ロストシグナルズ
突如街に訪れた旅人の青年。
車椅子を引き口が聞けず右腕は義手、待ち合わせていたスケッチブックにペンで文字を描き自らの名を名乗る。
「僕はバスコ、街を案内してほしい。それと宿」
たまたま通りかかった街にて花屋を営む少女アリスカが世話を焼いてバスコに協力する。聞けば長い間一人で旅をしているという。
「車椅子なのに大変ね、何か目的があるの?」
アリスカが聞くとバスコが再び紙に文字を書く。
「自由を得る為」一言書かれていた。
アバウトな回答に首を捻ると街へ怪鳥が襲来、前触れ無くいきなり現れてはよく街を荒らすのだ。
「ガルーダ、また現れたのね..」
「いい加減この街をオレたちに明け渡せ。」
「嘘..」
いつもはやかましく鳴くだけの怪鳥が悠長に話し掛けている。街の住人はいつも通り銃を構えるが歯が立たず、音波のような鳴き声によって吹き飛ばされてしまう。
「みんな..みんな殺されちゃう...。」
アリスカが膝を落とし諦め掛けたとき、傍の義手が落ちている猟銃を拾い掴む。
車椅子を引き口が聞けず右腕は義手、待ち合わせていたスケッチブックにペンで文字を描き自らの名を名乗る。
「僕はバスコ、街を案内してほしい。それと宿」
たまたま通りかかった街にて花屋を営む少女アリスカが世話を焼いてバスコに協力する。聞けば長い間一人で旅をしているという。
「車椅子なのに大変ね、何か目的があるの?」
アリスカが聞くとバスコが再び紙に文字を書く。
「自由を得る為」一言書かれていた。
アバウトな回答に首を捻ると街へ怪鳥が襲来、前触れ無くいきなり現れてはよく街を荒らすのだ。
「ガルーダ、また現れたのね..」
「いい加減この街をオレたちに明け渡せ。」
「嘘..」
いつもはやかましく鳴くだけの怪鳥が悠長に話し掛けている。街の住人はいつも通り銃を構えるが歯が立たず、音波のような鳴き声によって吹き飛ばされてしまう。
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