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淫魔の能力 ※
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「えっ!?お前、あれで処女だったの?!」
「はい♡そうですよ。でも気持ちよかったでしょう?」
正確には処女と言っていいのかは分からないが、まあとりあえず俺は未経験のこいつにあんな堂々としてやられたらしい。
淫魔はそう言う体の作りになってるんで、ハジメテでも問題なく入ったはずです♡と恍惚とした表情を崩さず俺によりかかってくる後輩。
ひと通りのことを終えた俺らは、互いに動くことが出来ず後始末をしないまま朝を迎えてしまい、朝起きたら床やベッド周りは酷い有様だったため今必死に色んなものを処理している最中だった。
「僕、最初から先輩のこと狙ってました。人間にすげー美味そうなのいるって思って♡ハジメテの相手は絶対先輩がいいって思ったから、ずっと空腹だったんですけど仲良くなるまでの辛抱だってずっと耐えてて…」
「…その、お前がなんだ、インキュバス…だっけ?淫魔なのはわかったけどよ…にわかには信じられないって言うか…」
「あれだけのことをしておいて!?」
後輩が驚きの表情でこちらを見る。それに若干の気まずさを覚えて目を逸らした。
「実際先輩、いきなり僕が押し倒しても多分興奮しなかったでしょう?先輩ノンケですもん。僕の体液の媚薬効果でたちあがってたんだし、僕の本性だって見てたんだからすんなり納得してくださいよ。」
「え、やっぱあれ幻覚とかじゃなかったのか」
「そうですよ。僕ら、本来の姿じゃないと能力使えないんで」
そうしてひと通り片付けが一件落着したところで、俺はふと気になって尋ねた。
「能力。具体的には?」
「…たしかめて、みます?」
そう言った途端、後輩の姿が霞みたちまちピンクの瞳になり、ツノが生え、悪魔のようなしっぽがおしりから生えた。腰の付け根に小さな羽もある。
「っはぁ…これがまずひとつめ。変身というより…どちらかと言うと普段の方が幻覚ですかね?…っふ♡すみません、この姿になると人間の性欲に反応しちゃうんです。先輩、もしかして今僕のこといやらしいって思ってくれました?」
「っ、ちがう、昨日のこと思い出しただけだ」
確かにその姿によりフラッシュバックして、ずくりと腰が重くなったのは否定できないが。
「これとかって本物なのか?」
「んひゃんっっ!?♡」
おもむろに視界の端で揺れていたしっぽを掴むと、後輩は喘ぎ声を上げてへなへなと腰を高くあげた状態で床に倒れ伏した。
「そこはいちばん弱いところなんれす…」
「す、すまん」
「いいんです♡じゃあ、どうします?具体的に能力説明しましょうか?」
実演付きで。
そう付け足された言葉に嫌な予感がして少し身を引いたが、後輩の行動の方が一足早かった。
「ほぉら、あの時頭がぼーっとした時あったでしょう?あれ、フェロモンを出して先輩のこと誘惑してました♡」
「ん、な…」
言われたとおり、後輩の瞳が妖しく光ったかと思うと脳みそがボワッとして目の前の出来事の現実感が無くなる。
「それと…んちゅっ♡ジュッ…ッ♡♡これが…んぇ…体液ですよ♡あの時先輩、口と僕のナカのどっちからも摂取してたから絶対めちゃめちゃ興奮してましたよね♡」
そうしていつの間にか頭の後ろに手を回したかと思うと、昨日のように獣のような荒々しい口付けではなくゆっくりと味わうように後輩の舌が口の中に侵入してきた。歯の列をなぞるようにゆっくり動かされる舌の動きに翻弄され、呼吸が出来なくなっていく。
「んっ…♡はは、せんぱい…興奮してる…♡」
「しょうがねえ、だろ…お前のせいだからな…」
そんないやらしい口付けをされて興奮しないわけもなく、また曰く媚薬効果によってたちあがった俺のモノをみてとろん…と蕩けた顔をした後輩は、ズボン越しにちゅっ♡とそこに口付けをしてきた。その行為によって、俺の息子はまた質量を増す。
「あは…っ♡大きくなった…♡すごいですよね先輩、こんなおおきなちんこ、並大抵の女の子だったら逃げ出してるんじゃないですか…♡」
「うる…ッ…せえよ…♡」
実際それで付き合ってた女の子から逃げられたことがあるため何も言い返せない。
