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7章
42話《朝食》
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目を覚ました時には彼の温かさがしっかりと感じられ、俺は幸せだなと感じた。
今までは目を覚ました時はいつも一人でなにか物足りなさを感じていた。
それが今、満たされているのだ。
まだふわふわとする視界には彼の寝顔が映し出されていて……
「雅斗さん……」
頬ずりをすると、彼はやんわりと微笑み
「んー………」
と、だけ言ってまた眠りについた。
「あ、そうだ……」
俺は彼を起こさないように静かにベッドを離れ、1階に降りた。
***
「お、綺麗にできた~」
鼻歌を歌いながら卵焼きを皿に移す。
ザ・日本の朝食、みたいな感じになってしまったが……
折角、彼の家に来たんだ。
朝食くらい作って上げたいと思ったのだ。
すると、ちょうど出来上がったタイミングで彼が階段を降りてくる音がしてキッチンに彼の姿が見えた。
「おーはよ、愁里~朝ごはん作ってくれたの?」
寝ぼけた雅斗さんが俺に抱きつく。
ふぁあ……と欠伸を着く彼は、何とも無防備で愛らしかった。
「はい!俺雅斗さんのためにーって頑張って作っちゃいました!味は保証できないけど……」
「ありがと、昨日晩飯食べてないし腹減ってたんだよなぁ~愁里も一緒に食べよ?」
彼は俺をテーブルに誘い、一緒に朝食を摂ることになった。
今までは目を覚ました時はいつも一人でなにか物足りなさを感じていた。
それが今、満たされているのだ。
まだふわふわとする視界には彼の寝顔が映し出されていて……
「雅斗さん……」
頬ずりをすると、彼はやんわりと微笑み
「んー………」
と、だけ言ってまた眠りについた。
「あ、そうだ……」
俺は彼を起こさないように静かにベッドを離れ、1階に降りた。
***
「お、綺麗にできた~」
鼻歌を歌いながら卵焼きを皿に移す。
ザ・日本の朝食、みたいな感じになってしまったが……
折角、彼の家に来たんだ。
朝食くらい作って上げたいと思ったのだ。
すると、ちょうど出来上がったタイミングで彼が階段を降りてくる音がしてキッチンに彼の姿が見えた。
「おーはよ、愁里~朝ごはん作ってくれたの?」
寝ぼけた雅斗さんが俺に抱きつく。
ふぁあ……と欠伸を着く彼は、何とも無防備で愛らしかった。
「はい!俺雅斗さんのためにーって頑張って作っちゃいました!味は保証できないけど……」
「ありがと、昨日晩飯食べてないし腹減ってたんだよなぁ~愁里も一緒に食べよ?」
彼は俺をテーブルに誘い、一緒に朝食を摂ることになった。
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みんなの感想(2件)
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更新ありがとうございます!
相変わらずえちぃ笑笑
どうなるのかなwktk
無理なさらず頑張ってください!
更新遅くなってしまってすいません(;´・ω・)
地道に更新していきますのでよろしくお願いしますm(*_ _)m
ギャンかわ
萌えるわぁ、主人公かわいスグル続き期待!!
無理せず更新頑張ってください!
感想ありがとうございます!
そう言って貰えるととても嬉しいです!
頑張って続き書いていきますので(;´・ω・)
これからも応援してくれれば幸いですm(*_ _)m