自称モブ男は、恋愛フラグを回避する(短編集)

この世界は、なぜか同性カップルが8割を占めている。男は勿論、女もだ。

そんな俺も抗えない運命のもと生まれてしまう。だが名前はあるけど、自称モブ男を極めるがため、生まれた時から徹底して名乗らないを貫いていた。お陰で25年間平穏な生活をして生きてきた。
だが、そんな俺にも強敵はいる。なぜなら生まれた時から俺を好きだという幼馴染の【男】がいた。名前はソラティオ。貴族の息子だ。

生まれた時からは大げさだが、それくらい俺が好きらしい。母さんから聞いた話によると隣同士でベビーベッドに寝ていた時だ。キラキラした眼差しで俺を見ていたらしい……。

これも運命の悪戯か、本来なら家で出産する所を2人とも病院で産む状況を作られていたからだ。貴族と平民が同じ病院なんて本来ならあり得ない。そんな訳で、モブ男を貫きたい俺はソラティオことソラの恋愛フラグを回避する!

【超絶イケメンの恋人は瓜二つ】
王都にある有名な魔法学校で教師をしている俺の名前はシュテルン。回復魔法使いだ。約1年前、26と言う年齢で誘拐されかけたとき。丁度赴任してきた双子のソルとルアに助けられる。そのときに、一目惚れしたって言われて告白されたあと、一度は断ったが2人から猛アピールされて陥落した…。同僚ということもあって、周りにバレないよう付き合って約半年。まさかの事態でバレることになるなんて――。

✦『瓜二つ』の方は、ほのぼのメイン。

✦同じ世界線の短編集となります。
一旦完結予定。続きを書くかはネタ次第です。

✦別の短編集でR18を書けたら書く予定です。
24h.ポイント 278pt
40
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