「じゃあ最後の能力…です♡僕のナカって、女の子みたいに勝手に蜜が出てくるんですよ…っ
……ほら…もうとろとろです…♡なんなら、そこら辺のどんな女の子よりも気持ちいいはずです♡」
そうして後輩はまたベッドの上で俺の上にまたがってきた。昨日と同じようなシチュエーションに頭がクラクラする。
頭がぼーっとして、体は熱く興奮して。ぼんやりしていて今気づいたが…
もしかして、この流れまずくないか。
「実演付きで教え…ます…ッね…!♡」
そうして自身の穴を指で掻き回したあと、くぱぁ…と広げて糸を引く入口を見せつけてきた後輩は、俺のズボンをするりととっぱらってしまい、俺のブツを愛おしげに見たあと挿入し始めた。
「ば…っ…おま、昨日もやったのに…!今片付けしたばっかだっただろ…!」
「いいじゃないですか♡明日も学校休みなんだし、先輩ももうここまで来て辞めるなんてできないでしょう♡ほら、諦めて僕の淫乱マンコ使って性処理してくださいよ…♡」
「うっ…♡締め付けがすごい…っ」
「淫魔なので、精液とか精気とか…そういうのがないと…♡僕達生きていけないんです…っ…はぁ…でも、僕最初は好みの人間じゃないと嫌だったので…♡人間の精気をちょっとずつ貰って我慢してたんです…♡♡あんなにおなかいっぱいで満たされたの♡昨日が初めてで…んっ♡♡っひゃあ♡」
「…っ…♡」
後輩は俺の上でゆっくり動きながら、まるでじっくりと味わうようにそのナカで俺のモノを締め付けたり吸い付いたりして射精を促そうとする。
そんな後輩の思いどおりになるのがなんだか癪で、俺は後輩を床に押し倒して、さきほどまでとは逆の体制になった。中は繋がったままなのでそれが擦れて互いから息の詰まった喘ぎ声が漏れる
「そうかそうか…じゃあ、また今日も腹一杯になるまで詰め込んでやるよ…っ…下の口の方からな……♡」
「…っ…ひゃい♡♡僕のナカ、すきにしちゃってくらさい♡♡♡」
互いにまたスイッチが入ってしまった俺たちは、せっかく綺麗にしたベッドの上でまた事に及ぶのだった。
「んぐああっ♡♡ううう♡♡っおっきい♡もうはいらない、もうはいらないれしゅから♡♡♡♡」
「まだまだいけるだろ、ほらっ♡♡」
「うぅぅああ♡♡♡♡ひゃんっ♡♡」
「はい♡そうですよ。でも気持ちよかったでしょう?」
正確には処女と言っていいのかは分からないが、まあとりあえず俺は未経験のこいつにあんな堂々としてやられたらしい。
淫魔はそう言う体の作りになってるんで、ハジメテでも問題なく入ったはずです♡と恍惚とした表情を崩さず俺によりかかってくる後輩。
ひと通りのことを終えた俺らは、互いに動くことが出来ず後始末をしないまま朝を迎えてしまい、朝起きたら床やベッド周りは酷い有様だったため今必死に色んなものを処理している最中だった。
「僕、最初から先輩のこと狙ってました。人間にすげー美味そうなのいるって思って♡ハジメテの相手は絶対先輩がいいって思ったから、ずっと空腹だったんですけど仲良くなるまでの辛抱だってずっと耐えてて…」
「…その、お前がなんだ、インキュバス…だっけ?淫魔なのはわかったけどよ…にわかには信じられないって言うか…」
「あれだけのことをしておいて!?」
後輩が驚きの表情でこちらを見る。それに若干の気まずさを覚えて目を逸らした。
「実際先輩、いきなり僕が押し倒しても多分興奮しなかったでしょう?先輩ノンケですもん。僕の体液の媚薬効果でたちあがってたんだし、僕の本性だって見てたんだからすんなり納得してくださいよ。」
「え、やっぱあれ幻覚とかじゃなかったのか」
「そうですよ。僕ら、本来の姿じゃないと能力使えないんで」
そうしてひと通り片付けが一件落着したところで、俺はふと気になって尋ねた。
「能力。具体的には?」
「…たしかめて、みます?」
そう言った途端、後輩の姿が霞みたちまちピンクの瞳になり、ツノが生え、悪魔のようなしっぽがおしりから生えた。腰の付け根に小さな羽もある。
「っはぁ…これがまずひとつめ。変身というより…どちらかと言うと普段の方が幻覚ですかね?…っふ♡すみません、この姿になると人間の性欲に反応しちゃうんです。先輩、もしかして今僕のこといやらしいって思ってくれました?」
「っ、ちがう、昨日のこと思い出しただけだ」
確かにその姿によりフラッシュバックして、ずくりと腰が重くなったのは否定できないが。
