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朝食(2)
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露になった彼女の今日の下着は、白の大胆なオープンクロッチであった。
フリルのウエストに、陰裂の部分がパックリ開いたレースのフロントと、臀部の割れ目に食い込むように細くなったT字型のバックがついている。
素肌に透ける刺繍レースの柄が、恥毛の無い彼女のつるんとした淫裂の筋を美しく縁どっていた。
「ひゃうんッ!」
アルベールが目を細め、クロッチの開いた部分から覗く彼女の恥裂にそっと蜂蜜がついた指を埋める。柔く生暖かいレナの淫唇の中はトロトロにヌメっていた。膣口を探り当てて軽く指先を入れると、奥の蜜壷から蜂蜜のようにとろりとした液体が出てくる。
食事係として、すっかり準備は出来上がっていた。
「嘘つき」
「ひっ、ぁんッ?」
アルベールが一旦膣口から指を抜いて、つつつ、と筋にそって指を滑らせると、レナの口から甲高い悲鳴が上がった。
「スカート、そのまま持っててね」
「っ! あ、アルベール様……!」
ふに、とアルベールの指が再びレナの割れ目に沈む。
彼の人差し指の腹は、しっかりと皮を被ったレナのクリトリスを捉えていた。ぐりぐりと強めに擦れば、それはあっと言う間に肥大化し、包皮からピンク色の真珠を覗かせる。
アルベールは勃起したレナのクリトリスを人差し指と親指で摘まみ、コリコリと扱いた。
「あんっ……ぁっ! んぁっ!」
「いやらしいなぁ。ただ『人間の食事』をしていただけなのに、いったいナニを想像してこうなったのかな?」
「も、申し訳、ありま、せ、んッ……!」
アルベールが、レナに見せ付けるように膣から出した指を擦り合わせると、粘り気を帯びた液体がぬちゃりと糸を引いた。レナは目を潤ませ、苺のように顔を真っ赤にする。
指摘された通り、彼に給仕をしている間、彼女はずっと密かに興奮していた。
ちらちらと見えたアルベールの舌が自分を愛撫していた時のことを思い起こさせたからだ。
この長くて赤い舌が、昨夜も自分の最も淫らな場所を蹂躙していたのだと思うと、その時の感覚がまざまざと甦り、子宮の辺りがきゅうんとなった。
アルベールはそんなレナを見透かしたように笑い、ぽすんと枕に頭を預けて再びベッドに横になった。
「謝らなくて良いのに。せっかくレナがこんなに美味しそうになってくれたんだから、やっぱり『いつもの食事』もしようかな」
「!」
「そのままこっちにおいで」
レナはスカートを持ち上げたまま、おずおずとアルベールの胸板の辺りに跨がった。さっきよりも秘部とアルベールの顔がぐんと近い。彼にはっきりと見えているであろう自分の恥ずかしい割れ目を想像して、レナはますます赤くなった。
「ぁッ、ん」
太股を撫でられ、レナの口から熱い吐息が零れる。アルベールの手はそのまま上部へ移動し、レナの秘部に到達した。
ゆっくりそこに顔を近づけると、蜂蜜とフルーツの香りに混ざって、彼女自身の甘酸っぱい匂いがふわりと鼻を擽る。
アルベールはわざと大袈裟にスンスンと鼻を鳴らし、その芳醇な馨しい香りを堪能した。レナは羞恥でブルブルと身体を震わせたが、大人しく匂いを嗅がれている。
可愛い。早く食べてしまいたい。
アルベールは逸る気持ちを笑顔の下に抑え込んだ。
「レナが食べさせてよ」
「は、い……」
彼の意図を汲んだレナはこくんと頷き、熱に浮かされたような顔でレースで飾られた雌スジをアルベールの顔に近付けた。
「どうぞ、お召し上がりください……」
「ん、」
ゆっくり、レナは彼の顔面に腰を落とす。やがて、ふに、とアルベールの鼻先がレナの陰唇に当たり、彼の息が直接レナの恥裂に吹き掛けられた。
「んひッ……?!」
レナはびくんっと身体を震わせた。反射的に退きそうになった彼女の腰を、がっしりとアルベールが掴んで固定させる。
「ダメ。ちゃんと腰を落として」
「はぁっ、……ぁっ、……! は、はい……、んっ、ぅ!」
開いた脚に力を入れ、レナはアルベールが窒息しないよう、慎重に彼の吐息がかかる位置までもう一度腰を落とした。
レロリと彼が目の前に降りてきた美スジを一舐めする。
トロトロのレナの肉花弁は海水のように少ししょっぱくて、それでいてほんのりと甘い。
「あッ……! んっ! ……あうぅううッ!」
目の前に差し出されたレナの桃色の恥裂を、アルベールは両の親指を使って割り開いて更に執拗に舐めた。肉びらの付け根をを舌を突き出してチロチロと刺激すれば、ジュースサーバーのように狭穴から淫靡な液体が顔面に向けて止めどなく流れてくる。
「あっ……あっ! あぁあッ……!」
堪らず、レナはアルベールの顔の上に崩れ落ち、意図せず彼に強く恥部を押し付けてしまった。より一層密着した状態で、アルベールの生暖かい舌が膣口に抜き差しされる。
ぷぢゅっ! ぷぢゅぢゅっ!
