引きこもり令嬢、走る

一年間、自室に引きこもっていたブランシェール公爵令嬢オルフェリア。

原因は、婚約発表の夜会で盛大に転んだあの日——。
自信も外出も失い、誰とも会わずに過ごしていた彼女のもとへ、ある日一羽の鳥が飛んでくる。
そしてその鳥は、ありえない言葉を告げた。

『オルフェリア、助けて——』

それは、かつての親友ルカからのSOS。
勇気などない。けれど放っておくこともできない。
婚約者である第二王子フェルティスの助けを借りながら、
オルフェリアは自ら動き出す決意をする。

失敗ばかりの引きこもり令嬢が、たった一度の勇気を振り絞って走り出す。

※短編を加筆した連載版です。
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