「これとかって本物なのか?」
「んひゃんっっ!?♡」
おもむろに視界の端で揺れていたしっぽを掴むと、後輩は喘ぎ声を上げてへなへなと腰を高くあげた状態で床に倒れ伏した。
「そこはいちばん弱いところなんれす…」
「す、すまん」
「いいんです♡じゃあ、どうします?具体的に能力説明しましょうか?」
実演付きで。
そう付け足された言葉に嫌な予感がして少し身を引いたが、後輩の行動の方が一足早かった。
「ほぉら、あの時頭がぼーっとした時あったでしょう?あれ、フェロモンを出して先輩のこと誘惑してました♡」
「ん、な…」
言われたとおり、後輩の瞳が妖しく光ったかと思うと脳みそがボワッとして目の前の出来事の現実感が無くなる。
「それと…んちゅっ♡ジュッ…ッ♡♡これが…んぇ…体液ですよ♡あの時先輩、口と僕のナカのどっちからも摂取してたから絶対めちゃめちゃ興奮してましたよね♡」
そうしていつの間にか頭の後ろに手を回したかと思うと、昨日のように獣のような荒々しい口付けではなくゆっくりと味わうように後輩の舌が口の中に侵入してきた。歯の列をなぞるようにゆっくり動かされる舌の動きに翻弄され、呼吸が出来なくなっていく。
「んっ…♡はは、せんぱい…興奮してる…♡」
「しょうがねえ、だろ…お前のせいだからな…」
そんないやらしい口付けをされて興奮しないわけもなく、また曰く媚薬効果によってたちあがった俺のモノをみてとろん…と蕩けた顔をした後輩は、ズボン越しにちゅっ♡とそこに口付けをしてきた。その行為によって、俺の息子はまた質量を増す。
「あは…っ♡大きくなった…♡すごいですよね先輩、こんなおおきなちんこ、並大抵の女の子だったら逃げ出してるんじゃないですか…♡」
「うる…ッ…せえよ…♡」
実際それで付き合ってた女の子から逃げられたことがあるため何も言い返せない。
「じゃあ最後の能力…です♡僕のナカって、女の子みたいに勝手に蜜が出てくるんですよ…っ
……ほら…もうとろとろです…♡なんなら、そこら辺のどんな女の子よりも気持ちいいはずです♡」
そうして後輩はまたベッドの上で俺の上にまたがってきた。昨日と同じようなシチュエーションに頭がクラクラする。
頭がぼーっとして、体は熱く興奮して。ぼんやりしていて今気づいたが…
もしかして、この流れまずくないか。
「実演付きで教え…ます…ッね…!♡」
そうして自身の穴を指で掻き回したあと、くぱぁ…と広げて糸を引く入口を見せつけてきた後輩は、俺のズボンをするりととっぱらってしまい、俺のブツを愛おしげに見たあと挿入し始めた。
「ば…っ…おま、昨日もやったのに…!今片付けしたばっかだっただろ…!」
「いいじゃないですか♡明日も学校休みなんだし、先輩ももうここまで来て辞めるなんてできないでしょう♡ほら、諦めて僕の淫乱マンコ使って性処理してくださいよ…♡」
「うっ…♡締め付けがすごい…っ」
「淫魔なので、精液とか精気とか…そういうのがないと…♡僕達生きていけないんです…っ…はぁ…でも、僕最初は好みの人間じゃないと嫌だったので…♡人間の精気をちょっとずつ貰って我慢してたんです…♡♡あんなにおなかいっぱいで満たされたの♡昨日が初めてで…んっ♡♡っひゃあ♡」
「…っ…♡」
後輩は俺の上でゆっくり動きながら、まるでじっくりと味わうようにそのナカで俺のモノを締め付けたり吸い付いたりして射精を促そうとする。
そんな後輩の思いどおりになるのがなんだか癪で、俺は後輩を床に押し倒して、さきほどまでとは逆の体制になった。中は繋がったままなのでそれが擦れて互いから息の詰まった喘ぎ声が漏れる
「そうかそうか…じゃあ、また今日も腹一杯になるまで詰め込んでやるよ…っ…下の口の方からな……♡」
「…っ…ひゃい♡♡僕のナカ、すきにしちゃってくらさい♡♡♡」
互いにまたスイッチが入ってしまった俺たちは、せっかく綺麗にしたベッドの上でまた事に及ぶのだった。
「んぐああっ♡♡ううう♡♡っおっきい♡もうはいらない、もうはいらないれしゅから♡♡♡♡」
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「うぅぅああ♡♡♡♡ひゃんっ♡♡」
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