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34 続・淫魔に魅入られた退魔師(①③④)
01
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※「淫魔に魅入られた退魔師」の続編です。
~あらすじ~
退魔師のエース・レンが行方不明になってから2年後。
彼がいた地区では、新たなエース候補が登場していた。
その退魔師の名は、リクト。
若干18歳の若い退魔師の彼は、レンに憧れていた退魔師の一人だ。
その身を犠牲にして淫魔を倒したと言われる彼の高い志を継ごうと、リクトは厳しい修行を重ねてメキメキと腕を上げたのだった。
そして、”レンの再来”と言われるほどに腕を上げた彼は、とある妖魔退治を引き受けた。
彼がやってきたその場所は、郊外にある寂れた場所にある公衆トイレ。
(なぜこんな場所に・・・?)
そう思いながらも、彼は中へと入っていった。
それが、罠であるとも知らずに・・・。
*
アンモニア臭の漂う不潔な公衆トイレ。
その中で、俺は1匹の妖魔と対峙していた。
そして、その妖魔を見て、俺はあまりの衝撃で固まってしまった。
両手に握っている小太刀の霊刀を落としてしまいそうになるほどだ。
その妖魔は・・・男の淫魔だった。
海外だとインキュバス、と呼ばれる妖魔だ。
衣を一切纏わないその姿は、灰色の肌に、身体中に印が施されており、尻からは尻尾が生えてユラユラと揺れていた。
だが、目の前の淫魔の肉体は、淫魔の身体付きとは思えないほどに鍛えられていた。
大抵の男の淫魔は優男なイメージなのだが、目の前の淫魔は細マッチョという感じだ。
妖気も相当なものだ。
間違いなく、俺が今まで屠ってきた妖魔達の中で一番強い。
しかし・・・俺が驚いていたのは、そんなことではなかったんだ。
目の前の淫魔の顔を見て・・・驚いていた。
なぜなら・・・
「レン・・・さん・・・?」
そう、目の前の淫魔の顔は、どう見てもレンさんだったんだ。
妖気を纏っているし、肌の色も違うし、尻尾まで生えている。
レンさんのはずがないのに・・・その顔はどう見ても、俺が憧れた退魔師のエースの顔。
「リクト、久しぶりだな。3年ぶりか?随分成長したな」
声まで・・・レンさんそっくりだ。
いや・・・騙されるな!
見た目は淫魔だが、きっとコイツは幻術を使う妖魔だろう。
俺にレンさんの姿を見せているだけのはずだ!
俺の憧れの人の姿を穢すような真似をしやがって・・・絶対許さねぇ・・・!
「ふざけんな!レンさんの姿で騙そうとしやがったことを、後悔させてやる!」
ヒュヒュン!
俺は怒声を上げて、目の前の妖魔に斬りかかった。
風を切る超高速の双刀の斬撃。
レンさんに教わった、俺の自慢の技だ。
いかに強かろうが、これを初見で見切ることはできないはずだ!
そして、俺の斬撃が奴の首を撥ねた・・・と思ったのだが・・・。
「・・・!?」
「技の切れがかなり良くなってるな。だが、俺が教えた技だから、俺には通用しないぞ?」
目の前の妖魔は・・・俺の斬撃を受け止めてやがった。
片方の刃は白刃取りで、そして、もう片方は・・・。
「ば・・・バカな。それは・・・レンさんの・・・霊剣・・・?!」
もう片方の刃を受け止めていたのは、レンさんの得物であったハズの霊剣だ。
う・・・うそ・・・だろ・・・。
「こいつはもう霊剣じゃないぞ。俺は淫魔になったから、妖気の剣・・・妖剣だな。・・・ほら、隙ありだ」
シュバババ!
