GOD SLAYER’S

― 第四章・西陸行路 ―

第141話 変転

討伐チームが、仲間の遺体を山頂に埋葬していく。

その最中さなかに、隊長が[ブレスレット]を用いて、ギルドに報告している。

数十分後、彼の“イベントリ”に報酬が支払われた。

隊長が、紫蓮しれんたちにも金貨を分け与えていく……。


ここで、進化したサーヴァント達を、確認しておこう。


まずは、撫子なでしこのところのサーヴァントである。

オスのワーキャット（猫の獣人）は、165㎝だった身長が175㎝になっていた。

オスのアルミラージは、普通の兎の10倍ぐらいの大きさになったようだ。

メスのゴブリンは、背丈が165㎝の“ゴブリーナ”になっている。

メスのヘルハウンド（犬の半獣）は、160㎝だった身長が170㎝になった。

サンダーバードは、3.5Mくらいだった全長が5.5Mになっているみたいだ。


次は、涼音すずねのところである。

九尾きゅうびの白狐は、3M程の全長が5Mになっていた。

メスのラミアは、上半身の人間の部分は70㎝のままで、2.5Mだった下半身の蛇の部分は5Mになったようだ。

オスの鎌鼬かまいたちは、120㎝だった背丈が150㎝になっている。

オスのワーウルフ（狼の獣人）は、160㎝の身長が170㎝になった。

朱雀すざくは、3.5Mだった全長が5Mになっているみたいだ。


続いては、ペイニーのサーヴァントである。

オスのポイズンスライムは、背丈が165㎝となったうえに、全身が黄色の“コンフュージョンスライム”になっていた。

オスのブラックオークは、3Mだった身長が4Mになったようだ。

メスで羊の獣人は、160㎝だった背丈が165㎝になっている。

メスのサラマンダーは、1.5Mだった全長が3Mになった。

性別不明のコカトリスは、通常のニワトリよりも5倍の大きさになっているみたいだ。


更には、タリアノのところである。

オスのリザードマンは、170㎝だった背丈が180㎝になっていた。

オスのマンティコアは、2.5Mだった全長が4Mになったようだ。

メスのジャガー（二足歩行）は、160㎝だった背丈が170㎝になっている。

メスのホルスタウロスは、2Mだった身長が3Mになった。

ウッドゴーレム樹木人形は、背丈が4Mのままだ。


お次は、グーランのサーヴァントである。

メスのワーバットは、1Mだった背丈が1.5Mになっていた。

メスのモスマンも、やはり、1Mだった身長が1.5Mになったようだ。

オスのジャッカロープは、平均的なウサギほどだった体長と角が5倍の大きさになっている。

オスのグリフォンは、3Mだった全長が4Mになった。

オスのケルベロスもまた、3Mから4Mの大きさになっているみたいだ。


最後は、ランソワのところである。

メスのホワイトドラゴン白竜は、2.5Mだった全長が5Mになっていた。

メスのアルラウネは、下半身の花も含めて150㎝だった背丈が160㎝になったようだ。

メスのパピヨンは、1Mだった身長が1.5Mになっている。

オスのユニコーンは、平均的な馬と同じサイズだったのが、角も含めて、2倍の大きさになった。

オスの白山羊やぎは、170㎝ぐらいだった背丈が180㎝になっているみたいだ。


ちなみに、ウッドゴーレム以外のサーヴァント達は、スキルや魔法の威力が増していたり、言葉を喋れるようになっている。

また、なかには[武器伝導]を収得した者らもいるようだ。

いずれにしろ、パーティーは、より頼もしくなったのだった―。