ウクハ。湖の底の村
水の上と下に分けられた二つの村。そこを行き来できる唯一の少年。水面をはさんで見つめ合う母と娘…届かない言葉があった。渡れない水があった。それでも毎日来た。その静かな繰り返しが、波紋になっていた。波紋は水面に生まれ、底へと降りた。上の村のひとが来るたびに、底の村のひとの水面が少しだけ揺れた。それが届いていたかどうか、誰も知らなかった。でも揺れていた。
文章 Claudeの紡
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