「ぐあああ!」
妖魔は超高速で剣を振るってきた。
その太刀筋は・・・レンさんのソレだった・・・。
対応が遅れた俺は、両手の小太刀を手から離してしまった。
そして、俺の身体も妖気で斬られてしまったんだ・・・。
ぱさり・・・
妖魔の攻撃を遮ることができる丈夫な退魔服が、一瞬で細切れになった。
だが・・・俺の身体はなぜか傷一つついていない・・・。
一糸纏わぬ状態になった剥き出しの肌に、公衆トイレのヒンヤリとした空気がくすぐるだけだ。
「最後まで気を抜くなって、前に教えただろ?・・・ほら、お仕置きだ♡」
妖魔が・・・俺の顔を掴んでゆっくりと顔を近づけてくる・・・。
「ぐ!くそ!身体が・・・!?止めろぉ!」
「俺の剣には淫気を練ってるからな。身体に傷はついてないが、その代わり淫気で動けないぞ・・・だから、俺に身を任せろよ♡」
俺の顔に・・・妖魔の顔が・・・レンさんの顔が、近づいてくる・・・!
「や、やめろぉ!?・・・ん!」
「んん♡ちゅぷ・・ちゅく・・・」
俺の唇は、妖魔によって塞がれていた。
レンさんの顔が・・・俺にキスをしてきた・・・・。
「んー!?ん!?・・・ん・・・」
ちゅくちゅく・・ちゅぷ・・・ちゅぷり・・・
ぐ・・・あああ!
跳ねのけたいのに・・・身体が動かねぇ!
俺の口の中に・・・妖魔の舌が・・・どんどん入ってきて・・・。
唾液を、俺の舌に、絡めてきやがる・・・ああ・・・なんでこんなに甘いんだ・・・。
力が・・・抜けていく・・・なんだか・・・俺・・・変な気分に・・・。
ちゅぷちゅぷ・・・ちゅるちゅる・・・
・・・ごく。
あ、あああ・・・。
俺、唾、飲まされちまった・・・。
妖魔の・・・唾。
「!?!?!?!?!?!?」
その瞬間、俺の身体に電流が走った。
そして・・・俺の脳内に・・・レンさんの姿が映し出されたんだ。
淫魔と戦うレンさん。
その淫魔に負けて、屈辱的な目にあってしまうレンさん。
淫魔の呪いで・・・信じられないようなことになってるレンさん。
淫魔に屈服して・・・魔界で調教されて・・・淫魔に堕とされちまったレンさん・・・。
そうか・・・目の前のこの妖魔は・・・本当に・・・レンさんなんだ・・・。
俺の憧れだったレンさんは・・・淫魔に負けて・・・変態的な調教をされて・・・堕ちたんだ・・・。
脳内に流し込まれたレンさんの追体験。
そのあまりの衝撃的な内容に・・・俺は憧れの人が堕とされてしまった悔しさと・・・どうしようもないほどの興奮を感じてしまっていた。
そして気づけば、口内に侵入された妖魔の・・・レンさんの舌を受け入れてしまっていた。
ちゅるちゅる・・ちゅぱちゅぱ・・・ちゅくちゅく・・・
ごく・・・ごく・・・ごく・・・。
んあああ・・・♡
身体が・・・熱くなってきやがった・・・♡
俺、退魔師なのに・・・こんな・・・いけないのに・・・。
レンさんの・・・キス・・・気持ちいい・・・♡
そんなことを思ってしまった矢先に、レンさんの唇は離れてしまった。
「・・・俺が本物だって、わかってくれたか?♡リクト」
「はぁ・・はぁ・・・レンさん・・・」
意識がポーっとする中で、俺は淫魔になってしまったレンさんの顔を見つめる。
俺が憧れた、かっこいいレンさんの顔を・・・。
「・・・リクトのチンポ、俺の腹に当たってるぞ♡キスされて・・・俺が調教されてる姿を見て、勃起したのか?♡」
「あ・・・」
気づけば、俺のチンポは勃起してしまっていた。
俺の反り返ったチンポが・・・レンさんの逞しい腹に甘えるように擦り付いている。
そして、俺の腹にも・・・レンさんの逞しいチンポが・・・♡
「お前のチンポ、皮が被ってて可愛いな♡」
