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拷問6日目 〜朝の部〜

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「ルタ。」
「……」

リーモンは拘束されたルタの頬を撫でる。

「調子はどうだ…?ちゃんと眠れてるか?」
「……」

ルタは静かにかぶりを振る。

「よしよし。休み明けだし軽めの拷問で済ませるからな。」
「……」

拷問の時間が始まった。

「今朝は…これだ。」

リーモンは香を取り出すと火をつけ、魔法で結界を作りルタを内部に閉じ込める。

「……っ。」

ルタは澄ました表情をしていたが、香の煙が結界内に充満するにつれて、徐々にその顔色を変える。

「ふうっ……ふぅっ……」

覚えのある衝動。
胸の鼓動が強まり、下腹が疼き、肉棒が聳り立つ。

「ん、もう充分だな。」

リーモンは結界を解除し香を消すと、欲情しきったルタにのしかかり、その様をつぶさに鑑賞する。

「はぁーっ……はぁーっ……」

ルタは内なる欲望を発散させようと、身をくねらせるように踠く。

「オイオイ、落ち着けよ。
いま楽にしてやるから。」

リーモンはルタの首筋に唇を押し当て、其処から鎖骨、胸、とゆっくり下りるようにキスをする。

「……っ……んぅ、っ……」

ルタはピクリピクリと小刻みに跳ね、その吐息は切なげだ。

「どうした?俺に何かしてほしいのか?」
「あ……うぅ……」
「言えよ。言わねえと分からねえだろ?」
「……っ。」

ルタは泣きそうな顔で口を開く。

「……俺の……ムスコを……」
「あ?お前に息子なんかいねえだろ?」
「っ……俺の…チンポを、しごいてください…」
「フン、最初からそう言えってんだ。」

退屈しのぎか手癖のように、リーモンはルタの肉棒を弄う。

「…っ!」
「ほぉら、シコシコシコー。」

根本から亀頭まで往復を繰り返して摩ると、ルタは痺れたかのように震え仰け反る。

「気持ちいいかよ、え?
伝説の勇者の息子様ともあろう御方が、まともに戦闘もできねえ雑魚魔物に、良いようにチンポ扱かれて、犬コロみてえに喜んで。
一族の連中に知られたら恥どころの話じゃねえなあ?」
「…っ!!!」

蕩けていたルタの目に鋭さが入る。

(ふむ、やはりか。)

言葉と手で責めながら、リーモンはそれを冷静に分析する。
どうやらルタは伝説の勇者の息子であることを引き合いに煽られると、怒りを覚えるようだ。
何故だ?
自分が伝説の勇者の息子であることに、高いプライドを持っているからか?

(いや…違うな。それなら鼻で笑って受け流せばいい。
コイツの場合は、その逆だ。)
「…っ!!!」

熟考している間に、ルタの肉棒から白濁が飛び散る。

「おおっとぉ……もう射精たのか。
本当に、若いっていいなあ。」

リーモンは手にベットリとついた白濁を、ケーキについたクリームのように舐めとる。

「……」
「ご馳走さん。言うまでもなく最高だったぞ。
なんたってお前はクソの味まで一流なんだからなあ。」
「…っ!!」

羞恥に耐えきれず目を逸らすルタの耳元で囁いてやれば、彼は紅潮してかぶりを振る。

「クックック……今回の拷問はこれで終わりだ。
じゃあな。」

ある程度満足し情報を得たリーモンは、道具を片付けて地下牢を後にした。
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