無色のパレット
世の中の才能が数値化された世界。絵の才能が全くない少女、火花(ひばな)は美術高校で絵を描いていた。それは普通ではあり得ないこと。才能のないとわかった途端ほとんどの人間はそれをする事をやめてしまうのに、彼女にとってそれはない。彼女は一体何の為に描いているのだろうか。そんな皮肉の意味を込めてか、学校で彼女の絵は「無色の絵画」と呼ばれていた。
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