ちゅくちゅく・・・
「あ・・・レンさん・・・んっ!」
包皮が被った俺の情けない亀頭を、レンさんが指でからかうように弄ってくる。
俺は恥ずかしさと快感で、女みたいな高い声を出してしまった。
「マジで可愛いな♡リクトって顔も中性的だし、イジメたくなるな♡」
「あっ・・・!レンさん!そんな・・・!」
レンさんは背後に回ると、後ろから俺の身体を弄ってきた。
左手で俺のチンポを優しく扱きながら、右手は金玉を揉んでくる。
身動きの取れない俺は、ただただレンさんの指に喘がされてしまった・・・。
「あっ、んっ、あぅ・・・」
「はぁ、はぁ・・♡たまんねぇ♡俺のチンポも我慢できねぇ♡」
「あっ・・・!」
俺の尻に、熱いモノが擦り付けられる。
ちょうど尻の谷間に挟むように擦り付けられた、太くて逞しいソレは・・・。
シュッシュッシュッシュ・・・
「ああ♡リクトの尻、気持ちいい♡チンポ扱くためにあるような尻だ♡」
「んぁ・・・!レンさん・・・やめ・・・!?」
「そんな甘えた声出されてやめられるかよ♡お前の可愛い姿、しっかり見せてやるよ♡」
「あぁっ!?」
突然、目の前にでかい鏡が出てきた。
そこには・・・後ろからレンさんにチンポを扱かれている全裸の俺の姿が映っていた。
顔を赤らめて・・・まるで快感に身を委ねるような表情の俺の姿。
それを見た俺は、あまりの恥ずかしさに目を瞑った。
「ああああ!レンさん!やめてください!?」
必死に声を張り上げる俺だったが・・・不意に耳元でレンさんの囁くような声が・・・。
「・・・リクト。目を開けてしっかり見るんだ。お前のエロい姿を♡・・・じゃないと、もっとイジメるぞ・・・?」
ちゅぷ・・・
「あぅぅっ!?」
不意に耳の中に、ヌルヌルとしたものが入ってきた。
それに驚いた俺は、目を開けてしまう。
鏡の中の俺の耳には、レンさんの舌が入っていた。
にゅるにゅる・・・レロ・・・
「あんっ!れ、レンさん・・・それダメぇ・・・!耳から・・・舌、抜いてぇ・・・!?」
脳を犯されるような未知の刺激。
俺はその刺激に耐えられずにレンさんに懇願した。
「・・・何がダメなんだ?♡教えてくれよ・・・リクト・・・はぁ~♡」
「はぅぅ!?」
ゾクゾクゾクゾク
「あ・・・あ・・・」
最後の吐息は、背筋に強烈なナニかを駆け抜けさせた。
快感なのか不快感なのかもわからない、ナニか。
だが、そんな刺激を受け続けたら、俺の中のナニかが確実に壊れてしまう。
そんな恐怖があった。
俺は、目から涙を流していた。
「・・・やめてほしかったら、今、気持ちいいと感じてるところを口に出して教えてくれよ?♡どこが気持ちいいんだ?♡」
囁き声に交じる吐息が、俺の脳を狂わせていく・・・。
それから逃れるために、俺は恥ずかしい言葉を口にしてしまっていた・・・。
「ち、チンポと・・・金玉です・・・。レンさんに触られてるとこ・・・全部、気持ちいいです・・・」
「じゃあ・・・ここは?」
さわさわ・・・ほじほじ・・・
レンさんの右手が俺の金玉から離れて登っていき、俺の腹を撫でまわす。
さらに、俺のへそを優しくほじってきた・・・。
「あっ!き、気持ちいいですっ!あっ!あっ!そんなにへそ・・・ほじらないで・・・」
「リクトの性感帯、一つ見つけた♡・・・じゃあここは?」
さわさわ・・・クリクリ・・・
腹から離れた右手は、いやらしい手つきで俺の胸をさわり・・・乳首を摘まんできた。
「あぅぅ!?乳首もダメェ・・・敏感だから・・・あんぅ・・・」
「2つめの性感帯も見つけたな♡・・・ちなみに、ここはどうだ?」
にゅりにゅりにゅりにゅり!
