緑の城塞、迫る鉄の波濤 ~大森林国バルグの英雄譚~
緑の城塞を襲う、文明という名の悪意。奪われた王を取り戻すため、最強の戦士たちが敵地へ挑む。
「鉄の波濤」が、緑の楽園を飲み込もうとしている。 肉体最強の巨人の国 vs 科学と兵器を操る南の帝国。 種族の存亡と誇りをかけた、重厚なファンタジー戦記!
【あらすじ】 世界の北方に位置する「大森林国バルグ」。 そこは、強靭な肉体と特殊能力を持つ「巨人(ヴァジュラ)」たちが、森の恵みと共に生きる平和な楽園だった。 だが、その平穏は南の大国「黄土帝国アウリア」の野望によって打ち砕かれる。
個体としては脆弱な南の民(サピア)だが、彼らは恐るべき「文明」の力を持っていた。 圧倒的な物量、見たこともない兵器、そして経済や薬物を使った狡猾な罠。 「未開の地」を切り拓き、資源を食らい尽くそうとする文明の波が、北の国境を越えて押し寄せる。
防衛の要であった第一王子ジークと精鋭部隊は、南の卑劣な策謀により敗北し、ジークは敵国へと連れ去られてしまう。 残されたのは、盾のガルド、槍のリン、術のセラ。 主君を奪われた彼らは、己の未熟さを噛み締め、元敵国の軍師による過酷な修行を経て再起を誓う。
「文明が我々を野蛮人と呼ぶなら、その野蛮の牙で、鉄の理を噛み砕くのみ」
目指すは南の首都。 最強の遺伝子を持つ若き戦士たちが、巨大な文明の檻に挑む決死の潜入作戦。 いま、反撃の狼煙が上がる――。
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