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ティナ視点
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身体に感じるほど、冷気が来ていた。
ショーン王子達はお酒を飲んでご機嫌だからか、まだわからないようだが、お腹が露になっている踊り子の服の私は寒い!
そして、段々と冷たくなっている私に、私の腕を掴んでいるショーンが気付いた。
「どうした…?冷たいぞ…?温めてやろう」
「いやっ!」
これ以上触られたくなくて、ショーン王子をはたくように拒むと、ショーン王子はプライドを傷つけられたのか、ご機嫌な顔から怒った顔になった。
「何をする!」
「止めて下さい!」
さっきまで、小さな声で話していたが、大きな声を出すとショーン王子は少しだけ気付いた。
「その声…どこかで…」
しまった!?
そう思った瞬間に床が爆発し、氷の塊が縦横無尽に現れた。
その場にいたものは、皆驚き叫んだ。
そして、床から湧き出た氷を見たものは恐怖した。
「ヒィッ…!?」
「し、死体!?」
この混乱に乗じてでも早く逃げないと!
急いで立ち上がろとすると、ショーン王子が逃がさないとでも言うようにまた掴まえて来た。
「女!貴様驚いてないな!?」
「離して!」
「ロニー!この女を連れて行け!!」
「イヤァ!!」
「……………………………………」
連れて行かれたくなくて叫ぶと、ショーン王子は無言だった。
「………あの………」
ショーン王子はキョロキョロしている。
「ロッ…ロニーはどこだ!?」
「知りません!」
私がショーン王子のいうロニーって人を知っているわけがないでしょう!!
「ロニーーー!?」
ショーン王子はロニーと雄叫びのように叫んでいた。
ショーン王子達はお酒を飲んでご機嫌だからか、まだわからないようだが、お腹が露になっている踊り子の服の私は寒い!
そして、段々と冷たくなっている私に、私の腕を掴んでいるショーンが気付いた。
「どうした…?冷たいぞ…?温めてやろう」
「いやっ!」
これ以上触られたくなくて、ショーン王子をはたくように拒むと、ショーン王子はプライドを傷つけられたのか、ご機嫌な顔から怒った顔になった。
「何をする!」
「止めて下さい!」
さっきまで、小さな声で話していたが、大きな声を出すとショーン王子は少しだけ気付いた。
「その声…どこかで…」
しまった!?
そう思った瞬間に床が爆発し、氷の塊が縦横無尽に現れた。
その場にいたものは、皆驚き叫んだ。
そして、床から湧き出た氷を見たものは恐怖した。
「ヒィッ…!?」
「し、死体!?」
この混乱に乗じてでも早く逃げないと!
急いで立ち上がろとすると、ショーン王子が逃がさないとでも言うようにまた掴まえて来た。
「女!貴様驚いてないな!?」
「離して!」
「ロニー!この女を連れて行け!!」
「イヤァ!!」
「……………………………………」
連れて行かれたくなくて叫ぶと、ショーン王子は無言だった。
「………あの………」
ショーン王子はキョロキョロしている。
「ロッ…ロニーはどこだ!?」
「知りません!」
私がショーン王子のいうロニーって人を知っているわけがないでしょう!!
「ロニーーー!?」
ショーン王子はロニーと雄叫びのように叫んでいた。
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