俺の尻の谷間にレンさんの熱いチンポが強く押し付けられる。
チンポの先から我慢汁が出ているのか、粘り気のある液体が尻に塗り付けられる。
その感触さえも、俺をゾクゾクとさせた。
「あっ!気持ち・・・いいです!レンさんのチンポ・・・熱くて・・・太くて・・・あぅぅ!」
「・・・チンポ擦り付けられてるのに感じるのか?お前って・・・淫乱だな♡」
「あぁんっ!・・・♡」
「淫乱」と言われて、俺は全身をビクリと痙攣させてしまった。
金玉がきゅっと引っ込んで、あと少しで射精してしまいそうな状態だ。
だが・・・そのタイミングで、俺のチンポを扱いていた指は止まってしまった。
「な・・・なんで・・・?」
「最後は、自分でオナニーしてくれよ♡右手は動かせるようにしたから♡・・・恥ずかしいオナニーを俺に見せて、淫乱ザーメンぶちまけるところを見せてくれ♡」
「そ・・・そんな・・・ぁぁっ!♡」
レンさんの左手は、俺のへそをほじっていた。
右手は乳首をコリコリと弄っている。
尻にもチンポが激しく擦り付けられ、俺はどうしようもなく興奮していた。
もう、どうしようもなく気持ちが高ぶってしまっている。
だから、俺は・・・。
シュシュシュシュシュシュシュ!
「・・・とうとう自分で扱き始めたな♡恥ずかしい包茎チンポの皮を剥いたり被せたり・・・オナニーも恥ずかしいな♡どうだ?♡そんな恥ずかしいオナニーを俺に見せつけてる感想は?♡」
「あっ♡あっ!♡恥ずかしすぎて・・・気持ちいいです♡もう・・・俺・・・イキそうです♡」
「・・・俺もだ♡お前の尻で射精して、お前の身体にザーメンぶちまけてやるよ♡だからお前も・・・自分の身体に思いっきりザーメンぶちまける姿を見せてくれよ♡」
「あぁん!♡イクぅぅぅ!♡」
ぶびゅるびゅびゅびゅうううううううううううううううううううううううううう!!!
どびゅるびゅびゅうううううううううううううううううううううううううううう!!!
俺は鏡越しでレンさんに見られながら、射精した。
今まで出したことがないような勢いと量だ。
そんな白濁の波は、レンさんの要望に従って、自分自身の身体にぶちまけられた。
「あ・・・♡あ・・・・・・・♡」
鏡に映った俺の姿は、どんどん白く染まっていった。
濃厚なザーメンが顔にぶちまけられ、次々と白濁の跡を残して垂れていった。
同時に、俺は白濁の熱さと臭いを、嫌というほど味わっていった。
射精の快感と一緒に・・・。
そして、俺の尻に擦りつけられていたレンさんのチンポも大量のザーメンをぶちまけているのがわかった。
俺の腰や背中、首に至るまで、熱いヌルヌルが勢いよくぶちまけられていたからだ。
びゅるん!びゅるん!びゅるん!びゅるん!・・・
射精の波が完全に収まった時、鏡の中の俺の姿はザーメンで真っ白になってしまっていた。
「お前の恥ずかしい姿、存分に見せてもらったよ♡ほら・・・お前のぶちまけたザーメン、見てみろよ♡」
俺の顔の前に、レンさんの右手を見せつけられた。
そこには、俺が吐き出した欲望の塊がべっとりと付いていた。
むわっとするようなその臭いを至近距離で嗅がされる。
さらに、左手には・・・
「これ・・・俺がぶちまけたザーメンだ♡お前のエロい姿に興奮して、こんなに濃いのを出したんだぞ♡」
そこには、クリーム色のとてつもなく濃厚なザーメンがドロリと付着していた。
一目見て、俺のよりも濃いことがわかる。
臭いもとてつもなく、嗅いだだけで意識が飛びそうだった。
そんなザーメンまみれの両手を・・・頬にべっとりと擦り付けられてしまったのだった・・・。
~あらすじ~
退魔師のエース・レンが行方不明になってから2年後。
彼がいた地区では、新たなエース候補が登場していた。
その退魔師の名は、リクト。
若干18歳の若い退魔師の彼は、レンに憧れていた退魔師の一人だ。
その身を犠牲にして淫魔を倒したと言われる彼の高い志を継ごうと、リクトは厳しい修行を重ねてメキメキと腕を上げたのだった。
そして、”レンの再来”と言われるほどに腕を上げた彼は、とある妖魔退治を引き受けた。
彼がやってきたその場所は、郊外にある寂れた場所にある公衆トイレ。
(なぜこんな場所に・・・?)
