出涸らしと呼ばれた第七皇子妃は出奔して、女嫌いの年下皇子の侍女になりました
私はもう、貴方の為には生きられませんーー
幼くして政略結婚してから十年。年下で病弱だった夫のジュリアス皇子の看病をしながら妃として身を粉にして働き続け尽くしてきた。
だが快気したジュリアスから告げられたのは離縁だった。更に別の女性と結婚すると宣言される。だがその直後「これからもずっと一緒だよ!」そう言って彼は無邪気に笑った。どうやら浮気相手と三人で暮らすつもりみたいだ。その瞬間、エヴェリーナの我慢は限界に達する。
誰も守ってくれないなら、自分で自分を守るしかない。エヴェリーナは全てを捨て国を出た。
(無邪気に笑う貴方が世界で一番嫌いだったーー)
幼くして政略結婚してから十年。年下で病弱だった夫のジュリアス皇子の看病をしながら妃として身を粉にして働き続け尽くしてきた。
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コメントありがとうございます!
確かにあるとより話に深みが出そうです。
参考にさせて頂きます(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコ
コメントありがとうございます!
異世界ではありますが、世界観的に麻薬探知犬などは登場しない予定です。すみません💦
そうですね、代わりにエヴェリーナが頑張ります(笑)
コメントありがとうございます!
チャラ男(笑)
イアンは確かにチャラいですよね〜
一応あれでも小隊長なので剣の腕は立ちますが、余り物事を深く考えるタイプではない事は確かです(´ω`)
エヴェリーナは合理的なので、そもそもイアンに打ち明ける発想はなかったのかも知れません。
イアンに話す事に「それは意味がありますか」くらいの感覚かもです……( ˙-˙ )
コメントありがとうございます!
今は侍女の立場にあるので、必然的にセドリックのお世話をする事になってしまいますね💦
セドリックは現在十六歳なので、これから成長してくれるかなぁと思ったりしています。
ただ年齢はどうにもなりませんが……^^;
年上で包容力がありそうな男性…
まだ登場していないキャラの中にいるかも知れませんしいないかも知れません……(。-`ω´-)ンー
後は赤髪の彼くらいしか……。
コメントありがとうございます!
頑張って書きますφ(*'д'* )
確かに叔父さんは何処へ……(´ー`)家族と疎遠なった理由、モヤっとしますよね。
出涸らしと呼ばれた理由は、一話にあるように古い妻を皮肉って言った言葉でしょうか。
エヴェリーナは妬み嫉みの対象だったので。
気になった事があれば質問して頂いて全然大丈夫です!答えられない時は、その主旨をお伝えしますので。
コメント頂けると励みにもなりますので、嬉しいです(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコ
初めまして、コメントありがとうございます!
詳細が不足していて、申し訳ありません💦
後々話の中で出てきますが、エヴェリーナの生まれは田舎貴族の子爵家で、第七皇子妃になった事で生家の子爵位が侯爵位に引き上げられたという事です。
そうですね、この先どうなるかは分かりませんが、もし仮にセドリックとエヴェリーナが結婚するならばそれ相応の身分が必要にはなるかと思います。
第七皇子と皇太子がどうなるか……(´ー`)
誤字報告ありがとうございます!
訂正しました。
長編なので長くなりますが、最後までお付き合い頂けると幸いです(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ
コメントありがとうございます!
そうですね。これまでエヴェリーナは一人で全てを抱えてきたので、出奔した先で幸せになって欲しいです。
ただ皇太子やジュリアスは諦そうにないですが……(´ー`)