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同棲の始まり
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真尋は声が洩れないよう枕に顔を埋め、腰を高くあげた格好で海里に後孔を指で解されていた。
優しく抱くと言った通り、海里の指の動きは緩やかで、閉ざされた蕾を傷つけないようにゆっくり慣らしていく。入口ばかりで奥まで触られない海里の指の動きはもどかしく、真尋は切なく感じていた。
「ゆっくり挿れるから···声、我慢して···」
海里はゆっくりと腰を推し進めた。少しずつ入り込んでくる所為か、海里の硬い雄を何時も以上に存在を感じとってしまう。
「···っつ···んぅ······」
真尋は口元を手で覆い、口を突いて溢れてしまいそいになる甘い声を押し殺した。ドアを挟んだ向こうには人がいる。快楽に酔いしれた甘い声を出すわけにはいかない···そんな抑圧された状況に真尋はゾクゾクと痺れに似た快楽が下肢に走り抜けるのを感じた。
「───んんっ···」
脚の筋がピンと張り、快楽に耐えている事が海里にも伝わる。
「声が出せないのに···いつもより感じちゃってる?」
海里の言葉ですら、今の真尋にとっては欲情をそそられる媚薬になりうる。
「···うっ···だ···め···っつ···言わない···で···」
奥まで海里を飲み込んだ真尋は浅く呼吸を繰り返し、飲み込まれそうになる快楽を逃がそうとした。そうしなければ、もっと···とせがんで快楽を追い求めるように甘い声が零れそうだった。
「はっ···ぁ···んぅ···はぁ··はぁ···っつ···」
海里は動いていないのに、中を埋め尽くす陰茎の形を内壁が包み込み、その質量に淫らな欲情が生まれる。
「ぁっ···だめ···んぅっ···ぁぁっ···」
声を懸命に抑えてながら、真尋の腰が悶るように揺らぐ。
「真尋···俺は動かないから、自分で動いてイってごらん···」
「うっ···んんっ···あっ···っ···」
感じ過ぎないように···でも、気持のいい刺激を求めて真尋は自ら腰を揺らした。
腰を高く上げ、内部へ招き入れるような動きで揺れる真尋の腰を眺めていた海里は、その凄艶さに自身の欲望をさらに大きくさせた。
「っつ!···あっ···あっ···イき···たい···海里ぃ··」
海里の欲情を感じた真尋は、悩ましげな声で名前を囁く。
「···手伝って欲しい?」
「ん···イかせて···」
「口···抑えて···」
真尋は声が洩れないように両手で口元を覆った。
海里は真尋の半身に手を伸ばした。シーツを汚さないように被せたゴムごと上下に扱きながら、腰を最奥へと突き上げるように腰を押しつけた。
「っつ···んぅっ···ん··んッ···ふっ··うぅっ···」
くぐもった声の中に甘い色が混じり、淫らに悶る真尋の躰に海里の欲望は高みへと上り詰めていく。
「声、我慢してる真尋···そそられる···」
卑猥な言葉を囁かれた真尋は、背筋を快楽が走り抜けるのを感じた。
「···んぅっ ────···」
それと同時に海里の手の動きに合わせビクビクと震えながら精を放った。
「真尋···っつ···」
何時もよりキツイ締めつけに海里は眉を顰め絶頂を迎えた。
海里の腕の中に抱かれながら、同僚達がいるのにシテしまった···と、自己嫌悪に陥っていた。しかも、最後は海里を求めて自分から腰を···。
思い出して真尋は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「···真尋、そんな可愛い顔してると、またシタくなるんだけど···」
腕の中で恥じらっている真尋の姿が可愛くて、海里はくすりと笑う。
「っ!」
海里の言葉に逃げ腰になった真尋の躰を逃さないように腕に力を込めて海里は抱きしめた。
「もうしないから、逃げないで···」
「······」
本当だろうか、とつい疑いの眼差しを送ってしまう。そんな真尋の視線に、信用ないなぁ···と海里は苦笑した。
そして優しく額に口づけた。
「真尋···俺の側にいて···」
「···うん」
真尋は頷きながら海里の背に手を回す。
一緒にいたい
三浦に襲われ海里が自分の為に駆けつけてきてくれたあの日から、強くそう願うようになっていた。