そう思いながらも、彼は中へと入っていった。
それが、罠であるとも知らずに・・・。
*
アンモニア臭の漂う不潔な公衆トイレ。
その中で、俺は1匹の妖魔と対峙していた。
そして、その妖魔を見て、俺はあまりの衝撃で固まってしまった。
両手に握っている小太刀の霊刀を落としてしまいそうになるほどだ。
その妖魔は・・・男の淫魔だった。
海外だとインキュバス、と呼ばれる妖魔だ。
衣を一切纏わないその姿は、灰色の肌に、身体中に印が施されており、尻からは尻尾が生えてユラユラと揺れていた。
だが、目の前の淫魔の肉体は、淫魔の身体付きとは思えないほどに鍛えられていた。
大抵の男の淫魔は優男なイメージなのだが、目の前の淫魔は細マッチョという感じだ。
妖気も相当なものだ。
間違いなく、俺が今まで屠ってきた妖魔達の中で一番強い。
しかし・・・俺が驚いていたのは、そんなことではなかったんだ。
目の前の淫魔の顔を見て・・・驚いていた。
なぜなら・・・
「レン・・・さん・・・?」
そう、目の前の淫魔の顔は、どう見てもレンさんだったんだ。
妖気を纏っているし、肌の色も違うし、尻尾まで生えている。
レンさんのはずがないのに・・・その顔はどう見ても、俺が憧れた退魔師のエースの顔。
「リクト、久しぶりだな。3年ぶりか?随分成長したな」
声まで・・・レンさんそっくりだ。
いや・・・騙されるな!
見た目は淫魔だが、きっとコイツは幻術を使う妖魔だろう。
俺にレンさんの姿を見せているだけのはずだ!
俺の憧れの人の姿を穢すような真似をしやがって・・・絶対許さねぇ・・・!
「ふざけんな!レンさんの姿で騙そうとしやがったことを、後悔させてやる!」
ヒュヒュン!
俺は怒声を上げて、目の前の妖魔に斬りかかった。
風を切る超高速の双刀の斬撃。
レンさんに教わった、俺の自慢の技だ。
いかに強かろうが、これを初見で見切ることはできないはずだ!
そして、俺の斬撃が奴の首を撥ねた・・・と思ったのだが・・・。
「・・・!?」
「技の切れがかなり良くなってるな。だが、俺が教えた技だから、俺には通用しないぞ?」
目の前の妖魔は・・・俺の斬撃を受け止めてやがった。
片方の刃は白刃取りで、そして、もう片方は・・・。
「ば・・・バカな。それは・・・レンさんの・・・霊剣・・・?!」
もう片方の刃を受け止めていたのは、レンさんの得物であったハズの霊剣だ。
う・・・うそ・・・だろ・・・。
「こいつはもう霊剣じゃないぞ。俺は淫魔になったから、妖気の剣・・・妖剣だな。・・・ほら、隙ありだ」
シュバババ!
