2度目の恋は白薔薇と。

誕生日の夜、いつきの自宅に突撃訪問してきた部下のりゅうせい。

いつもの「あざとい部下」の仮面はどこへやら、彼は今、最高に余裕のない顔でいつきを壁際に追い詰めていた。

「誕生日なのに、来たの?」

「…誕生日なのに来たの。」

自分の大切な日に急に来たわけなんて、話さなくてもわかってる。

離婚の傷跡だの、幸せになっちゃいけないだの、いつきが抱える拗らせた呪縛なんて、りゅうせいの辞書には載っていない。

彼はいつきの悩みを無邪気さで塗りつぶしていく。

芳本 いつき(よしもと いつき)
• 立場: 住宅設備メーカーの課長。りゅうせいの上司。

• 性格: 仕事は完璧で部下からの信頼も厚いが、プライベートではどこか寂しげ。実はバツイチ。かつての家庭を「幸せにできなかった」という強い罪悪感と懺悔を抱え、「自分は幸せになってはいけない」という呪縛に囚われている。
• 魅力: クールな仮面の下にある、脆くて純粋な心。りゅうせいの真っ直ぐな愛に触れ、少しずつ「甘え方」を覚えていく姿にギャップがある。

りゅうせい
• 立場: いつきの部下。
• 性格: 普段は周囲を翻弄する「あざとい部下」を演じているが、実は一途で独占欲が強い。いつきを愛するあまり、ふとした瞬間に余裕を失い、口調が荒くなる「素のゴリラくん」が顔を出す。


だいき
• 立場: いつきの親友。同僚。
自由奔放な性格。
• 性格: 「大人なら避妊具を持ち歩くのが常識」と公言するような、少し食えない男。りゅうせいとは違うベクトルでいつきを気にかけている。

いっちゃん
• 立場: いつき、だいきの部下。りゅうせいの同期。お調子者のムードメーカー。
• 性格: 「俺も俺も星人」。誰とでも仲良くなれるが、時々空気を読まない(読んでいるのにわざとやる)こともある。
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