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魔法少女1-7
しおりを挟むその週は休みになるまで特に何も起きずに過ぎ去った。
そして週末の朝、新聞を取りに行くと一通の封筒が入っていた
裏を見ると【魔法協会】と書いてある。
俺はほくそ笑みながら封筒を開けた
俺の計算が正しければ40万は入ってる筈だからだ。
正式な魔法少女になった日、振り込まれた現金を見て思った。
もう掛け持ちバイトはしなくても
良いんだと
そして今週は変態を二人も倒したし
そう思うとニヤニヤが止まらなくなっていた。
封筒を開けると手紙が二枚入っていた。
一枚目は倒した変態の顔と名前が書いてあって、ひとりひとりに報酬額が書かれていた。
【触りデブハゲ】
報酬額は25万円と高額だった
【連れ込み豚野郎】
報酬額は5万円だった。
意外と安かったのだが、補足して書いてある文を読んでみて納得した
証拠不十分のため釈放と書かれていたからだ。
どうやら現行犯とか証拠とか被害者が居ないと安いようだ。
それでも三十万の儲けである
俺は派遣の仕事も辞めようかなぁっと考えながら二枚目の手紙を見て愕然とした。
光の魔法⁻60万円と書かれていたのだ。
何と魔法少女なのに魔法を使うと金を取られるシステムだった。
明細書の下の方にカードの説明が書かれていた。
【ブラックカード】
使用限度額無限
使用魔法に応じて通帳から一括引き落としされます。
使い過ぎに注意しましょう。
そんな事が書かれていたので俺は焦って最寄りの銀行へ走り、通帳を確認した。
だが、水道光熱費や各種保険等は引かれているが六十万円が引かれていることは無かった。
何だったんだ?と、首を傾げて家に帰ると思い出した。
そういえばもう一枚あったなと
魔法少女協会から貰った通帳を調べると確かに六十万円引かれていた。
銀行へ行かなくても書き込まれるようで、最初の二十万と三十万とで五十万あったがマイナス10万となって書かれていた。
そして、最後の方に一年立つと精算されますと書かれていた。
つまり、汗水流して働いて貯めてる貯金からマイナス分が引き落とされると書かれていた。
これは不味い
死活問題だ
このまま魔法少女に成って犯罪者を捕まえなければ十万円引かれることになる。
だが、犯罪者を捕まえるには魔法が無いと捕まえられない。
俺は考えて考え抜いた末思い付いた
それは、魔法少女で犯罪者を釣り
パンツをずらして鉄拳制裁すれば魔法は使わずに済む。
なので、土日を使って素早くパンツをずらし、シャドーボクシングをして、また素早くズレたパンツを元に戻す練習をした。
だが失敗する事が多かった
何故たろうと考えて鏡の前でやって見て分かったのは、ずらし方だった。
少しずらした程度では反応しないのだ。
素早い動きを追求するあまり失敗してる時は少ししかずらしていなかったのだ。
なので、どこ迄ずらせば元の体に戻るかを調べたところ。
太腿まで下ろした辺りで変わるのだと突き止めた。
だがこれが中々難しく、苦労する事になった。
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