「ぐあああ!」
妖魔は超高速で剣を振るってきた。
その太刀筋は・・・レンさんのソレだった・・・。
対応が遅れた俺は、両手の小太刀を手から離してしまった。
そして、俺の身体も妖気で斬られてしまったんだ・・・。
ぱさり・・・
妖魔の攻撃を遮ることができる丈夫な退魔服が、一瞬で細切れになった。
だが・・・俺の身体はなぜか傷一つついていない・・・。
一糸纏わぬ状態になった剥き出しの肌に、公衆トイレのヒンヤリとした空気がくすぐるだけだ。
「最後まで気を抜くなって、前に教えただろ?・・・ほら、お仕置きだ♡」
妖魔が・・・俺の顔を掴んでゆっくりと顔を近づけてくる・・・。
「ぐ!くそ!身体が・・・!?止めろぉ!」
「俺の剣には淫気を練ってるからな。身体に傷はついてないが、その代わり淫気で動けないぞ・・・だから、俺に身を任せろよ♡」
俺の顔に・・・妖魔の顔が・・・レンさんの顔が、近づいてくる・・・!
「や、やめろぉ!?・・・ん!」
「んん♡ちゅぷ・・ちゅく・・・」
俺の唇は、妖魔によって塞がれていた。
レンさんの顔が・・・俺にキスをしてきた・・・・。
「んー!?ん!?・・・ん・・・」
ちゅくちゅく・・ちゅぷ・・・ちゅぷり・・・
ぐ・・・あああ!
跳ねのけたいのに・・・身体が動かねぇ!
俺の口の中に・・・妖魔の舌が・・・どんどん入ってきて・・・。
唾液を、俺の舌に、絡めてきやがる・・・ああ・・・なんでこんなに甘いんだ・・・。
力が・・・抜けていく・・・なんだか・・・俺・・・変な気分に・・・。
ちゅぷちゅぷ・・・ちゅるちゅる・・・
・・・ごく。
あ、あああ・・・。
俺、唾、飲まされちまった・・・。
妖魔の・・・唾。
「!?!?!?!?!?!?」
その瞬間、俺の身体に電流が走った。
そして・・・俺の脳内に・・・レンさんの姿が映し出されたんだ。
淫魔と戦うレンさん。
その淫魔に負けて、屈辱的な目にあってしまうレンさん。
淫魔の呪いで・・・信じられないようなことになってるレンさん。
淫魔に屈服して・・・魔界で調教されて・・・淫魔に堕とされちまったレンさん・・・。
そうか・・・目の前のこの妖魔は・・・本当に・・・レンさんなんだ・・・。
俺の憧れだったレンさんは・・・淫魔に負けて・・・変態的な調教をされて・・・堕ちたんだ・・・。
脳内に流し込まれたレンさんの追体験。
そのあまりの衝撃的な内容に・・・俺は憧れの人が堕とされてしまった悔しさと・・・どうしようもないほどの興奮を感じてしまっていた。
そして気づけば、口内に侵入された妖魔の・・・レンさんの舌を受け入れてしまっていた。
ちゅるちゅる・・ちゅぱちゅぱ・・・ちゅくちゅく・・・
ごく・・・ごく・・・ごく・・・。
んあああ・・・♡
身体が・・・熱くなってきやがった・・・♡
俺、退魔師なのに・・・こんな・・・いけないのに・・・。
レンさんの・・・キス・・・気持ちいい・・・♡
そんなことを思ってしまった矢先に、レンさんの唇は離れてしまった。
「・・・俺が本物だって、わかってくれたか?♡リクト」
「はぁ・・はぁ・・・レンさん・・・」
意識がポーっとする中で、俺は淫魔になってしまったレンさんの顔を見つめる。
俺が憧れた、かっこいいレンさんの顔を・・・。
「・・・リクトのチンポ、俺の腹に当たってるぞ♡キスされて・・・俺が調教されてる姿を見て、勃起したのか?♡」
「あ・・・」
気づけば、俺のチンポは勃起してしまっていた。
俺の反り返ったチンポが・・・レンさんの逞しい腹に甘えるように擦り付いている。
そして、俺の腹にも・・・レンさんの逞しいチンポが・・・♡
