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懸念

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「みっちゃん、今日は萩原と美沙さんに会う日だったね。」


真弥は遅めの昼食を食べながら、向いに座る美智香に聞いた。


「うん。
ごめんね‥時間取らせちゃって。

萩原君と美沙が付き合ってるのに対して、勿論私がとやかく言う筋合いはないんだけど‥

自分も経験者だから言うんだけど、多分、美沙は萩原君の事が好きすぎて周りが見えなくなってきてると思うんだよ。

それに、私との違いは、美沙は今現在結婚してて、萩原君とは不倫関係にあるってこと。

その辺の事を、お節介だとは思うんだけど、ちょっと二人の話っていうか、思いを聞いておきたくて。」


「そうだね。
美沙さんはみっちゃんの親友だし、萩原は僕の親友でもあるから、こちらとしても責任があるもんね。

萩原には僕からもちゃんと話をして、アイツの気持ちも確かめるようにするよ。」


「ありがとう。真弥君‥」


「いや‥

みっちゃん、なんか顔色悪くない?
大丈夫?」


「ううん‥

さすがに朝7時から6時間もヤリっぱなしだったでしょ‥
ちょっと疲れ気味‥」  

美智香は顔を赤らめて俯いた。


「ごめん‥調子に乗っちゃって

ついつい‥」


「真弥君は大丈夫?」


「僕はまだまだヤレるし、ヤリ足りない状況」


「気持ち的には私もなんだけどね
やってもやっても欲求が解消されないもん。」


「あー、またやりたくなってきた」


「うん…

私は既に濡れてる…」


「まだ約束の時間まで余裕あるし、する?」


「うん」

疲れてると言いながら、性欲を抑えられず、美智香は真弥の提案を二つ返事で受け入れた。


結局、朝7時から6時間
午後2時から3時間

二人はヤリっぱなしの一日をすごした。

翔と美沙に会う約束があるので、そこで切り上げたが、もし何も予定がなければ、そのまま夜までエンドレスでヤッていた事だろう。
実際、二人はそういう過ごし方をする日が多々あった。




夜になり、二人はシャワーを浴びて、美沙と翔との待ち合わせ場所に向かっていた。


「着くの、多分ギリギリだね。」

真弥が時計を見ながら言うと、美智香は頷いた。

「うん。急ごう。」


「みっちゃん、僕病気かなあ」


「どうしたの?真弥君」


「あんなにヤッたのに、またやりたくて仕方ない」


「えーっ、すご‥

私もおまんこがジンジンしてて何かまだ入ってるような感覚になってる…」

「もう、みっちゃんエロいって」


「お互い様よ


なんとか、時間通りに着いたわね」

二人は待ち合わせ場所にした、いつもの洋風居酒屋に着くと、扉を開けて、店の中を見回した。


翔と美沙は既に到着し、四人がけの椅子に隣同士で座って待っていた。
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