かあさんのヒミツ

ぼくのかあさんは、ちょっとふとっている

ぼくがほいくえんのころは、わりとほそかったきおくがある

すいようび、ぼくはいつもよりはやくがっこうからかえった

いつものようにカバンをおろして、かあさんのまつリビングにいった。

かあさんはひるねをしていた。

まいにちではないが、たまにねているひがある。

それでもかえってきたのがわかるのかめをあけて、おかえりという。

かあさんはふとっているのをきにしている。

さいきんシックスパックとよばれるようなしなものがあるが、ねだんがたかいのでやすいものをこうにゅうしたみたいだ。

ぼくは、ねころがってそれをつけてブルブルしているかあさんがなんだかおかしい。

ところがそれもみっかぼうずみたいだった。

いまではぼくのおもちゃになりつつある。

きょうぼくは、たまたまゴミぶくろのなかをみた。

きょうはゴミのひだったから、あたらしいふくろにはほとんどはいっていない。

そのなかにナイロンぶくろから、みおぼえのあるかみぶくろがすけてみえていた。

そう!マクドナルドのふくろだ。

ぼくはいっしゅんあれ?っとおもったが、やっぱりあやしい。

ぼくはなかなかマクドナルドはたべさせてもらえない。からだにわるいとかいわれるからだ。

なんでいまあるのだろう?

かあさんにきいてみたら、いぜんたべたゴミがでてきたなんていう。

もうウソはおみとおしだ。

おもいおこせばまだまだあるぞ!

れいとうこのおくにはアイス

れいぞうこのおくにはプリン

そうなのだ!かあさんはひとりだけぜいたくをしている。

ぼくはかあさんのヒミツをしってしまった。

ひるねちゅうのかあさんをよこめに
、ほんとうのトドのようにみえてきた。

かあさんがひるねからおきて、ゆうはんのじゅんびをしているとき

かあさんかくしてることあるやろ?といってといただしてみた。

するとかあさんは、ニコニコしながら、かばんのなかにアメひとふくろあるやろ?といってきた。

ぼくはゆるしてしまった。

まんまとのせられてしまった。

おとなはずるい。

そうおもったいちにちだった。






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