「ふっ、う~ッ……! んんんうっ……アッ……!」
「レナ、気持ち良い?」
「ひうぅッ……!」
ふぅっ、と、ひくつく恥部に息を吹きかけられ、レナは後ろへ背中を大きく反らし、虚ろな目で天井を仰いだ。
「なんとか言ってごらん」
「あっ、うっ、アッ……! き、きもちッ、いい、れしゅ……!」
「なにが、どんな風に?」
「あっ、アル、ベール、さまの……舌、がぁ……、あっ、ふっ、ぅ……! わ、わたっ……私、のっ……んっ、あっ! い、いい、とこっろ、にィ! あ、はぁっ、あっ、当たって……!」
「ふふふ、そうだねぇ。レナはこうされるの好きだもんねぇ」
「あっふぁああッ!」
アルベールがレナのクリトリスを指で扱きながら、桃色に染まった陰唇にかぶりつく。
レナは口の端から涎を垂らしながら、ガクガクと腰を揺らした。
「あっ、くぁあッ……! あ、アルベール、さまぁ! らめぇ! はうぅっ……ぐっ! もッ……、イっ……、イキま、ッ……」
レナがいよいよ絶頂を迎えようとしたその時だった。
--コンコン。
ドアがノックされ、レナはビクリと身体を跳ねさせた後、硬直した。
「アルベール様、失礼します」
ガチャリ、と部屋のドアノブが回る音がして、現れた金色の瞳がベッドの上の二人を捉える。
フリルのウエストに、陰裂の部分がパックリ開いたレースのフロントと、臀部の割れ目に食い込むように細くなったT字型のバックがついている。
素肌に透ける刺繍レースの柄が、恥毛の無い彼女のつるんとした淫裂の筋を美しく縁どっていた。
「ひゃうんッ!」
アルベールが目を細め、クロッチの開いた部分から覗く彼女の恥裂にそっと蜂蜜がついた指を埋める。柔く生暖かいレナの淫唇の中はトロトロにヌメっていた。膣口を探り当てて軽く指先を入れると、奥の蜜壷から蜂蜜のようにとろりとした液体が出てくる。
食事係として、すっかり準備は出来上がっていた。
「嘘つき」
「ひっ、ぁんッ?」
アルベールが一旦膣口から指を抜いて、つつつ、と筋にそって指を滑らせると、レナの口から甲高い悲鳴が上がった。
「スカート、そのまま持っててね」
「っ! あ、アルベール様……!」
ふに、とアルベールの指が再びレナの割れ目に沈む。
彼の人差し指の腹は、しっかりと皮を被ったレナのクリトリスを捉えていた。ぐりぐりと強めに擦れば、それはあっと言う間に肥大化し、包皮からピンク色の真珠を覗かせる。
アルベールは勃起したレナのクリトリスを人差し指と親指で摘まみ、コリコリと扱いた。
「あんっ……ぁっ! んぁっ!」
「いやらしいなぁ。ただ『人間の食事』をしていただけなのに、いったいナニを想像してこうなったのかな?」
「も、申し訳、ありま、せ、んッ……!」
アルベールが、レナに見せ付けるように膣から出した指を擦り合わせると、粘り気を帯びた液体がぬちゃりと糸を引いた。レナは目を潤ませ、苺のように顔を真っ赤にする。
指摘された通り、彼に給仕をしている間、彼女はずっと密かに興奮していた。
ちらちらと見えたアルベールの舌が自分を愛撫していた時のことを思い起こさせたからだ。
この長くて赤い舌が、昨夜も自分の最も淫らな場所を蹂躙していたのだと思うと、その時の感覚がまざまざと甦り、子宮の辺りがきゅうんとなった。
アルベールはそんなレナを見透かしたように笑い、ぽすんと枕に頭を預けて再びベッドに横になった。
「謝らなくて良いのに。せっかくレナがこんなに美味しそうになってくれたんだから、やっぱり『いつもの食事』もしようかな」
「!」
「そのままこっちにおいで」
