フードバンクへの寄付、の忘備録。

2回目の寄付と、受け取り不可能だったもの。

　1回目の寄付から2週間後、私は知り合いにチョコレートを2箱頂いた。
　断りづらい相手だったので、そのまま受け取ったのだが、私は甘い物を食べない。
　申し訳ないが、これはフードバンクの寄付に持って行くリストに入れさせてもらうことにした。

　1回目の時に、フードバンクの仕組みについて尋ねたところ、詳しく説明が書かれた紙を頂いた。
　そこにはお菓子も受付可能と書いてあったので、安心して持って行くことができる。

　後は、何かあったかな…？
　そう思い家の中を探すと、防災リュックの中から、インスタントラーメンとカップ焼きそばが出てきた。
　リュックの中もそろそろ入れ替えが必要な時期だったので、これも持って行くことにしよう。

　あとは、もらい物のシーチキン缶があった。
　缶はゴミの処理が手間なので、パウチタイプの物しか使わない。
　缶詰は常温保存可能で「、いざとなったらそのまま調理なしで食べれれる、そう思い寄付に出すことにした。

　そして、おにぎりに混ぜ込むふりかけ。
　お弁当を持って行く必要が無くなって、おにぎりを作ることもなくなり、使わずに残っていた物だった。
　お弁当以外でおにぎりは作らないので、これも寄付に持って行くことにした。

　最後に悩んだのは、コンビニのくじで頂いた缶チューハイ。
　お酒は私も家族も飲まない、当たった時は困ったのだが、さてこれは寄付に持って行けるのだろうか…？
　お酒は一応は食品、嗜好品だ。
　でもリストに載っていない、とりあえず持って行って確認することにした。

　ということで、2回目のフードバンクへの寄付は、以下のような食品を持って行くことになった。
①チョコレート2箱
②インスタントラーメン1袋
③カップ焼きそば1つ
④シーチキン1缶
⑤ふりかけ1袋
⑥缶チューハイ1本(要確認)

※※※

　社会福祉協議会しゃかいふくしきょうぎかいを訪れた私は、早速缶チューハイを担当者の方に見せた。
　すると担当者の方は申し訳ないと言う顔をしてこう言った。

「ごめんなさい、お酒は受け取りできないんです。投薬の関係や、アルコール依存症の可能性のある方に渡ってしまうと大変ですので…。」

　成程、薬によってはルコールを禁じているものもあるし、アルコール依存症の人がそれを手にしたら余計症状が悪くなる。
　知らなかったとはいえ、持って行く方にも責任はあるのだから、次からはちゃんと覚えておこうと思った。