。
そりゃそうだ。俺は世間を知らな過ぎた。
そして。
「お前の心が折れた瞬間を見てしまって。俺は後悔した」
「なんで……描くなって、止めときゃよかった?」
「違うよ。……本当にさ、別に慰める意図なんかなくて、お前の絵はよかったよ。コンクールっていう場に合わないってそういうだけだった。本当に、よかったんだよ」
「……」
「コンクールに出したら、どっちに転ぶかわからなった。つらい思いをするかもしれないのと同じくらい、お前の自信につながるかもしれない可能性もあった。だから俺は何も言わずにお前に真正面から挑ませてしまった。そのことを今も後悔している」
「そんなこと……たぐっちゃんが後悔することじゃない。いずれわかることだったし」
俺がそう言うと、田口は俺の肩をまたぽんぽんと撫でた。
「結果お前は絵を描くことをやめただろ。好きって思ってるのに、やめた」
「……」
「認められるとか、そういうの関係ない。その“好き”がお前を作ってる。お前は何にもなれないんじゃなくて、もう何かになってるんだよって。そう何度も言いたかった」
田口はそう言ってまた鼻をすすると、笑った。
「なのに。俺が何もしなくても、お前はこんないい絵を描いちゃうんだもんな」
すごいな、恋は偉大だ。
そう言った田口に俺は真っ赤になる。
(やっぱバレバレじゃん)
それに田口にこんなに真剣に語らせたことも、こんなに気にかけられていたことも恥ずかしくて仕方なかった。
所詮俺はまだガキで、拗ねていただけなのかもしれないって、そう思ってしまうから。
「……ありがと、教室貸してくれて」
「これからはサボりはほどほどにしろ」
「いいんだ適度ならサボって」
「内緒な」
田口は笑った。
そしてもうすぐチャイムが鳴るからと、俺の背中を押して新校舎まで連れて行こうとする。
もうこの先生には抗わない。
ただ、俺は体をひねりながらこれだけはと声を張る。
「あの絵、たぐっちゃんはもういいけど、ほかの人には見せないで」
「文化祭の展示にどうかと思ってたけど……」
「んっとに、やめろよ!?」
「はは、わかったわかった」
明らかにからかわれているが、とりあえず約束してくれたので安心する。
比喩じゃなく、あの絵を見られたら死ぬ。し、見たやつを殴りに行ってしまうかもしれない。
ある種、美術室の幽霊の七不思議を完遂してしまうかもしれない。
(でも……)
夢見心地は終わらない。
夕木のことを考えてふわふわしていたのと同じくらい、今地に足ついていない。
誰かが俺の絵をほめてくれた。
しかも、ダサいくらいに気持ちが乗りまくったあの絵を。
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