レナはスカートを持ち上げたまま、おずおずとアルベールの胸板の辺りに跨がった。さっきよりも秘部とアルベールの顔がぐんと近い。彼にはっきりと見えているであろう自分の恥ずかしい割れ目を想像して、レナはますます赤くなった。
「ぁッ、ん」
太股を撫でられ、レナの口から熱い吐息が零れる。アルベールの手はそのまま上部へ移動し、レナの秘部に到達した。
ゆっくりそこに顔を近づけると、蜂蜜とフルーツの香りに混ざって、彼女自身の甘酸っぱい匂いがふわりと鼻を擽る。
アルベールはわざと大袈裟にスンスンと鼻を鳴らし、その芳醇な馨しい香りを堪能した。レナは羞恥でブルブルと身体を震わせたが、大人しく匂いを嗅がれている。
可愛い。早く食べてしまいたい。
アルベールは逸る気持ちを笑顔の下に抑え込んだ。
「レナが食べさせてよ」
「は、い……」
彼の意図を汲んだレナはこくんと頷き、熱に浮かされたような顔でレースで飾られた雌スジをアルベールの顔に近付けた。
「どうぞ、お召し上がりください……」
「ん、」
ゆっくり、レナは彼の顔面に腰を落とす。やがて、ふに、とアルベールの鼻先がレナの陰唇に当たり、彼の息が直接レナの恥裂に吹き掛けられた。
「んひッ……?!」
レナはびくんっと身体を震わせた。反射的に退きそうになった彼女の腰を、がっしりとアルベールが掴んで固定させる。
「ダメ。ちゃんと腰を落として」
「はぁっ、……ぁっ、……! は、はい……、んっ、ぅ!」
開いた脚に力を入れ、レナはアルベールが窒息しないよう、慎重に彼の吐息がかかる位置までもう一度腰を落とした。
レロリと彼が目の前に降りてきた美スジを一舐めする。
トロトロのレナの肉花弁は海水のように少ししょっぱくて、それでいてほんのりと甘い。
「あッ……! んっ! ……あうぅううッ!」
目の前に差し出されたレナの桃色の恥裂を、アルベールは両の親指を使って割り開いて更に執拗に舐めた。肉びらの付け根をを舌を突き出してチロチロと刺激すれば、ジュースサーバーのように狭穴から淫靡な液体が顔面に向けて止めどなく流れてくる。
「あっ……あっ! あぁあッ……!」
堪らず、レナはアルベールの顔の上に崩れ落ち、意図せず彼に強く恥部を押し付けてしまった。より一層密着した状態で、アルベールの生暖かい舌が膣口に抜き差しされる。
ぷぢゅっ! ぷぢゅぢゅっ!
「ふっ、う~ッ……! んんんうっ……アッ……!」
「レナ、気持ち良い?」
「ひうぅッ……!」
ふぅっ、と、ひくつく恥部に息を吹きかけられ、レナは後ろへ背中を大きく反らし、虚ろな目で天井を仰いだ。
「なんとか言ってごらん」
「あっ、うっ、アッ……! き、きもちッ、いい、れしゅ……!」
「なにが、どんな風に?」
「あっ、アル、ベール、さまの……舌、がぁ……、あっ、ふっ、ぅ……! わ、わたっ……私、のっ……んっ、あっ! い、いい、とこっろ、にィ! あ、はぁっ、あっ、当たって……!」
「ふふふ、そうだねぇ。レナはこうされるの好きだもんねぇ」
「あっふぁああッ!」
アルベールがレナのクリトリスを指で扱きながら、桃色に染まった陰唇にかぶりつく。
レナは口の端から涎を垂らしながら、ガクガクと腰を揺らした。
「あっ、くぁあッ……! あ、アルベール、さまぁ! らめぇ! はうぅっ……ぐっ! もッ……、イっ……、イキま、ッ……」
レナがいよいよ絶頂を迎えようとしたその時だった。
--コンコン。
ドアがノックされ、レナはビクリと身体を跳ねさせた後、硬直した。
「アルベール様、失礼します」
ガチャリ、と部屋のドアノブが回る音がして、現れた金色の瞳がベッドの上の二人を捉える。
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