女性と違い結婚という目で見える確かなもので繋がる事は出来なくても
彼と人生を共にしたい···
海里も自分と同じ気持ちでいてくれるだろうか···と、少し不安な気持ちで彼の体温を肌で感じていた。
優しく抱くと言った通り、海里の指の動きは緩やかで、閉ざされた蕾を傷つけないようにゆっくり慣らしていく。入口ばかりで奥まで触られない海里の指の動きはもどかしく、真尋は切なく感じていた。
「ゆっくり挿れるから···声、我慢して···」
海里はゆっくりと腰を推し進めた。少しずつ入り込んでくる所為か、海里の硬い雄を何時も以上に存在を感じとってしまう。
「···っつ···んぅ······」
真尋は口元を手で覆い、口を突いて溢れてしまいそいになる甘い声を押し殺した。ドアを挟んだ向こうには人がいる。快楽に酔いしれた甘い声を出すわけにはいかない···そんな抑圧された状況に真尋はゾクゾクと痺れに似た快楽が下肢に走り抜けるのを感じた。
「───んんっ···」
脚の筋がピンと張り、快楽に耐えている事が海里にも伝わる。
「声が出せないのに···いつもより感じちゃってる?」
海里の言葉ですら、今の真尋にとっては欲情をそそられる媚薬になりうる。
「···うっ···だ···め···っつ···言わない···で···」
奥まで海里を飲み込んだ真尋は浅く呼吸を繰り返し、飲み込まれそうになる快楽を逃がそうとした。そうしなければ、もっと···とせがんで快楽を追い求めるように甘い声が零れそうだった。
「はっ···ぁ···んぅ···はぁ··はぁ···っつ···」
海里は動いていないのに、中を埋め尽くす陰茎の形を内壁が包み込み、その質量に淫らな欲情が生まれる。
「ぁっ···だめ···んぅっ···ぁぁっ···」
声を懸命に抑えてながら、真尋の腰が悶るように揺らぐ。
「真尋···俺は動かないから、自分で動いてイってごらん···」
「うっ···んんっ···あっ···っ···」
感じ過ぎないように···でも、気持のいい刺激を求めて真尋は自ら腰を揺らした。
腰を高く上げ、内部へ招き入れるような動きで揺れる真尋の腰を眺めていた海里は、その凄艶さに自身の欲望をさらに大きくさせた。
「っつ!···あっ···あっ···イき···たい···海里ぃ··」
海里の欲情を感じた真尋は、悩ましげな声で名前を囁く。
「···手伝って欲しい?」
「ん···イかせて···」
「口···抑えて···」
真尋は声が洩れないように両手で口元を覆った。
海里は真尋の半身に手を伸ばした。シーツを汚さないように被せたゴムごと上下に扱きながら、腰を最奥へと突き上げるように腰を押しつけた。
「っつ···んぅっ···ん··んッ···ふっ··うぅっ···」
くぐもった声の中に甘い色が混じり、淫らに悶る真尋の躰に海里の欲望は高みへと上り詰めていく。
「声、我慢してる真尋···そそられる···」
卑猥な言葉を囁かれた真尋は、背筋を快楽が走り抜けるのを感じた。
「···んぅっ ────···」
それと同時に海里の手の動きに合わせビクビクと震えながら精を放った。
「真尋···っつ···」
何時もよりキツイ締めつけに海里は眉を顰め絶頂を迎えた。
海里の腕の中に抱かれながら、同僚達がいるのにシテしまった···と、自己嫌悪に陥っていた。しかも、最後は海里を求めて自分から腰を···。
思い出して真尋は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「···真尋、そんな可愛い顔してると、またシタくなるんだけど···」
腕の中で恥じらっている真尋の姿が可愛くて、海里はくすりと笑う。
「っ!」
海里の言葉に逃げ腰になった真尋の躰を逃さないように腕に力を込めて海里は抱きしめた。
「もうしないから、逃げないで···」
「······」
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そして優しく額に口づけた。
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真尋は頷きながら海里の背に手を回す。
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