50 / 109
第四十九話 実家にて〜その十六
しおりを挟む
「・・・・・・正直、また同じことが起こるんじゃないかって思うのとお父さんが女の人と家を出た日のことを思い出すから・・・・・・」
「・・・・・・あなたのお父さんは外で女を作って家を出て行ったんですか?」
「そう。お母さんと離婚してね」
「そうですか・・・・・・うちはお父さんが当たり前のように風俗に通ってました」
「えっ?」
「お母さんは怒りもせず、悲しげに受け入れていました・・・・・・」
「・・・・・・」
「だから、最初はそれが当たり前だと思ってました」
「・・・・・・そうなんだ」
「風俗はお金を払ってるから浮気じゃないってお父さんは言ってましたが、女からしたら十分浮気です」
「・・・・・・そうだね」
「男はみんな、なんだかんだ言いながら浮気するんです。だから・・・・・・」
確かにそうかも・・・・・・
「それは聞き捨てならないな!」
「!」
「確かにそう言う男もいるが、中には風俗も含め浮気しない男だっている」
「・・・・・・あなたは彼女いたことはあるんですか?」
「あるけど、それが何か?・・・・・・」
「その時に風俗を含めた浮気はしたことないんですか?」
「ないよ」
「本当ですか?」
「本当だよ」
「・・・・・・それが本当ならあなたはすごいですね」
「そんなことないさ」
「そうですか・・・・・・」
二人が話をしていると、
「幸姉!お巡りさん来たよ!」
千冬が大きな声で報告する。
「うん。ありがとう」
その後、凶器に使われたサバイバルナイフは押収され、芽衣は大人しく警察に逮捕され、連行されて行った。
「・・・・・・あなたのお父さんは外で女を作って家を出て行ったんですか?」
「そう。お母さんと離婚してね」
「そうですか・・・・・・うちはお父さんが当たり前のように風俗に通ってました」
「えっ?」
「お母さんは怒りもせず、悲しげに受け入れていました・・・・・・」
「・・・・・・」
「だから、最初はそれが当たり前だと思ってました」
「・・・・・・そうなんだ」
「風俗はお金を払ってるから浮気じゃないってお父さんは言ってましたが、女からしたら十分浮気です」
「・・・・・・そうだね」
「男はみんな、なんだかんだ言いながら浮気するんです。だから・・・・・・」
確かにそうかも・・・・・・
「それは聞き捨てならないな!」
「!」
「確かにそう言う男もいるが、中には風俗も含め浮気しない男だっている」
「・・・・・・あなたは彼女いたことはあるんですか?」
「あるけど、それが何か?・・・・・・」
「その時に風俗を含めた浮気はしたことないんですか?」
「ないよ」
「本当ですか?」
「本当だよ」
「・・・・・・それが本当ならあなたはすごいですね」
「そんなことないさ」
「そうですか・・・・・・」
二人が話をしていると、
「幸姉!お巡りさん来たよ!」
千冬が大きな声で報告する。
「うん。ありがとう」
その後、凶器に使われたサバイバルナイフは押収され、芽衣は大人しく警察に逮捕され、連行されて行った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる