上司と部下の恋愛事情

朔弥

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番外編

犬派?それとも猫派? 3 ※

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 ソファーの上で真尋はズボンと下着を脱ぎ、おずおずと海里に背を向けながら上半身をソファーに委ねた。
 シャツは脱いでいないが、四つん這いの体勢では恥ずかしい部分が余すことなく海里の視界にさらされる。
 玩具を挿れて貰う為に腰を突きだすように待つのはこの上なく恥ずかしい。
 しかも、昼の明るい部屋で···。
「挿れるなら···は···やく···」
 恥ずかしさを振り払うように平静を装いながら言う真尋に、海里は臀部にちゅっ··と口づけながら、
「駄目だよ···慣らしてからじゃないと···」
 と言い、硬く閉じている秘部を人差し指で優しく撫でた。
「っ···!」
 いつも海里を受け入れているソコは、優しく撫でられただけでゾクリと快楽の期待に震える。
「ふふっ···恥ずかしいのに、ココは挿れて欲しそうにヒクついて···えっちだね」
「·······違っ···」
 わざと煽る言葉を言われ、真尋は耳まで真っ赤にしせ顔をソファーに伏せ、小さく呟くように声を漏らした。

 これ以上言えば、本気で嫌がって逃げられてしまいそうだ。
「もう言わないから···」
 海里は優しく頭を撫でた。
「·········」
 真尋はチラリと視線だけを海里に向けた後、また直ぐに顔を隠す。
 照れたような怒っているような表情だったが、体勢は腰を上げたままの所を見ると、まだ続ける事を許してくれたようだ。
 海里は口元に笑みを浮かべると、真尋から躰を離し箱に手を伸ばした。
 猫耳と一緒に注文していたローションのボトルを箱の中から取り出す。直接、臀部に垂らしては冷たいだろうと、キャップを開けトロリと手のひらに少し垂らした。
 体温で多少の冷たさは無くなっただろうか。
 海里はローションを閉ざされた入口に塗り込むように指で撫ぜながら中指をゆっくりと中に挿れていった。
 入口の浅い位置で前後にゆっくりと動かしながら、玩具をこれから挿れられると緊張で強張っている真尋の後孔をほぐしていく。
「んっ···」
 何度か抜き差しを繰り返すうちに、真尋の唇から感じ始めた甘い吐息が微かに聞こえ始める。
 快楽に緊張が解れ躰の力が抜けてきた事に気づいた海里は、中に挿れる指に人差し指を増やしていった。
 二本の指で入口を広げるように左右に開いたり、内壁を優しく撫ぜながら真尋の感じやすい前立腺の位置を探っていく。
「んあっ···!」
 柔らかな内壁のなか、他とは違う少し硬い感触の膨らみを指の腹ですりすりと撫ぜると、真尋はびくん··と躰を震わせ、甘い嬌声を零した。
「···ここが気持ちいいの?」
 問いかけながら、海里は何度も指で優しく触れた。
 
 気持ちいい···

 だが、優しすぎる刺激に真尋の中は、物足りない···と内壁が海里の指に絡みつくように収縮する。
「んぅ······か···いり···それじゃ···」


 イけない···


 真尋は無意識のうちに上半身を低く落とし、腰は高く上げるように突きだす格好をしていた。
「今···挿れてあげる···」
 海里の言葉と共に指が引き抜かれたかと思うと、柔らかく解された後孔に弾力のある玩具の先端が押し当てられた。
「──っ」
 心地よい快楽に浸っていた真尋だったが、後ろに触れたシリコンの感触に一気に現実に引き戻された。
 人肌の温もりのない、冷たい感触。
 

 そういえば···猫のしっアレぽを挿れる為に慣らされていたんだった···


 玩具しっぽの存在を思い出した真尋は、
「まっ···待って···やっぱり、まだ···」
 挿れるのは抵抗がある、と逃げかけた。だが、逃げるより先に海里は玩具を真尋の中へと埋めていった。
「やっ···っつ···」
 ローションで濡れている入口は、侵入させまいと力を入れているにもかかわらず、先端をゆっくりと飲み込んでいく。
「···ん···ぅ···やだぁ···」
 先の部分が中に入っている。指でも海里のモノでもない異物の感覚に、真尋は不安そうな声を漏らす。だが、その声には不安だけではなく快楽を感じている甘い吐息が微かに混じっていた。
 微熱を帯びた吐息に、完全に拒絶しているわけではないと感じ取った海里は、次に連なる丸い形をしている部分を中へと押し挿れた。
「んんっ······」
 肩を震わせ、中をゆっくりと進む異物の感触に耐える。
「力入れないで···ゆっくり息して···」
 玩具を中に挿れられる事に自分で思っている以上に緊張していたようで、海里の声で真尋はいつの間にか自分が息を詰めていた事に気づく。
「っ···はぁ···っ···」
 短く息を吐き、浅い呼吸を繰り返した。


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