「お前のチンポ、皮が被ってて可愛いな♡」
ちゅくちゅく・・・
「あ・・・レンさん・・・んっ!」
包皮が被った俺の情けない亀頭を、レンさんが指でからかうように弄ってくる。
俺は恥ずかしさと快感で、女みたいな高い声を出してしまった。
「マジで可愛いな♡リクトって顔も中性的だし、イジメたくなるな♡」
「あっ・・・!レンさん!そんな・・・!」
レンさんは背後に回ると、後ろから俺の身体を弄ってきた。
左手で俺のチンポを優しく扱きながら、右手は金玉を揉んでくる。
身動きの取れない俺は、ただただレンさんの指に喘がされてしまった・・・。
「あっ、んっ、あぅ・・・」
「はぁ、はぁ・・♡たまんねぇ♡俺のチンポも我慢できねぇ♡」
「あっ・・・!」
俺の尻に、熱いモノが擦り付けられる。
ちょうど尻の谷間に挟むように擦り付けられた、太くて逞しいソレは・・・。
シュッシュッシュッシュ・・・
「ああ♡リクトの尻、気持ちいい♡チンポ扱くためにあるような尻だ♡」
「んぁ・・・!レンさん・・・やめ・・・!?」
「そんな甘えた声出されてやめられるかよ♡お前の可愛い姿、しっかり見せてやるよ♡」
「あぁっ!?」
突然、目の前にでかい鏡が出てきた。
そこには・・・後ろからレンさんにチンポを扱かれている全裸の俺の姿が映っていた。
顔を赤らめて・・・まるで快感に身を委ねるような表情の俺の姿。
それを見た俺は、あまりの恥ずかしさに目を瞑った。
「ああああ!レンさん!やめてください!?」
必死に声を張り上げる俺だったが・・・不意に耳元でレンさんの囁くような声が・・・。
「・・・リクト。目を開けてしっかり見るんだ。お前のエロい姿を♡・・・じゃないと、もっとイジメるぞ・・・?」
ちゅぷ・・・
「あぅぅっ!?」
不意に耳の中に、ヌルヌルとしたものが入ってきた。
それに驚いた俺は、目を開けてしまう。
鏡の中の俺の耳には、レンさんの舌が入っていた。
にゅるにゅる・・・レロ・・・
「あんっ!れ、レンさん・・・それダメぇ・・・!耳から・・・舌、抜いてぇ・・・!?」
脳を犯されるような未知の刺激。
俺はその刺激に耐えられずにレンさんに懇願した。
「・・・何がダメなんだ?♡教えてくれよ・・・リクト・・・はぁ~♡」
「はぅぅ!?」
ゾクゾクゾクゾク
「あ・・・あ・・・」
最後の吐息は、背筋に強烈なナニかを駆け抜けさせた。
快感なのか不快感なのかもわからない、ナニか。
だが、そんな刺激を受け続けたら、俺の中のナニかが確実に壊れてしまう。
そんな恐怖があった。
俺は、目から涙を流していた。
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囁き声に交じる吐息が、俺の脳を狂わせていく・・・。
それから逃れるために、俺は恥ずかしい言葉を口にしてしまっていた・・・。
「ち、チンポと・・・金玉です・・・。レンさんに触られてるとこ・・・全部、気持ちいいです・・・」
「じゃあ・・・ここは?」
さわさわ・・・ほじほじ・・・
レンさんの右手が俺の金玉から離れて登っていき、俺の腹を撫でまわす。
さらに、俺のへそを優しくほじってきた・・・。
「あっ!き、気持ちいいですっ!あっ!あっ!そんなにへそ・・・ほじらないで・・・」
「リクトの性感帯、一つ見つけた♡・・・じゃあここは?」
さわさわ・・・クリクリ・・・
腹から離れた右手は、いやらしい手つきで俺の胸をさわり・・・乳首を摘まんできた。
「あぅぅ!?乳首もダメェ・・・敏感だから・・・あんぅ・・・」
「2つめの性感帯も見つけたな♡・・・ちなみに、ここはどうだ?」
にゅりにゅりにゅりにゅり!
