悪意の噂のせいで孤立している僕を助けてくれたのは、美貌の公爵令息だった。

 男爵令息クリフは、悪意の噂から一部生徒から嫌われていた。ある日、寮に帰宅すると公爵令息セルドアと同室にされてしまう。元々1人部屋だった公爵令息セルドアが、何故クリフの元にやってきたのか分からず、寮の決まりで一緒に生活することになる。

 一緒に生活をするうちに、セルドアに片思いをしていると噂されるクリフ。クリフは普通に女の子が好きで、好きになった子を教えると横取りされるため言えなかっただけだった。ポーションと偽って貰った媚薬を飲んで、クリフは倒れてしまう。

 苦しむクリフを助けようとセルドアと一線を越えてしまい、クリフが断るが強制的にふたりは恋人同士になる。いくら否定してもセルドアはクリフを諦めず、学生の間だけだと約束をする。

 隠れて付き合っていたが、前世の記憶があるヒロインや悪役令嬢に全校生徒の前で咎められる。
 そこに現れたセオドアは彼女たちに告げるのは――。
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