【完結】終わりを望むのは、罪かしら 

両親を亡くしたエミリアは、婚約者であるクロードの伯爵家で暮らしていた。実はエミリアの「闇魔法」がクロードの生命維持に不可欠だったが、その事実を知らされない彼は、継母と義妹フルールの策略に嵌まり、エミリアに婚約破棄を言い渡す。

絶望したエミリアは、幼い頃に離れ離れになった義兄・アルフレッドが治める自領へと帰省する。「突然帰っても疎まれるのではないか」と不安を抱くエミリアだったが、彼女を待っていたのは、すべてを把握し、以前と変わらぬ深い愛を持って迎え入れる義兄の姿だった。

一方、エミリアの魔力を失ったことで、クロードの体調は急激に悪化していく。自業自得の末に助けを求めてきた元婚約者一家に対し、エミリアを溺愛する義兄は、容赦のない報復を突きつける。


※改稿に伴い改題しています。旧題:「全てを滅するのは、どうかしら」
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