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第三話
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俺はマリウス、貴族という選ばれた人間である。
そして生まれ持った美貌はまさに神からの贈り物っといったところか。
カーテンが風で揺れ朝日が差し込んでくる早朝から俺の一日はスタートする。
「おはようマリウス、相変わらずかっこいい」
「ありがとう」
「今から運動するのか?」
「ああ、脂肪は敵だからな」
「はは、その美貌で努力まで欠かさないなんて君は本当に素晴らしい人間だよ」
「そんなに褒めるなよ、照れるだろ」
「事実を言ったまでさ」
部屋に置いてある等身大の鏡を見て自分と会話するのが毎朝の日課だ。
消して友達がいないわけではない。
「「おはようございますマリウス様」」
ほら見ろ、俺が歩くだけで向こうから寄ってくる。
「今日は図書館で勉強する予定なんだがお前らも来ないか」
「「いえ、マリウス様の勉強の妨げになってしまうので遠慮いたします」」
…俺のことを一番に考えてくれる良い友たちだ。
「おい、あれ絶対に取り巻きだよな。マリウスそんなこともわからずにでかい顔してるのか、笑えるわ」
俺は優秀だからかかなり人に妬まれる。
そのせいか陰口をたたかれることもしばしば。
あの男は確か俺よりもだいぶ下の位にいるカースとかいう貴族だったけな。
1か月後カースの家は商人との不正取引が発覚し潰された。
マリウスは国の不正をただす調査員としての顔も持つため彼が悪だといえば善であっても悪になるのだ。
「ちょっといいかしら」
「なにかな」
声をかけてきたのは小さな少女だった。
この少女は確かジーナの数少ない友人のルナといったか。
婚約者の友人関係まで網羅しているとはさすが俺だな。
「ジーナがあなたとの婚約を破棄したいんだって」
「知ってるさ、だが俺の地位と功績を見ると聖女くらいしか釣り合う女がいないんだ。だから俺は婚約破棄する気はない」
もちろん俺に釣り合う女が現れれば話は別だがな。
「あんたの噂聞いてる。正直ジーナのことも聖女としか見てないんでしょ。そんな人と結婚するなんてジーナが可哀そうだよ」
可哀そう?ジーナが?
「ハハハハハ」
「何がおかしいのよ!」
「俺と結婚できるんだぞ?それを可哀そうと思うお前の思考回路が笑えて堪えられなかったんだ」
「最低」
「俺は最高だ。地位も功績も十分保持している、俺の一言で人の人生を変えるほどにな」
そういうとマリウスはルナの頬を片手でつかむ。
「よく覚えておけ、俺に説教できる奴なんてこの世にいないんだよ」
その捨て台詞とともにマリウスはその場を後にする。
あの女の情報は入っている。
邪魔だし潰そうか。
マリウスは自分を愛して他者を嫌う人間だった。
そんな人間のもとにある手紙が届く。
そして生まれ持った美貌はまさに神からの贈り物っといったところか。
カーテンが風で揺れ朝日が差し込んでくる早朝から俺の一日はスタートする。
「おはようマリウス、相変わらずかっこいい」
「ありがとう」
「今から運動するのか?」
「ああ、脂肪は敵だからな」
「はは、その美貌で努力まで欠かさないなんて君は本当に素晴らしい人間だよ」
「そんなに褒めるなよ、照れるだろ」
「事実を言ったまでさ」
部屋に置いてある等身大の鏡を見て自分と会話するのが毎朝の日課だ。
消して友達がいないわけではない。
「「おはようございますマリウス様」」
ほら見ろ、俺が歩くだけで向こうから寄ってくる。
「今日は図書館で勉強する予定なんだがお前らも来ないか」
「「いえ、マリウス様の勉強の妨げになってしまうので遠慮いたします」」
…俺のことを一番に考えてくれる良い友たちだ。
「おい、あれ絶対に取り巻きだよな。マリウスそんなこともわからずにでかい顔してるのか、笑えるわ」
俺は優秀だからかかなり人に妬まれる。
そのせいか陰口をたたかれることもしばしば。
あの男は確か俺よりもだいぶ下の位にいるカースとかいう貴族だったけな。
1か月後カースの家は商人との不正取引が発覚し潰された。
マリウスは国の不正をただす調査員としての顔も持つため彼が悪だといえば善であっても悪になるのだ。
「ちょっといいかしら」
「なにかな」
声をかけてきたのは小さな少女だった。
この少女は確かジーナの数少ない友人のルナといったか。
婚約者の友人関係まで網羅しているとはさすが俺だな。
「ジーナがあなたとの婚約を破棄したいんだって」
「知ってるさ、だが俺の地位と功績を見ると聖女くらいしか釣り合う女がいないんだ。だから俺は婚約破棄する気はない」
もちろん俺に釣り合う女が現れれば話は別だがな。
「あんたの噂聞いてる。正直ジーナのことも聖女としか見てないんでしょ。そんな人と結婚するなんてジーナが可哀そうだよ」
可哀そう?ジーナが?
「ハハハハハ」
「何がおかしいのよ!」
「俺と結婚できるんだぞ?それを可哀そうと思うお前の思考回路が笑えて堪えられなかったんだ」
「最低」
「俺は最高だ。地位も功績も十分保持している、俺の一言で人の人生を変えるほどにな」
そういうとマリウスはルナの頬を片手でつかむ。
「よく覚えておけ、俺に説教できる奴なんてこの世にいないんだよ」
その捨て台詞とともにマリウスはその場を後にする。
あの女の情報は入っている。
邪魔だし潰そうか。
マリウスは自分を愛して他者を嫌う人間だった。
そんな人間のもとにある手紙が届く。
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