俺の尻の谷間にレンさんの熱いチンポが強く押し付けられる。
チンポの先から我慢汁が出ているのか、粘り気のある液体が尻に塗り付けられる。
その感触さえも、俺をゾクゾクとさせた。
「あっ!気持ち・・・いいです!レンさんのチンポ・・・熱くて・・・太くて・・・あぅぅ!」
「・・・チンポ擦り付けられてるのに感じるのか?お前って・・・淫乱だな♡」
「あぁんっ!・・・♡」
「淫乱」と言われて、俺は全身をビクリと痙攣させてしまった。
金玉がきゅっと引っ込んで、あと少しで射精してしまいそうな状態だ。
だが・・・そのタイミングで、俺のチンポを扱いていた指は止まってしまった。
「な・・・なんで・・・?」
「最後は、自分でオナニーしてくれよ♡右手は動かせるようにしたから♡・・・恥ずかしいオナニーを俺に見せて、淫乱ザーメンぶちまけるところを見せてくれ♡」
「そ・・・そんな・・・ぁぁっ!♡」
レンさんの左手は、俺のへそをほじっていた。
右手は乳首をコリコリと弄っている。
尻にもチンポが激しく擦り付けられ、俺はどうしようもなく興奮していた。
もう、どうしようもなく気持ちが高ぶってしまっている。
だから、俺は・・・。
シュシュシュシュシュシュシュ!
「・・・とうとう自分で扱き始めたな♡恥ずかしい包茎チンポの皮を剥いたり被せたり・・・オナニーも恥ずかしいな♡どうだ?♡そんな恥ずかしいオナニーを俺に見せつけてる感想は?♡」
「あっ♡あっ!♡恥ずかしすぎて・・・気持ちいいです♡もう・・・俺・・・イキそうです♡」
「・・・俺もだ♡お前の尻で射精して、お前の身体にザーメンぶちまけてやるよ♡だからお前も・・・自分の身体に思いっきりザーメンぶちまける姿を見せてくれよ♡」
「あぁん!♡イクぅぅぅ!♡」
ぶびゅるびゅびゅびゅうううううううううううううううううううううううううう!!!
どびゅるびゅびゅうううううううううううううううううううううううううううう!!!
俺は鏡越しでレンさんに見られながら、射精した。
今まで出したことがないような勢いと量だ。
そんな白濁の波は、レンさんの要望に従って、自分自身の身体にぶちまけられた。
「あ・・・♡あ・・・・・・・♡」
鏡に映った俺の姿は、どんどん白く染まっていった。
濃厚なザーメンが顔にぶちまけられ、次々と白濁の跡を残して垂れていった。
同時に、俺は白濁の熱さと臭いを、嫌というほど味わっていった。
射精の快感と一緒に・・・。
そして、俺の尻に擦りつけられていたレンさんのチンポも大量のザーメンをぶちまけているのがわかった。
俺の腰や背中、首に至るまで、熱いヌルヌルが勢いよくぶちまけられていたからだ。
びゅるん!びゅるん!びゅるん!びゅるん!・・・
射精の波が完全に収まった時、鏡の中の俺の姿はザーメンで真っ白になってしまっていた。
「お前の恥ずかしい姿、存分に見せてもらったよ♡ほら・・・お前のぶちまけたザーメン、見てみろよ♡」
俺の顔の前に、レンさんの右手を見せつけられた。
そこには、俺が吐き出した欲望の塊がべっとりと付いていた。
むわっとするようなその臭いを至近距離で嗅がされる。
さらに、左手には・・・
「これ・・・俺がぶちまけたザーメンだ♡お前のエロい姿に興奮して、こんなに濃いのを出したんだぞ♡」
そこには、クリーム色のとてつもなく濃厚なザーメンがドロリと付着していた。
一目見て、俺のよりも濃いことがわかる。
臭いもとてつもなく、嗅いだだけで意識が飛びそうだった。
そんなザーメンまみれの両手を・・・頬にべっとりと擦り付けられてしまったのだった・・・。
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